プロフィール

schnauzer

Author:schnauzer
脱原発にめざめました。
再生可能エネルギーにも大いに興味あり。
学んだこと、見聞きしたことを綴っていきます。一緒に考えませんか?

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

フリーエリア

最新記事

カテゴリ

全記事表示リンク

全ての記事を表示する

リンク

検索フォーム

RSSリンクの表示

スポンサーサイト

--.--.-- --:--|スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

大飯原発破砕帯調査の有識者会合

2013.01.20 23:58|活断層
原子力規制委員会の「大飯発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合」が
16日に開かれましたが、結論は出ませんでした。

昨年末に行った2回目の現地調査に基づき、敷地をほぼ南北に縦断する「F―6断層(破砕帯)」が活断層であるかどうかの評価を行ったが、敷地北側の地層のずれについて東洋大の渡辺満久教授は「活断層だ」と断言。信州大の広内大助准教授も「現状では活断層を否定するに至っていない」との見方を示した。一方、産業技術総合研究所の重松紀生主任研究員は「活断層ではない可能性が高い」と述べ、立命館大の岡田篤正教授も「地滑りの可能性が大きい」との見解をあらためて示した。(福井新聞)


予定時間を2時間も超過した大変長い会合で、後半をIWJで視聴しました。

岡田氏が当初から、これは「地滑り」だと強調。
重松氏は、現地調査の後一人でまた現地に赴いて、多くのボーリング・コアをみてきた結果を延々と披露しました。
岡田氏は、この有識者だけでは判断は出来ないと考えているらしく、(即ち、自分自身がこの任に値する学問上の知見を持ち合わせない或いは渡辺氏に反論できない)、原子力規制委員会にこのままの委員構成では無理だと下記のように発言。
原子力規制委員会HPの議事録より)

今の委員構成でそういうことをそのままやられるんですか。もうね、ほとんど実質的に破砕帯のことをやっているのは重松さんだけで、本業にも差し支えるぐらいものすごくたくさんの観察をされて、分析されたりしているんです。ほかの人はそれをほとんどやってないんですよ。やれる目がない、そういう専門性というかな、それ以上、今、規制庁はやりたいと言われても、私たち委員では、それはちょっと無理ですよ。もう委員構成を変えたり、何かもう……。


また、こんな愚痴も。

我々みんな本業があるわけです。それにものすごく時間を拘束され、そして、マスコミの過剰な対応にはもう辟易しているんですよ。これ、いつまででもやられたら、もう私たちの身がもたないという、ものすごいひどいメールやあれも来るんで。



挙句の果て渡辺満久氏以外の三人で、京都大学防災研究所の千木良雅弘教授に依頼して「大飯原子力発電所の台場浜トレンチの断層について」というコメントを受け取っていると発言して、3頁に渡るそのコメントを読み上げる始末。規制委員の島崎氏は、これまでの委員で評価をしてほしいとしながらも、この第三者のコメントを参考資料としました。(この千木良氏は大飯原発のサイトに入って現地調査をしているわけ)

岡田氏は、自分の科学的知見が認められないことに苛立っているようで、他の若い二人を巻き込み自分の立場を上位に置こうとしています。何やら裏で島崎氏にメールをすると発言したり(これについては、島崎氏は透明性の観点から公開するとたしなめる)、第三者の京大の教授を巻き込んだり、恥ずかしいことになってきています。
自分の力が及ばない上に、肉体的にも精神的にも苦痛のようなので、さっさと有識者の名前を返上してお去りになったらいかがでしょうか。

それに、その評価と共に、将来大飯原発の下で土地のズレがあって原発から放射能が漏れたときには、何らかの形で責任をとるという一筆を書くことが出来るのですかという話ですよね。

岡田氏はそれが「地滑り」であり、深いところまで続いていないので「活断層」でないという結論に拘るのですが、渡辺氏は「地滑り」でも「活断層」でも名前はどうであれ、ズレがあると主張。それが、重要施設下に影響を与えるかもしれない。また、そもそも、当初からこの委員会の使命は、あるズレの学問上の名称が何であるのかという判断ではなく、原発の重要施設の下に疑わしいズレがあるのかどうかという判断だったはずというスタンスです。

渡辺氏の活断層の定義についての発言

指針にある言葉だけを使うと。地震を起こそうが起こすまいが、あるいは揺れによって誘発されたものであろうと何であろうと、ずれたものを、後期更新世以降動いたものを活断層とするのだということで提案をして、これで議論が進んできたと思ってきたわけです。

それで、先日、東通の評価会合でも粟田さんが非常によく整理されていまして、新指針の表現とか、手引きも踏まえて、活断層の可能性が否定できない場合は適切に評価するのだという形でまとめていただきました。同じようなレクチャーは、最初のときに事務局からも受けてきていて、活断層の可能性を否定できないものを活断層と言うのだと。

台場浜で見えたものは活断層。この活断層の意味は、最初に申し上げたとおりです。それで、新F-6南部まで動いた可能性はある。その地域だけで動いている可能性はあるけれども、とにかく海域の主断層が形成する隆起・変形帯において、古傷、動きやすいところは再活動している可能性が高いのだと。だとすると、原子炉直下の短い断層も非常に不安定になっているという危険性があって、ちょっと調査を要するのではないかというふうに思っています。

