プロフィール

schnauzer

Author:schnauzer
脱原発にめざめました。
再生可能エネルギーにも大いに興味あり。
学んだこと、見聞きしたことを綴っていきます。一緒に考えませんか?

カレンダー

09 | 2017/10 | 11
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31 - - - -

フリーエリア

最新記事

カテゴリ

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

リンク

検索フォーム

RSSリンクの表示

スポンサーサイト

--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

がれきが少なくなって 広域処理は大半終了

2013.02.12 00:06|がれき処理問題
本日2/11 東京新聞こちら特報部

がれき激減で、広域処理の大半が3月末で打ち切り

宮城、岩手両県の震災がれきを被災地以外で処理する「広域処理」の大半が、来月末で打ち切られる。必要量が当初の推計の6分の1にまで激減したためだ。

受け入れ先では放射能汚染への不安にとどまらず、税金の無駄遣いが指摘され、北九州市などでは訴訟にも発展した。大阪では警察の介入が問題視された。東北の地元にも反対意見が強く、旗振り役の環境省は早期撤退に追い込まれた形だ。 


自民党・相沢光哉県議は「多額の費用をかけて遠方まで運ぶ必要などなかった。受け入れ先の住民が放射能汚染を心配するのも無理はない。もともと国のトップダウンで決まった政策だ。宮城県も本音では早くとめたかったのではないか」と環境省や県の姿勢を批判した。

県議会では、党派を超えて広域処理に異を唱える議員が少なくなかった。

環境省は先月25日に広域処理の必要量を、昨年11月の136万トンから69万トンに下方修正。
当初の401万トンから実に6分の1まで落ち込んだ。

がれき総量と広域処理の必要量は見直しのたびに少なくなってきたが、環境省は「広域処理は必要」と譲らなかった。今回の下方修正も「仮説焼却炉の本格稼働で、現地の処理能力が向上した」と強弁するが、それは当初から織り込み済み。がれきの量が減り続けた結果、前倒しする以外に手がなくなったのが真相だ

相沢氏は、広域処理でなく「森の防潮堤」構想を提唱し、59人の宮城県議会全員による推進議員連盟を結成。国会や環境省、国交省に働き掛けたが、環境相は地盤沈下やガス発生の懸念を盾に認めなかった。
「生活の一部であったがれきを千年先まで生かすのが森の防潮堤だ。実現していれば、広域処理で余計な迷惑をかけずに済んだ」と、今も怒りが収まらない。

結局は税金の無駄遣い 反対派の指摘当たる ゼネコン 利権に群がる

一方、広域処理に協力した自治体は、はしごを外された格好だ。

石巻市の分を来年3月まで処理する予定だった北九州市は、3月で搬出を打ち切られる。
北九州市では北橋市長が「がれき処理なくして被災地の復興はない」と説いて以降、賛否両派が対立してきた。

反対派の斉藤弁護士は「広域処理が必要なかったことを自ら認めたようなものだ。北九州市の反対運動が広域処理の拡大を防いだ」と。現在斉藤氏ら142人は、北九州市と宮城県を相手に損害賠償請求訴訟を起こしている。

訴状によると、宮城県が処理契約をゼネコンと締結したのに、同じがれきを北九州に委託することは「二重契約に当たる」と主張。運搬費は高額だったことを税金の無駄遣いだと指弾している。

原告団は、宮城県への訴えを取り下げる方針だが、北九州市とは徹底抗戦する。

大阪市は、橋本市長の肝入りでこの1月から本格処理を始めている。
激しい反対運動が展開されてきて、ここでも260人が府・市に処理の差し止めを求める訴訟を起こしている。
もじもじ先生こと下地先生ら10人が逮捕され、6人が威力業務妨害罪などで起訴されている。

熊本一規氏は「広域処理には、ゼネコンが利権に群がった。放射能に汚染されたがれきは東京電力の負担で、福島原発周辺に集中・隔離されるべきだ。しかし、実際には広域処理と除染、避難者の帰還がワンセットで推進されている」と断じる。