・・後期更新世以降にずれがあるかないかが重要な点なのであって、なぜ動くかというところまでは求めていないわけですよ。


島崎委員は、活断層という言葉にあまりにもとらわれることではなくて、要するに、今、議論しているのは、重要構造物の下がずれて被害を及ぼすようなことがないようにということである。敷地南側に新たな試掘溝を掘って調べ、今後も検討を続ける考えを示した。

何だかこの有識者会合は、ハチャメチャになっていますが、これまでこんなに注目された会合も珍しいのではないでしょうか。通常こういう審議会は、結果ありきで事務局のシナリオ通りに進んでいくはずのものが、有識者+委員1名の判断がすべてで、事務局はそれを取りまとめることもしていないようです。(膨大な議事録は書き起こしていますが)そして、これまでのところでは全員の意見が一致することはなさそうなので、どういう結論を出そうとしているのでしょう。島崎委員の判断で事を長引かせているところも見受けられます。結局次の定期検査に入るまでこの会合は続いていくのでしょうかね。

渡辺氏が会合ごとに発言していますが、そもそもこの会合は何を結論とするのかを再確認してから会合を進めるべきですね。前提となる科学的な名称や結論の出し方を、有識者各人が異なって理解しているようです。

そして、これほどに決着が出ないならば暫く原発を停止して、遠くにトレンチを掘るのでなく、「F-6断層」の近くを掘削して調べるべきだと思いますが、そういう批判はどこにも出てきません。




 
スポンサーサイト

大飯原発活断層調査2日目

2012.12.29 23:30|活断層
本日29日、大飯原発活断層の再調査2日目でした。年明けの評価会合で評価されますが、大きな進展がなかったようです。

岡田篤正は地滑りに固執。(以前に地滑りだろうか活断層だろうか動いていたなら、それだけで原発の安全性に疑問符がつくという議論に何故ならないのか不思議
渡辺満久氏氏は活断層だという主張が少しトーンダウンした感じがしましたが・・・。(時間が経つといらん圧力や無言の風を感じるのでは・・・)

稼働を止めて徹底的に調査すればよいものを、どうしても全基停止という事実をつくりたくない必死さを感じます。
どちらにしても、今年の7月に再稼働してから13カ月、来年の7月末か8月には両基とも定期検査にはいり止まります。
原子力規制委員会は、7月には新安全基準をまとめるとしているので、大飯原発の定期検査以前にどこかを再稼働させたい方向だと思いますね。なので、大飯の活断層についてはズルズル引き延ばす作戦かもしれません。

大飯原発、活断層か確認できず…新たに掘削へ(12/29 読売)

原子力規制委員会の専門家チームは29日、関西電力大飯原子力発電所(福井県)での2日間にわたる現地調査を終えた。

「F―6」とよばれる破砕帯(断層)が敷地内のどこを通るか、将来も動く活断層なのかどうかが注目されたが、いずれも確認できなかった。同チームは、F―6の解明には原子炉建屋の南側での調査が必要とみて、新たな掘削を関電に指示している。その規模によっては年単位の工事になり、調査がさらに長期化する可能性もある。

専門家5人は今回、海岸に近い調査用の溝(トレンチ)に見えている地層のずれを重点的に視察した。調査後の記者会見で、岡田篤正・立命館大学教授が「(ずれは)地滑りで説明できる」と述べる一方、他の4人は「海域の大きな活断層が動くと連動する可能性がある」などとして、ずれが活断層の一部である可能性を完全には否定せず、来月に東京で開く評価会合に結論を持ち越した。



この原発は半島の突端にあり、24日にはそこへ至る一本道が一時通行止めになっていました。

雪で大飯原発周辺が一時孤立 (12/24 NHK)

福井県小浜土木事務所によりますと、大雪の影響で、福井県おおい町の大島半島を通る県道241号線は雪の重みで木が5本ほど倒れ、道路を塞いだため、おおい町犬見から大島までの間で午前9時半から通行止めになりましたが、午前11時に解除されました。
県道は、国内で唯一稼働している関西電力大飯原子力発電所に通じる一本道で、大飯原発周辺は一時孤立しましたが、土木事務所が倒れた木を取り除く作業を行い、午前11時に通行止めは解除されました。
現在は片側交互通行になっています。


東通原発の活断層調査

2012.12.28 22:30|活断層
東北電力東通原発敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合のメンバーが、12/13、14に原発敷地内の脱断層を調査しました。
原発直下ではないが、敷地を南北に横切る長い「F-3断層」「F-9断層]、敷地南側には小断層「s-19」や「s-14」、活断層の影響でできた可能性が指摘されている斜面がある。

有識者会合のメンバー
島﨑邦彦  原子力規制委員長代理  
粟田康夫  産業技術総合研究所 活断層・地震研究センター 主任研究員
金田平太郎 千葉大学大学院 理学研究科 准教授
熊木洋太  専修大学 文学部 教授
佐藤比呂志 東京大学地震研究所 教授

12/20 原子力規制委員会有識者会合が開かれ、東北電力東通原発の敷地を南北に縦断する「F系」と呼ばれる10本の断層を一連の活断層と認定した。26日に東北電の主張を聞いたうえで報告書をまとめる。活断層の真上に原子炉建屋など重要施設の設置を認めない国の指針には抵触しないが、断層は建屋から最短で約200メートルしか離れておらず、耐震性の見直しで停止期間の長期化は確実になった。

東北電力は、これらの断層について粘土を含む地層が地下水を含んで膨張する「膨潤(ぼうじゅん)」などが原因で生じたとして「活断層ではない」と主張してきた。

調査団が13、14日に現地調査した結果、これらの断層が約8万〜10万年以内に複数回、水平方向に横ずれした逆断層だと判断。12万〜13万年前より新しく、耐震設計上考慮すべき活断層という意見で全員が一致した。島崎邦彦委員長代理は会合で「活断層でないという主張は受け入れがたい」と述べた。また「横ずれを示しているものが東北電の調査で見落とされていた」と言及し、同社の調査に不備があったと指摘した。

「F−3」は同原発の北に隣接する東京電力の原発建設予定地にも延びるため、東電の計画にも影響が及ぶとみられる。また、同じ下北半島には日本原燃の使用済み核燃料の再処理工場や建設中のJパワー(電源開発)大間原発など原子力施設が集中。事業者はいずれも活断層を否定するが、見直される可能性が高まっている。

今回の問題は、2010年に旧経済産業省原子力安全・保安院の専門家会合が「活断層ではないと判断するにはデータが不足している」と指摘。保安院は昨年11月に東北電に再調査を指示していた。東北電は年度内に最終報告をまとめる考えを示している。(12/20 毎日

12/26 原子力規制委員会の専門家チームは、2回目の評価会合で、東北電力の反論を聴いた。東北電力は従来の活断層はないという主張をしたが、専門家からは「とても活断層を否定できない」との意見で一致し、判断は変わらなかった。

島崎氏は議論をいったん打ち切り、活断層の可能性大との報告書をまとめ、年明けにも規制委員会に提出する。
東通原発原発の場合、活断層は重要施設の真下にないが、断層が原子炉建屋に近く、地震の揺れを想定することが極めて難しい。追加調査で活断層を否定する明確な証拠が出るか、耐震性が十分だと規制委員会に認められないと再稼働の可能性はない。(12/27 東京)

=====
東通は随分は簡単に素早く結論が出ました。それほど明らかだったのでしょうか。
この原発は8年目に入ったところと最も新しい原発のひとつです。
建設前の認可に関わった専門家がいるでしょうから、解明するのは簡単なのではないでしょうか。責任も問えるのでは。

本日28日、2回目の大飯原発の破砕帯調査があり、明日も続きます。敦賀、東通に比べて大飯原発は、渡辺満久氏が明らかに活断層だと断定しているのに、他のメンバーの判断がはっきりせず、なかなか判定が進みません。
何か勘繰りたくもなります。
委員を変えて調査をしてみたらよいのではないでしょうか。

敦賀原発の活断層調査

2012.12.28 21:03|活断層
原発敷地内の活断層についての記事を残しておきます。しかし、選挙のため逐次追えずメディア情報のみに頼っているので、信憑性については??がつきます。

12/1、2に、原子力規制委員会の有識者会合のメンバーが、日本原子力発電(原電)敦賀原発の原子炉直下にある断層が活断層かどうかを調査しました。

敦賀原発の敷地内には全長35キロ以上の「浦底―柳ケ瀬山断層帯(浦底断層)」と呼ばれる活断層の一部が通り、破砕帯も約160ある。調査対象は浦底断層から1、2号機の原子炉建屋がある西側に枝分かれするように延びる複数の破砕帯。

旧原子力安全・保安院の専門家会議は今年4月、現地調査でこの破砕帯が活断層に伴って動いた可能性を指摘し、原電に再調査を指示していました。

有識者会合のメンバー
島﨑 邦彦 原子力規制委員会委員長代理
鈴木 康弘 名古屋大学減災連携研究センター教授
堤  浩之 京都大学大学院理学研究科地球惑星科学専攻地球物理学教室准教授
藤本光一郎 東京学芸大学教育学部准教授
宮内 崇裕 千葉大学理学部地球表層科学領域教授


その結果です。

敦賀原発 運転認めず 直下活断層と判断(12/11 東京

日本原子力発電(原電)敦賀原発(福井県敦賀市)の断層(破砕帯)を調べた原子力規制委員会の専門家チームは10日、評価会合を開き、2号機直下を活断層が通っている可能性が高いと判断した。国は活断層の真上に原発を建てることを禁じており、規制委の田中俊一委員長は「運転再開の安全審査はできない」とし、運転は認められないと表明。敦賀原発は廃炉を迫られる公算が大きくなった。 

敦賀原発では、1、2号機の東約250メートルの敷地内を、活断層である浦底断層が走っている。浦底断層から枝分かれするように約190本の破砕帯が原子炉直下などに通じている。当初、浦底断層から延びる2号機直下に続く「D-1破砕帯」が、浦底断層につられて動くかどうかに主眼が置かれていた。しかし、現地調査では、浦底断層と破砕帯が交わる場所近くの試掘溝で地層の大きなずれがあることが確認された。
(中略)
これを受け、会合に出席していた田中委員長が運転は認められないとの考えを示した。十二日の規制委の定例会に結論を報告し、各委員に諮る。