=====
このがれき広域処理、どう考えても当初から怪しかったですよね。
すっかり成りをひそめましたが、絆精神論をかざしてがれき処理に賛同しないと亡国民のようなマスコミの論調は、激しかったですね。それに新聞一面のがれきの写真もありました。
皆お金=税金が流れているのですね。

また、細野前環境大臣も、北九州駅頭や京都駅頭で「みんなの力でがれき処理」とかなり激しくその必要性について叫んでいましたが、あれも何だったのでしょう。漫画のように滑稽だった。そこに野中広務氏も登場していたので何なのかと思っていたら、これも産廃利権がらみだったのですね。
環境省という役所は、他のことでもかなりひどい役所だと思っています。
物事はお金の流れを考えればよく分かるとはよく云ったものです。分かりやすい構造。

東京新聞の こちら特報部、大活躍です!!
頑張って国民の知らなくてはならないことを報せてください。応援しています。

最近の「越境汚染に警戒」とする中国からPM2・5に関する報道ですが、コメンテーターの云っていることを、そのまま放射能汚染に対する中国からの発言として聞くことが出来ます。自分の事を棚に上げるとはこのことです。
ここでも環境省が指針づくりに乗り出すようですが、よく注視しないとなりません。
環境省は予算がつけば何をするか分かりませんからね。






スポンサーサイト

広域がれき処理計画は音を立てて崩れつつある! by 青木泰氏

2012.10.21 18:00|がれき処理問題
放射能は、封じ込めて拡散しないことが原則であるのに、まだ広域がれき処理を強引に推進している、しようとする自治体があるのか、非常に違和感を持っているschnauzerは、そもそも3.11前から、日本のゴミ処理について問題があったのではないかと思い始めています。
東京のごみ処理施設からダイオキシンが検出されているという事実もありますし。

そこまで掘り下げる前に、広域がれき処理について。

3.11前から反原発を唱えてきた数少ない識者のおかげで、原発についての正論を得ることが出来ているわけですが、ゴミ処理についても、数少ないが確かな人たちにネットで巡りあいました。
そして、その人たちのがれき広域処理反対の発言は、とても説得力があります。

その一人、環境ジャーナリストの青木 泰氏の発言を、10/13震災がれき市民サミット(静岡)より要約しました。
放射能測定室『てぃーだ』より

がれき処理については大きな3つの動きがあった。
.①5.21 環境省リサイクル対策部が「災害がれきの推進についての方針」を発表。
  ②8.7 環境省が「工程表」を発表し、閣議決定された。

この二つの内容を比較すると、事態が非常に動いていることが分かる。

①で当初宮城県分127万トンを、16都府県で広域処理する方針 ⇒ ②では、東京、北九州市分のみ明記があり8万トンと随分減っている。
①岩手県のがれき98万トンを富山、静岡、大坂、埼玉、秋田で処理 ⇒ ②では、15.2万トンに減っている。

2.地元分も減っている。宮城・石巻ブロックでは鹿島JVが685万トンを2000億円で委託していた。ところが、がれきが減ったという理由で、契約変更して310万トンについて440億円契約金額を減額した。

今まで現地で処理出来ないので県外で処理すると説明してきたのに、現地で処理するがれきが少なくなって、契約変更せざるを得なくなってきている。

3.北九州市にもってくるのは、宮城の2.3万トン、東京には6万トン持ってこようとしている。
これほどの量なら宮城で充分処理可能ではないか
宮城県議会での議論の中で、これまで北九州市が体をはってがれき処理反対に対して頑張ってくれたので、お礼をするとあった。地元で処理すれば2万円/トンで済むのに、北九州に持ってくれば10万円/トンかかる。利権がらみ。
お礼は賄賂。これを県議会がチェック出来ていない。

がれき処理計画は音を出して崩れつつある!
明確に反対していくだけの客観的事実がある!