会合では浦底断層の危険性を問題視する意見も相次ぎ、チームの宮内崇裕千葉大教授は「原発直下の破砕帯以上の脅威。こういう活断層が敷地内にあることが驚きだ」と批判した。島崎氏も「活断層があると分かっていれば、普通、原発は建てない」と述べた。

規制委は敦賀を含め全国6原発を対象に断層調査を進める。

大飯原発(福井県おおい町)では関西電力に試掘溝を拡大するよう指示し、東北電力東通原発(青森県東通村)は13、14日に現地調査をする予定。

残る関電美浜(福井県美浜町)、日本原子力研究開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」(同県敦賀市)、北陸電力志賀(石川県志賀町)の3原発は、年明け以降に調べる。



12日の原子力規制委員会の定例会は上記報告を受け、近く提出される報告書をふまえ、規制委が再稼働のための安全審査をしないと判断する見通し。国の規定は活断層の真上に原子炉建屋などを建てることを認めていない。敦賀原発は再稼働できずに廃炉になる可能性が高い。(12/12 朝日

原電は18日、活断層の可能性が指摘されている敦賀原発の原子炉直下の断層について、追加調査する計画を原子力規制委員会に提出した。原電は「地下の岩盤に影響のない地層の局所的なずれで、活断層ではない」と主張しており、追加調査で活断層でないと証明する考え。(12/19 産経)

======
浦底断層が活断層ではないかとの指摘は70年代から専門家の間にあったそうですが、原電がそれを認めたのは2008年。2号機の増設を申請した1979年当時既に専門家の指摘があったにもかかわらず、国は建設を認め、認可前の安全審査では溝を掘って浦底断層を調べていたそうです。当時の図面を見た規制委調査団の鈴木康弘氏は「明瞭な活断層。情報が生かされず残念」と、審査の甘さを批判したとのことです。

そもそも敦賀原発1号機は稼働から43年目に入っている一番古い原発。
民主党政権はそれでも総合資源エネルギー調査会を25回ほど行い、怪しいながらもエネルギーミックスの形を4つほど提示し、国民的議論を興して、2030年代には原発依存から脱却すると決めたその基準となる原発の寿命は40年。活断層があろうがなかろうが即廃炉にすべき原発です。

年明けに原子力規制委員会は、敦賀原発の安全審査を行うか否かの判断をするようですが、それも廃炉にしろという判断は出来ないようです。そしてそれも直下に活断層があるとされる2号機のみのよう。

武田邦彦氏から、敦賀原発と大間原発については、廃炉にすることが既に決まっていて、一連の調査は原子力規制委員会の信頼性を高めるために行っている可能性がある。そして、規制委員会が独立した組織であるというお墨付きを得て、これから安全基準を作成して、それに沿って次々に再稼働するのでは・・・という見方を習いましたが、それはあり得ると思えます。
注目していきましょう。


大飯原発再調査明日から

2012.12.27 23:52|活断層
すっかりブログを書く習慣が失せていましたが、またすこしずつ書き始めます。

「日本未来の党」が何かゴタゴタして分派し、嘉田さんと阿部知子氏の二人が残る政治団体「日本未来の党」と、森裕子氏を代表とする「生活の党」になったようです。

このゴタゴタが始まったら、嘉田さん側を非難する声がtwitterにあふれましたが、schnauzerは「国民の生活が第一」派と(ここへ集まったそのままでは落選しそうな亀井氏や「減税日本」の政治家たち)と嘉田さんの元に集まった阿部知子氏と飯田哲也氏のそれぞれが決断して「日本未来の党」をつくったわけだから、誰がいいの悪いのと言っても仕方ないと思っています。

結果は、この選挙で当選した阿部知子氏と亀井静香氏が「日本未来の党」の名前を上手く使ったことになりました。そして、亀井氏は早々と離党しています。早技。
そして小沢派は、議席を非常に減らしたとは言え、schnauzerのような脱原発派に小沢氏の事を知る機会を提供してくれました。これは大きい成果だったと思います。
そして、小沢派は「日本未来の党」がなければ、もっと議席を減らしていたかもしれないと思えます。
まあ、結果論ですが・・・。

「日本未来の党」の綱領はなかなかよかったので、残念です。
「生活の党」も政策提言を再度出すでしょうからよく見たいですね。

明日28日と29日は、大飯原発敷地内で関西電力により行われている調査を、有識者が再度確認のため調査にはいります。 (12/21 毎日
自民党政権になり、原発推進の方向性が明らかになってきています。
明日の調査は注目です。


そもそも総研「原発に推定無罪はなし」11/8

2012.11.08 21:27|活断層
昨日、六本木にある原子力規制委員会の「大飯発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合第2回評価会合」を傍聴してきました。政府の審議会などの傍聴は初めての体験です。メールで申込をし、身分証明書を持っていけば簡単に入れました。長い会議だし、専門的な内容なので最後には集中力を失いましたが、それは有識者も同じだったようで、最終的には論議が下火になって終了しました。

今朝11/8 『そもそも総研たまぺディア』がなかなか良かったので簡単にまとめてみました。

「そもそも大飯原発に活断層があるの?ないの?」
「大飯原発に活断層あり」専門家が危惧する理由

(有識者会合第2回目までの内容です。)