質疑:
がれきが何故減ったのか?
よく分からないが、がれき総量は3県で、2250万トンであったが、太平洋に流された分を計算に入れていなかったということなので、精査し直して減ったということだろう。最初の見積もりが適当だったということなのでは。

岩手県では、当初98万トンが15.2万トンと激減した。これだけ減れば県の担当者は大慌てになるはずだが、動揺していない。
環境省の計画と自治体の計画はべつにあったのではないか。この当たりも追及していきたい。

何故最近がれき処理についての報道がないのか?
これは本当に不思議だ。マスコミに情報提供をいろいろしているが、何故だか非常に筆が重い。
これは推測だが、こんなに国民的議論になっていることなので、1~2月に新聞の一面広告で、がれき山積みの写真により“これを放置すると災害復興が出来ない”旨の国の一方的な広告宣伝した後に、今更がれきが少なくなっているとは書けないのではないか。
消費税についても同じことが言えるのでは? 私の憶測ですが。

=====
大阪市ではがれき受け入れ反対の市民が、警察に拘留されています。
それほどまでに、がれきを燃やしたい執念が理解できません。
国民のいのちより単におカネの問題が見え隠れしますよね。
また、環境省が時節柄、これから大きな予算を引受けることを予測して、地方が少し譲って花を持たせる的な様子や、環境省が、がれき処理に対して大きな予算を確保出来たので、身の丈に合わない計画を立てたが、上手くいかなかったのに後戻り出来ずにいて居直っている様子も見えるようです。
細野氏は、「福島に寄り添っていたかったのに~~残念」みたいな発言で環境大臣を辞めたけれど、除染問題、原子力規制委員会人事問題も含めて、袋小路に入り込んでいたのではと推測しています。

東京都民としては、深く考えずに広域がれき処理を許してしまったことについて、非常に後悔をしています。
青木氏などの講演会などがあったら、是非行きたいし、何か行動があれば参加したいと思います。

青木泰のブログ




がれき処理反対議員

2012.09.15 23:20|がれき処理問題
試験焼却されてきた石巻市のがれきが、北九州市で16日から本格的な焼却に入るようです。

震災がれき:北九州市、焼却準備始まる (9/14 毎日)

北九州市は14日、宮城県石巻市のがれきを焼却する準備作業を始めた。西日本初となる震災がれきの広域処理で、17日から市内のごみ焼却工場3カ所で焼却処理される。

がれき約800トンはコンテナ106基に積まれ、専用船で13日、北九州市門司区の太刀浦コンテナターミナルに運び込まれた。14日午前9時半、ごみを保管する同市小倉北区の日明(ひあがり)積み出し基地への搬入がスタート。夕方までにコンテナ20基分約140トンを運び込む予定で、市は基地の敷地境界など5カ所で空間放射線量を測定した。その結果、普段と変わりはなかったという。

同基地から約500メートル離れた道路では、警察と市がバリケードを設置。前では、がれき受け入れに反対する市民ら約20人が「放射能ガレキNO!」などと書かれた横断幕を掲げた。

======
この記事の続報は、「九州ひまわりプロジェクト」をご覧ください。

これに対して飯田哲也氏が、【がれき焼却一時中断と説明を求める申入】をしてくれました。
山口県の市民の要請に答えた格好だと思いますが、それなら大阪のがれ処理にも反対してほしいです。

飯田氏のtwitterより

平智之議員も賛同されました!【がれき焼却一時中断と説明を求める申入】9/14午後、北橋北九州市長(参考:野田総理、細野環境大臣、山本山口県知事)に申入れ。山崎誠議員が午後に総理に届け。阿部知子・斉藤恭典・平岡秀夫の各議員も賛同



脱原発議員リストに、がれき処理反対議員の項目をたすように増えてくれるとよいのですが。

今のところ、阿部知子、齋藤やすのり、平岡秀夫、平智之 山崎 誠 の各議員

昨日、平智之議員が京都のお寺で市民と語る会をIWJの中継で見たのですが、その時にがれき処理の問題は、地元議員を差し置いて、他の地方の国会議員が出ていくのは難しいということを市民の質問に答えていましたが、こういうように賛同者なら大丈夫なのでしょう。