田中委員長:9/26 黒かグレーのときは止めていただくことをお願いする。
4人の委員の見解少し違っている。(活断層でないという根拠を誰も示していない)
1


活断層か地すべりか?
渡辺断層であることは間違いないです。ここは9万5千年前であることがだいたいわかっているので、その下にあるからもっと古いと。ここは昔海が削ったベンチと呼ばれる平らの地形だということも、皆さん共通認識として前回持ちました
12から13万年前の間の地層をこの断層は切っていますので、これが活断層
というふうに私は思ったわけです。

これを含めて地すべり性のものではないかということが可能性として出てきたわけです。
ただ、これが地すべりだと言われるとちょっと困るなと思ったのが向かって右側が海せ、こっちが山ですので、海から山に地すべりが起こることは考えにくい。
2

3

低い海の方から、高い山の方に、地すべりが起こるわけがないので・・・。

玉川海側から山に向かって上がっていったということは、皆さん見解としては一致しているのですか?

渡辺:それは間違いない。海側に落ちていくのであれば地すべりの可能性が出てきます。だから地すべりということにはならないが、これは動きが逆なのでこれを簡単に地すべりで説明するのは、ちょっと無理だろうと申し上げた。
(上の写真の右側が海、左側は山で、このズレは左の山側にずれている。右側にズレていれば地すべりの可能性もあるわけだが))
4
(トレンチの位置は、崖の下で海に近いところ。崖の上に原発が建っている。ここでズレたら崖全体、即ち原発も動き、配管などは容易に破損することは明らかに見える)


まとめ
玉川:これが活断層でないと否定できる人はいなかった。グレーであることは皆一致している。

濃いグレーだとか薄いグレーだとかは問題なのか。


渡辺我々が求められているのは、徹底的に学術的にこれが何であるのかを求められているわけではなくて、今まさに動いている大飯の原子力発電所を、このまま動かしていいのかどうかという判断だと思っている。
もっとはっきり言えば、白なのか白以外なのかということを僕らに求められていることだと思っている。

玉川:要するに黒か白かでなく、途中のグレーでもそれは止めるという判断するという認識なわけですね。
渡辺:グレーに濃淡はない。何故ならば、そういう確率の高いとか低いとか、それを福島で失敗しているわけです。そこで学習してないんですかってことですね。真っ黒だった、ものすごい濃いグレーだった宮城沖の99%が起きなくて、ほとんど白に近かったでっかい地震が起きたことを全く学んでいない。

きのうの有識者会合のポイント
島崎委員長代理 (これは会合で述べてはいません。記者クラブが出来たそうなので、リーク情報か?)
①止めて調べるかどうか検討するつもりはない
②規制委員会で止めて調べるかを検討するどうかは田中委員長が決める
③田中委員長に検討する場を作るべきだと提言するつもりはない

玉川:つまり止めて調べないのね~
F-6のズレが活断層である場合には、(原発の下にっ沢山あるズレ)も全部疑わしくなってくる。
更に、これがずれると非常用取水路が切れてしまう。
6


何故非常用取水路がSクラスに指定されているのか。
小出裕章氏に聞きました。

小出:例えば原子炉が止まってしまった。自分では発電できない。そして例えば外部の送電線もひっくり返ってしまって外部からの電気も受けられない。昨年起こった福島第一原子力発電所の事故もそうでした。
そうなると非常用のディーゼル発電機というものを動かして電気を供給しようとするわけですけれども、その非常用ディーゼル発電機というものも巨大な発電機です。それを動かすためには、発電機そのものを冷却しないと動かないのです。そのディーゼル発電機を冷却するための水も、またそこ(緊急用取水路)から供給されているのです。

その水がなくなってしまえば、ディーゼル発電機を起動させることができない。
つまり電気が供給できないということになってしまうのです。

皆さんが使っている発電機、ガソリンで発電するような小さいものは、空冷で済むのです。
しかし、原子力発電所の非常用ディーゼル発電機は巨大で、空冷ではとても間に合わない。だから冷却水というものが要るのです。
4


事故というものがどういうふうに起きて、どういうふうに進展するかは、正確に予測できないからこそ事故と私は呼んできたし、多分そういうものだと思いますので、どんなときでも必ず大丈夫というようなことは、まず期待しない方がいいと思います。

玉川:渡辺先生なんかは、グレーならば少なくとも止めて調べるべきとおしゃっていますが・・・
小出:当たり前ですよ。こういうわざわざSクラス(最重要施設)と決めた、これがなければ本当に困るんだというものは活断層の上には建てないということが、ずっと原則できたわけであって、活断層かどうかがわからないと言うならまずは止めるというのが当たり前のことなのであって、動かしながら調べるというのは言語道断だと思います。

松尾:こういう判断を決めている人たちは、きっと動かすという結論があって決めていらしゃる。規制委員会の田中さんも島崎さんも、恐らく結論が内側におありなんだろうなという感じですよね。

玉川:そうでないと願っていますが・・少なくとも、危ないから調べると疑わしいから調べるというときに、止めるというのは正論だと思います。
大飯を止めたら電気足りないんですか?そうでないことはこの夏わかりましたよね。
止めたら困るのは関西電力です。
関西電力と私達の安全とどっちが大事かというはなしに、最終的になると思います。

今日の結び
原発に推定無罪はなし
玉川:国家権力が私達を取り締まるときは、疑わしきは被告人の利益にしましょう。
しかし、原発は事故起こらないと思ってやってきて福島第一の事故が起きた。少なくとも、今疑わしいのなら止めて調べるべきじゃないか。非常用とついているけれど、平常時も水を取っている。

関西電力のコメント
海水管から海水を供給できない状況になった場合、非常用ディーゼル発電機は使用できない。その場合は空冷式の非常用発電装置を配備している。

玉川:規制委員会は規制する立場ですから、是非その趣旨に則ってあくまでもやって頂きたい。

大飯原発の即時停止を求める緊急署名

2012.11.05 21:49|活断層
是非署名をお願いいたします。

FoE (Friend of Earth)などの市民団体が、昨日の有識者会合において、渡辺満久氏の大飯原発直下に活断層があると判断するという発言を受けて、大飯原発を直ぐに停止するように

原子力規制委員会 委員長 田中俊一 
原子力規制委員会 委員長代理 島崎邦彦 
経済産業大臣 枝野幸男 
関西電力株式会社 取締役社長 八木  誠
 
へ要求する署名を集めています。

締め切りは11/6(水)朝6:00となっていますので、是非お願いいたします。
schnauzerはすでに署名を済ませました。

この市民グループはずっと大飯原発の破砕帯の問題を扱ってきていて、大飯原発の破砕帯調査をする有識者の中に渡辺満久氏を入れることが出来たのは、ここの活動に負うところが多いと考えています。
今大飯原発を止めることが出来れば、敷地内に活断層が疑われる他の原発の再稼働や大間の工事も止めることが出来ると思います。脱原発への大きな一歩を目前にしています。

国民の声を署名であらわしましょう。


FoEの「避難の権利ブログ



大飯原発の破砕帯調査に関する有識者会合 要点 11/4

2012.11.05 16:02|活断層
昨日11/4、原子力規制委員会の「大飯発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合 第2回評価会合」が開催されました。

昨日は、日本熊森協会主催の小出裕章氏の講演会に参加していたので、帰宅してから早速IWJの録画をみてみました。長時間の会議でしたので、特に渡辺満久氏の発言に注目。

既に報道されているのでご存知と思いますが、報道以外にも重要な点があると思いましたので、要点を書きとめておくことに。
IWJの動画では、残念ながらスライドが映っていなかったので、言葉だけでは理解できないところがあったことをご承知ください。

.北側のトレンチに、地層のスベリがあり、それを渡辺満久氏が活断層だと断定した。そのスベリの個所を、島崎委員と廣内氏は気づかず見ていない。(これは???ですよね。何のために行ったのか。10/31に関電は規制委員会に、「活断層ではないという評価を覆すデータはない」という中間報告を出しています。)

2.岡田氏は、これは地滑りが2回起ったものだと思うと強く主張したが、最終的には活断層でないという判断は出来ないので、地滑りの専門家などに調査をしてもらったらどうかと提案。
(岡田氏は、日本活断学会の初代会長ということですが、中央構造線などの大きい断層の専門家。自分の論を通そうと満久氏とマイクを取り合って議論しました。島崎委員がどうどうめぐりと仲裁に入りましたが、実際に議論というのはこういうものなので、なかなかおもしろかったです。審議会とか委員会では出来レースなので、白熱した議論は行われていないのですから。満久氏は科学者として堂々と持論を展開していて素晴らしかったです。これって当然なのですが・・・。)

3.満久氏は2日の調査結果から、これは地滑りでなく12.5万年以降に動いた活断層だと断定し、これまでもこういうように、活断層が認められてこなかったと指摘しました。
これについては、現地で見ていなかった廣内氏も写真からは典型的な活断層だと発言。

4.
もう一カ所、トレンチ内に見つけた破砕帯について、満久氏は「これを見た瞬間に三浦半島で活断層とよんでいるものと同じだと思った。どちらか区別できないくらい。」と発言。

.次に、大飯原発の設置許可前のトレンチ調査でのスケッチを提示して、これだけで断定は出来ないが、活断層の存在を示す構造は出ているので、これは重要な意味をもっていると発言。(このスケッチについては、市民グループと保安院の交渉でも、関電が片方のスケッチしか提示せず、最後にやっと両面出してきた。かなり恣意的に一方を隠してきたと見える。満久氏は、スケッチはかなり有効だ言っている。)

6.前回の事前会合において、このように確認出来ない場合にこういうものをどう扱うかの基準を決めるべきと提案したが、まだ決まっていない。(初めから、このように見解が分かれる可能性を満久氏は感じ、このような提案をしたが、うやむやになったまま調査に突入してしまった。)

南側のトンネル内の土を剥いだところの4カ所を見たが、そこは固結していて活断層だとは思わなかった。しかし、指摘されなかったところに粘土を持つ柔らかい破砕帯を見つけた。「F-6」以外にも活断層があったことは問題。(これは他の人も指摘している。「F-6」断層面と違うところで見つかった)

8. まとめ
渡辺満久氏の資料の引用です。

まとめ
1.大飯原子力発電所の最重要施設の直下に活断層は存在する
2.「F-6」以外にも、活断層が敷地に存在する。
3.現在の応力場で動きうるものである。
4.これらが見落とされ、現在になって問題が顕在化した理由は、事業者の不適切な調査と非科学的解釈に基づく国の杜撰な審査にある。