山崎 誠氏は、北九州まで行って市民の声を聞いています。 上記ブログ内に詳細あり。
この議員は、原発関連では及第点ですが、消費税は賛成、TPPには意見を表明していません。

他には、川田龍平議員も。

日々問題が続出しているのに、馬耳東風で代表選をしている政治家って一体何を考えているのでしょう。
野田氏など民主党の4人と、自民党の2世議員の面々。



九州の動き

2012.05.23 23:55|がれき処理問題
北九州市のがれき処理問題が続きます。

5/23 TV東京
「震災がれき」、西日本で初めての試験焼却が始まりました。北九州市は宮城県・石巻市のがれきを受け入れるかどうかを判断するため、きょうから試験焼却を始めました。反対派の市民をおとりのトラックがひきつけている間に別のトラックが、がれきを焼却場に運ぶ場面ありました。市は試験焼却で放射性セシウムの濃度を測定するなどして、安全性を確認します。

この後、市民は市役所で市長に面会を求めますが叶わず、10人ほどと秘書課の人の話合いが行われました。
代表者に会うと云われても、市民はそれぞれ個別に参加していて、誰が代表という組織はありません。市民は誰が話合いにいくかということから決めていく一般の人々です。
こういう人々を不安がらせるようながれき処理を、警察を使い、おとりのトラックを使ってまで強行する意味はどこにあるのでしょう。

がれき処理を決定してからの説明会はありました。しかし、決定する前の民主的な話合いを何度も丁寧に繰り返していくことが必要だと考えます。(東京都でも説明会は何回もありました。が、決定事項は決定されているということ。)
札幌市は決定前に話合いを行い、がれき処理でなく他の方法で(被災者の受け入れなど)被災地を援助していくことになりました。

原発関連のタウンミーティングや、各種審議会、委員会を見ていると、この国は一部で民主的な国家とは言い難いと最近思います。

そんな中で、九州で一つ明るいニュースがあります。(5/22 長崎新聞

玄海原発のある佐賀県の隣の長崎県漁連が、21日臨時理事会を開き、玄海原発の再稼働に反対する意向をしめすことを全会一致で承認し、6月14日の通常総会で正式決定する見込み。漁連として原発の再稼働反対を表明するのは全国的にも初めてめてのようです。

県北11漁協は玄海原発の半径50キロ圏内にほぼ含まれ、中でも一番近い新松浦漁協は、約8・5キロ地点にある。
(玄海原発で)同様な事故が発生すれば、西日本の水産業界は崩壊すると指摘。県漁連の総意として、国と九電に「安全確保について漁業者らが納得できる説明をしない限り、再稼働は認めないとしている。


=====
本日は原発関連のニュースが沢山ありましたが、ここで時間切れです。



北九州でがれき引き受け

2012.05.22 23:16|がれき処理問題
環境省によると、岩手、宮城県の震災がれきの広域処理の必要量が、当初の推計より4割減の247万トンであることが分かったと昨日報道されました。
また、2県の全体量推計は岩手県が525万トン、宮城は1154万トンの総計1679万トン。広域処理は15.5%にとどまっているとのこと。

当初は総量2045万トンと云われ、その中400万トンを広域処理。従って1645万トンを各県で処理することになっていました。昨日の報道によると、含まれていた土砂などを除いたところ1679万トン。それなら当初県内で処理する量と余り違いませんね。 

東京都は既に受け入れてしまっていますが、本日北九州市の不燃物保管施設に、試験焼却分80トンがトラック28台で運びこまれました。午前中に搬入予定だったところ市民の抵抗に会い、結局警察の力によって市民を排除して搬入が強行されました。