・活断層の定義について
 これまでは、「確認できない」ことを「活動していない」として誤魔化してきた
 今後の原子力関連施設周辺における活断層評価においては、科学的定義と同等かむしろ厳しく、より安全側に配慮した「活断層の定義」を定めるべきである。

・今後の追加調査について「結論はまだ早い」「慎重に」という意見は不要。
「暢気な」学術調査ではない。「ない」ことを理屈付ける調査は不要である。原子力発電所をすぐに停止し、すべてを調べ直す覚悟で調査すべきである。



島崎委員は、なかなか結論が出ない論議を一旦切って、「こうしましょう。12.5万年以降のスベリがあるのは事実ですね。その動きが活断層なのか地滑りなのか。活断層の可能性があるが、地滑りの可能性も否定されない。」
これに対して、満久氏は、「事前会合では、調査では、滑っているところがあるということを確認するということが共有されていたはず」との意見でした。

=====
スベリが断層なのか地滑りなのかは、原発の安全に必要事項ではありません。
過去に動いたことがあるかないかの確認が必要です。
この会合でそこは合意しているわけですので、直ぐに大飯原発を止めて本格的調査をすべきです。

何か論点がズレてしまっているように見えました。満久氏以外は、スベリの原因が活断層なのか地滑りなのかが論点になってしまっていて、岡田氏に至っては、ここで活断層と認めたらば枯券にかかわる的な迫力がありました。

次は、7日(水)に会合が開かれます。これほど断定している満久氏の意見を覆させることが出来るとは思えませんが、さて原子力ムラはどうするのでしょう~。

渡辺満久氏は、柏崎刈羽原発の近くで育ち、原発に否定的な考えはもってこなかったそうです。しかし、2002年ごろ広島大の中田先生が、島根原発の設置許可審査におかしいところがあると言っているのを知った。そして2006年に一緒に調査をして、杜撰な調査や電力会社にまけてやるような調査があることを知ったとのことで、外部から断層の危険性を提起してきました。

10/22 Eテレ 原発直下に活断層? 断層列島とどう向き合うか

2012.10.23 23:58|活断層
国民(国会)の信任を得ないで走り出している原子力規制委員会の委員長代理島崎邦彦氏と専門家4人(原発直下に破砕帯があることを指摘してきた東洋大の渡辺満久氏が入りました)が、11月2日に大飯原発の直下にあるという破砕帯調査に行くことになっています。

保安院の意見聴取会で、敷地内に活断層があると指摘されているのは、大飯(関電)、東通(東北)、美浜(関電)、もんじゅ(日本原子力開発機構)、志賀(北陸)、敦賀(日本原電)の5つの原発です。

昨夜のNHK・Eテレにこんな番組がありました。敦賀原発直下に活断層があることは、昨年から指摘されてきたことですが、何を今更ですし、これから大飯原発の調査をしようとしているのに、何故敦賀?と思いますよね。

しかし、断層に正断層と逆断層があり、従来、正断層では地震がおきないとされてきたが、今回の東日本大震災以降に正断層での地震があったという知識が増えました。

地震の研究者が登場して、これまで考慮してこなかったが、危惧していると言っていましたので、学者のexcuse番組ととれないこともなかったです。

以下、簡単にまとめました。

10/21 23:20~ NHK Eテレ サイエンスZERO
「原発直下に活断層? 断層列島とどう向き合うか」


動画

現在、各原発で断層調査が行われている。原発の直下にある断層が活断層ではないのかという疑いがある。 
活断層のリスクにどう向き合えばいいのか?

活断層とは、最近の地質時代に繰り返し地震を起こし今後も地震を起こすと推定される断層で、日本には少なくとも2000以上ある。
日本列島は、5億年前からこの活断層の動きによって形成されてきた。
新潟県の櫛形山脈は、出来たてほやほやの山脈なので、あちこちを調べると山脈の形成の様子が分かる。

山口大 金折氏説明
正断層と逆断層がある。300万年前からは東西に圧縮の力が加わっている逆断層が動いていて、そこで地震が起き、正断層では地震が起らないとされていた

ところが、昨年4/11にいわき市を震源とする正断層型のM7.0の地震が起きてしまった。
東北大の遠田氏がこのメカニズムを調べたところ、これまで東西に3センチほど圧縮されていた日本列島が、東日本大震災により最大5メートル以上も東に引っ張られることになった。この変形によって正断層で地震が起きた。これまでバランスを保っていた地殻・岩盤などが、一気にバランスを崩しやすくなっている。

これまでは、引っ張られるということが考慮されてこなかった。
正断層では地震は起きないという考え方は原発の安全審査にも適用されてきた。

敦賀原発から200メートルには浦底断層がある。それに加えて、その2号機の直下に破砕帯(岩石が帯状に砕けた部分で断層の場合が多い)が160もある。しかし正断層なので動かないとされてきた。

過去の原発の安全審査では、現在の応力場では正断層だから動かないことを根拠のひとつとして、問題ないと判断されてきた。

遠田氏は浦底断層が動くとズレが生じることがシュミレーションされていると言う。
破砕帯が活断層であるのかどうか調査されることになっている。

しかし、破砕帯や断層が見つかってもそれが活断層であるかという証拠を見つけるのは難しいし、活断層ではないという証拠を見つけるのも難しい。
これからは、活断層かどうか分からないものについても安全上十分配慮していく必要がある。