物々しい警察の車がずらっと道に並び、市民の抵抗を阻んで行われたがれきの搬入。
明日23日から2施設に移動して試験焼却するということですが、明日も市民の抵抗があるのでしょうか。通常のゴミ焼却施設ですしもちろん特別なフィルターなどありません。本当に大丈夫でしょうか。
北九州市は環境の市として立ち直ったということですが、一体何をしているのか。

報道の中には、抵抗した人々が何か特別な市民グループのようにしているものもありますが、原発関連の市民の動きは子どもを持つ母親を中心にした個人の集まりが多いと思っています。3・11前の反原発運動とはかなり違っています。
それを理解出来ないメディアがあり、本日の北九州の出来事を一人で配信し続けたメディアがあり、凝り固まった保守的な社会が若い人から少しずつ変わっていっている息吹を感じています。

それにしても、この国は行政と市民との対話が全くありません。 あっても「初めから~ありき」の説明会。
民主国家を標榜するなら、あちこちで開かれた対話が必要です。
これから、我々はこの国のこれからのエネルギー政策を選択していかなくてはなりません。
震災後、本来ならばこんなに賞賛されるはずのない巨大スカイツリーに一辺倒なメディアに、翻弄されないようにしなくてはなりません。といっても既に多くの人が翻弄されていますね。

本日の報道ステーションは、この当たりを軽く自己批判しつつ、スカイツリーとがれき処理を扱っていましたが、金太郎飴がイヤならがれき処理だけ扱ってみたらどうでしょう。

=====
schnauzerは、なるべく西日本の食材を購入しています。 お米は最近福岡県のもの。
これでは、これならまあ大丈夫という食材がますます入手しにくいです~。



再びがれき処理について

2012.03.31 23:52|がれき処理問題
本日(31日)の午後、京都駅頭で細野環境相は、環境省の「みんなの力でがれき処理」のキャンペーンとして、がれき広域処理の受入れを求めました。山田啓二京都府知事、福山哲郎前官房副長官、野中広務氏(後者2人は京都出身)なども拡声器を通して声を張り上げました。というのは、駅頭に集まった反対する市民の「帰れ、帰れ」「子どもを守れ」コールがその声をかき消したからです。

細野氏は、「反対されている皆さんの気持ちは分かります。しかし、我々はいくら反対されても諦めるわけにはいかないんです」とまた張り裂けんばかりに叫んでいました。
被災地の子どもたちを引き合いに出して、受け入れないのは絆意識が低いのだと強要するのには、何か非常に違和感を感じます。

駅頭で「みんなの力でがれき処理」という白抜きの旗を掲げ、環境省の職員なのか4人の女性にプラカードを持たせて、政治家が大声を張り上げることは、この問題の解決にはならないのでは。
静かな部屋でじっくりと話し合うことが必要だと思います。
原子力規制庁の設立が上手くいかないので、がれき処理に政治生命をかけることにしたのでしょうか。

また、何で野中氏が登場するの? 今は政治を卒業しているとはいえ、原発を推進してきた自民党のど真ん中であった人をこういう場に登場させることに違和感を感じない環境省ははおかしいと云わざるを得ません。

このがれきの広域処理問題は、細野氏が頑張れば頑張るほど却って被災地の方々を滅入らせることになっていますよね。

田中龍作ジャーナル



再びがれき処理について

2012.03.28 19:12|がれき処理問題
しつこくて申し訳ありませんが、がれきの広域処理の問題です。

25日細野環境相は、北九州小倉駅前で市民にビラを渡しながら、必死になって声を張り上げ広域処理への協力をお願いしました。反対する市民から「茶番だ、茶番だ」という声があがりましたが、確かにかなりおかしい。

細野氏が今すべきことはがれき処理ではなく、原発をどうするのか、東京電力をどう監視していくかということのはず。
原子力規制庁の発足はどうなっているのでしょう。

環境省の役人も「がれきの処理がなくして、復興はありません。環境省といたしましては、『皆の力でがれき処理』を合言葉にキャンペーンをしているところでございます。どうぞがれきの広域処理にご協力をお願いいたします。」と叫びました。
26日にはがれきの問題について市民と環境省との政府交渉があり、中継を見ました。
様子は田中龍作ジャーナルで分かります。

驚いたのは、がれきは昨年8月に100%仮置き場に搬入済みということを、環境省も認めていたことです。
8月から一体何をしていたのでしょう。 無策に過ぎました。
早くに簡易焼却施設を作っていたらこんなことにならなかったのではないでしょうか。
結局岩手、宮城両県の他の焼却施設ではあまり引き受け手がなかったようです。
そして、考えるにこの月末までの予算を執行しなくてと必死になっているのでは。
(schnauzerの家の近くでも、先週急に道路の舗装のやり直し工事がありました。それほど痛んでいるとも思えなかったのに)
 
仮置き場は、街の中にはないし、人々の生活空間にはない。環境省の役人は、実際に現地に行って見ているのですか?という問いに、全て行っているわけではありません・・・と。

北海道の人は、国立公園が2つある釧路では、環境省がこれまで自然を大切にと云ってきた立場なのだから、がれきの広域処理ありきでなくよく調べましょう。そう急ぐことではないのではと問いました。

がれき処理の主体は市町村に移っているはずなのに、環境相がわあわあ全国を廻っているのはおかしい。
岐阜県の人は、県議会一致で受け入れをやめたのに、民主党関係者が動いて明日環境省が説明に来ることになった。

セシウムだけでなく、ストロンチウム、プルトニウムも計って公表すべき。
中学生の僕の命100%守れる自信ありますかに対して、云えればいいが、将来の事なので云えない。しかし、ゴミが沢山あるのも現実・・・と答えました。

郡山の人は、汚染されたのは事実。自分のところのゴミは自分のところで処分する。特に西日本にがれきを持って行ってほしくない。プールは解禁、外にでるのは3時間のルールもはずすことになった。疲れてきた。

若い環境省の役人に対して、今の上司が責任をとるわけではない。責任を取るのは将来のあなたたちなのだから、上司に声をあげてほしいという人もありました。

この件につき田中康夫氏がまた話しています。






再びがれき処理について

2012.03.25 22:48|がれき処理問題
がれき処理については、取り上げるのはもうやめるつもりでしたが・・・。

22日(木)NHK深夜「時論公論」をつけてブログを書きながら聞いていたら、前半は横須賀市の町内会と黒岩知事の話でした。後半に聞こえてきたのは「被災地をまわると町の中心にがれきがうず高く積みあげられたままで、住民の人たちのこころの重い負担になっています。がれきが減らず、場所が空かないため仮設の焼却場を建設できない、復興まちづくりの着手を先延ばしせざるを得ないという悪循環も起きています。・・・・」
それで思わずTV画面をのぞくと、何と例のがれきの大積みの写真を画面いっぱいに映していました。
町の中心に積み上げていないはずです。 NHKの何か恣意的な報道の姿勢を感じました。

上田文雄 札幌市長の「東日本大震災により発生したがれきの受入れについて
・・・・・・
震災から一年後となる、今年の3月11日前後、テレビの画面に繰り返し映し出されたのは、膨大ながれきの山と、その前に呆然と立ちすくむ被災者の姿でした。これを視聴した多くの人々の心には、「何とか自分達の町でもこのがれき処理を引き受けて早期処理に協力できないか」という、同胞としての優しい思いと共感が生まれたものと思います。

政府は、岩手県・宮城県の震災がれき約2,045万トンのうち、20%に相当する約401万トンを被災地以外の広域で処理するという方針を出し、今、その受入れの是非に関する各自治体の判断が、連日のように新聞紙上等をにぎわせています。

私は、これまで、「放射性物質が付着しないがれきについては、当然のことながら受け入れに協力をする。しかし、放射性物質で汚染され安全性を確認できないがれきについては、受入れはできない。」と、市長としての考えを述べさせていただきました。

として、その考えの根拠を以降で述べています。
札幌市HP

ご覧下さい。

がれき処理の溶融炉とは

2012.03.22 22:45|がれき処理問題
がれき処理問題について、新党日本の田中康夫氏の説明が判りやすい。 5分過ぎからどうぞ。
23分過ぎからは、何故地方が処理を受け入れたいか。



被災地でも通常のがれきとして処理しているようなので、 安全策として放射能を除去できる高性能のフィルタをつけて処理してください。
がれき処理についても、noisy minority になります。

震災がれきの受け入れについて(4)

2012.03.05 23:31|がれき処理問題
岩手、宮城県のガレキの受け入れについて、全国の自治体の33%が「現時点では困難」、53%が「まったく考えていない」としていることが、共同通信の実施したアンケートで分かったとのこと。

受け入れの障害について(複数回答)「処理できる施設がない」が53%、「放射性物質への懸念」41%、「地理的に運び込みが困難」24%と続いています。

そこで、政府はマスコミを使って、がれき処理をして痛みを分かち合うのは日本人の心というような精神論を振りかざしてがれき処理を断固進めようとしています。

しかし、よく調べるとがれきの量は、岩手475.5万トン、宮城1569.1万トンで合計2044.6万トンで、このうち20%を県外で処理する計画のようです。

阪神大震災のがれきの総量は、約2000万トン。 広域処理をせずに兵庫県で全て処理。

昨日、野田総理は日本TVで「今までは被災地の支援だけだったが『広域処理』で応援してくれる自治体にも、国が前面に出て財政的に対応していく」と表明。

がれき処理については、民間企業にとってはビジネスチャンス。 大手ゼネコンや輸送業者等々に大きいお金が流れています。 地元に予算を回し放射性物質が除去できるフィルターをつけた処理工場を造って、雇用を生み、地元に任せてみたらいいのでは。 既に全国からかなりの業者が入り込んでいるので、復興特需を分かち合おうということなのでしょうか。

地元の声として、
復興にむけて首長にきく (2/29 朝日

また、陸前高田市長は「陸前高田市内にがれき処理専門のプラントを作れば、自分たちの判断で今の何倍ものスピードで処理ができると考え、そのことを県に相談したら、門前払いのような形で断られました。」と語っています。

この問題どう考えたらよいのでしょうか。

震災がれき処理の受け入れについて(2)

2012.02.17 23:37|がれき処理問題
宮古などで「がれき発電」 林野庁、被災4市に整備 (2/8 東京など)
 
林野庁は7日、東日本大震災で発生したがれきを燃料に使うバイオマス発電の支援対象として、製材業者など民間事業者が宮古市と宮城県の気仙沼、石巻、多賀城の3市に建設する計4施設を決定した。計画では、4施設の合計で年間20万トンを燃やし、1万6千キロワット(一般家庭約3万戸分に相当)を発電する。

復興の妨げとなるがれきの処理の加速と再生可能エネルギーの普及が狙い。施設整備費の最大半額を補助するため、2011年度第3次補正予算に95億円を計上した。

林野庁によると、宮古市、石巻市、多賀城市はそれぞれ5千キロワット級、気仙沼市は千キロワット級で、12年度に着工し、13年度末までの運転開始を目指す。

発電施設は製材所や製紙工場に併設。電気は電力会社に販売し、がれきを燃やした熱は木材の乾燥などに活用する。がれき処理が終わっても、捨てられた間伐材などを燃料にすることで、林業活性化にもつなげる。

ほかに青森県八戸市、岩手県紫波町、福島県川内村で5千kw級、同県南相馬市で3千kw級の発電計画がある。 ただこれらの計画は再生可能エネルギーを買い取るよう電力会社の義務付ける固定化価格買い取り制度の価格決定が遅れていることから採算性などを検討中で、実現見通しが立てば国の復興交付金で支援する方針だ。

=====
何と遅い。 簡易な焼却炉ならもう設置出来ていたでしょうに。
これらお上の決めたことに限らず、個別の新しい動きについても交付金を配るべきですね。
そして、住民をもっと巻き込むべき。
広域処理についても、市、県、都、区と多くの自治体が関与し、関係した企業が過剰に関与している気配が見られます。

同じ林野庁の支援について、河北新報では・・・(2/11 河北新報)

英国のことわざを思い出した。「つまずいても倒れない者は歩調が速くなる」。被災地の復興の妨げになっている震災がれきとの闘いに、光明が差してきた▼林野庁が、がれきを燃料に使うバイオマス発電の支援に乗り出す。民間事業者が宮城、岩手両県の4市に建設する施設の整備費を補助する。合わせて年間20万トンを燃やし、1万6千キロワットを発電する計画だ

 ▼がれき処理を加速させるとともに再生可能エネルギーの普及にもつながる。処理が終われば間伐材を使えばよい。「一石数鳥」。倒れないよう踏ん張ったかいがあった▼被災3県で2250万トンも発生したがれき。広域処理が鍵を握るが、東北以外では東京都しか受け入れていない。静岡県島田市は近く焼却試験を実施する。前向きな自治体は増えたものの、住民の理解を得るのが難しい

 ▼環境省は一貫して安全性や必要性を強調してきた。全都道府県にDVDまで配布して理解を呼び掛けているが、燃やせば放射性物質をまき散らすことになるという誤解はなかなか解けない
▼「つまずかなかったため、再生可能エネルギー推進のチャンスを逸した」。受け入れを拒んだ人々に、こう思わせるぐらい、林野庁には事業を拡大してほしい。これを機に、復興への歩調は一段と速まるはずだ。




 

震災がれき処理の受け入れについて(1)

2012.02.17 23:37|がれき処理問題
宮城県女川市のがれき処理の受け入れを決めた東京都では、東京都、清掃組合並びに区が順次説明会を開催しています。 がれきの処理については「皆で分かち合って処理しなくてはならないのでは・・・」という絆精神論で受け入れやむなしの声がある一方で、放射性物質や他の有害物質を拡散することを心配する声もあります。

東京都でも水道水からヨウ素が検出され、下水処理場の汚泥からも高い放射線量が検出されたこともあり、政府がいくら安全といっても、安易な拡散はしないほうがよいと考えています。 
放出された放射性物質は、それがどう移動しようとも、全体量は変わらないのですから。  
だから、どうするのかと問われると、小出氏の福島第一、第二の敷地内に置けばよいという考えに同調するしか思いつきませんが・・・。 
15日の東京新聞「こちら特報部」にタイムリーな記事がありましたので、ご一緒に考えてみましょう。

環境総合研・池田副所長に聞く

広域処理は問題の山  現地焼却すれば雇用も  仙台「自己完結」 木材燃料化、リサイクル促進を

「被災地に何度も足を運んでいるが、『がれきがあるから復興が進まない』という話は聞かない。・・・・がれきは津波被害を受けた沿岸部に積まれるケースが多いが、そこに街を再建するかはまだ決まっていない。 がれきが復興の妨げになっているかのような論調は、国民に情緒的な圧力を加えているだけだ」

・・・・放射線量を測定することになっているが、いずれもサンプル調査。 ・・・・環境省も「サンプルを採取しなかった部分で、放射線量が高いところがないとは言えない」

池田氏は、焼却灰の埋め立て処分にも首をかしげる。 

「放射性レベルが低いというのであれば、がれき処理専用の仮設焼却炉を現地に作って処理するのが最も効率的だ。 雇用も生まれる。・・・」

宮崎県の広域処理分には、仙台市は含まれていない。 同市が市内3カ所に仮設焼却炉を設置し、4年分の吐く135万トンを13年夏までに自前で処理するからだ。 

池田氏はこう提言する。 「現地で処理sる場合、焼却しない場合などそれぞれの事情に応じて選択できる多様な代替案を早急に検討すべきだ。・・・」


0216

0216




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。