正断層では地震がないという常識が覆ったが、もうひとつ覆った常識がある。それは5キロ以上離れた活断層は動かないというもの。東日本大震災では6つが連動した。そこで過去の定説に囚われず大規模な連動を想定する必要に迫られている。

活断層はどれほど連動するのか。100キロほどの連動を考慮するように電力会社に求めている。
広島大 中田氏は、これまで柳ケ瀬・関ヶ原断層帯養老・桑名・四日市断層帯を2つを区別にしてきたことを反省して、連動する(若狭湾―伊勢湾)のではと危惧している。かつて一括して動いた可能性がある。
もしこれが動いて原発にどういう影響があるのかは全く手さぐりの状況だ。

リスクをどう考えていったらよいのか。
東日本大地震以前は数百年の単位で研究をしてきたが、、活断層で動く内陸型地震の間隔は千年万年の単位なので、海溝型より証拠も少ないしもっと勉強しなくてはならない。

地震が起こって断層が動かないとそこから学べないので、過去に起きたことを十分理解して着実な研究を続けながら次の地震に備えないとならない。
断層の研究が自然に追いついていないということを多くの人に知ってほしい。

=====
これまでは考えてこなかった正断層内の地震や、連動が起るかもしれないが、断層の研究は長い単位で見ていかなくてはならないので、研究が追いついていない。
破砕帯が動くから動かないかの証拠を見つけるのは難しいので、安全上配慮していく必要あり。

それでは、一体活断層や破砕帯の上や近くに原発を立てるのはどうなのよ。と突っ込みたくなりました。
大飯原発の破砕帯についてニュースになる前に、NHKとして、科学番組で一応扱っておく必要があったのかな。

満久さん、頑張ってください!!

大飯原発の破砕帯 審議持ち越し

2012.07.03 23:55|活断層
本日7/3保安院の審議会で、大飯原発直下の破砕帯について検討するはずであった「第18回地震・津波に関する意見聴取会 」は、関西電力より資料が出ないので、大飯についての審議が持ち越しになりました。 そんなことだろうと思っていましたが、本当にやる気のない当事者たちです。 破砕帯の片方の斜面の図はすでに資料として存在するわけなので、関電としては出す気がないわけです。
渡辺教授が調べるのに時間はかからないと云っているので、調べたらいいのですが、保安院は「時間がかかる」と云って逃げています。 学問上はどうだか分からないけれど、世論が怖いのでしょうね。

今夜の報道ステーションで、大飯原発が再稼働された後に関西電力が資料を出さないと云う事が分かったのは遺憾であるというコメントがありましたが、この事は、再稼働の前から分かっていたことだし、少なくともschnauzerは、報道ステーションにこの件をとりあげるようにメールをしてあります。
また、既に、テレビ朝日の6/24「ワイドスクランブル」で取り上げている問題でもあります。
報道ステーションも脱原発派に受けるようになってきたけれど、あまり信用していません。いつも自分が正義だ。

杉山氏が、本日資料が出されていないことについて疑義を唱えたけれど、他に追求する委員も全くなく、次の議題にあっという間に移ることろを視聴していましたが、おかしいですね。 委員の取替えが必要だと考えます。

それから、この審議会の一般傍聴が一時間前に別室での傍聴になったそうです。
後ろめたいところがあるわけだ。 保安院の審議会は、前にも別室でのモニター傍聴になった例もあり、体質が非常に悪い。

大飯原発の破砕帯〜関電が資料出さずに審議延期 (7/3 ourplanet)

経済産業省原子力安全・保安院は3日、全国の原子力発電所周辺の断層状の亀裂「破砕帯」について、専門家からの意見聴取会を開いた。当初は、福井県にある大飯原子力発電所の敷地内の破砕帯について審議する予定だったが、関西電力が保安院に十分な資料を提出しなかったため、2日前に審議延期を決定。審議は2週間後に延期された。
 
大飯原発の資料がなく、審議が先送りされたことに対し、産業技術総合研究所の杉山雄一委員は、「大飯の情報が全く出ていないのは、理解できない」と批判。また、この日の意見聴取会では、福井県美浜町にある美浜原発や、福井県敦賀市にある高速増殖炉もんじゅについて、敷地内を通る断層が、近くの活断層と連動する恐れがあるとして、再調査をする考えを示した。
   
保安院耐震安全審査室の小林勝室長は、意見聴取会後にメディアの取材を受け、大飯原発の審議をしなかったことについて、「関電からの資料が十分揃っていない」と急遽、議題から外した経緯を説明。また、この日の意見聴取会で、市民の傍聴が別室に変更されたことについては、「参加者の事前申し込みリストを見て、警備上の理由から判断した」と話した。
 
大飯原発の破砕帯(断層)の審議については、およそ2週間後に開催される次回の意見聴取会で扱う予定だ。大飯原発4号機の原子炉起動は7月17日~23日の間に行われる見通しなため、関西電力が資料の提出を引き延ばしているのではないかとの声もあがっている。
 

明日大飯原発直下の破砕帯についての審議会開催

2012.07.02 23:29|活断層
大飯原発は再稼働してしまいました。
しかし、本来ならば、直下の破砕帯について指摘されていたので、調査をしなければなりませんでした。

その検討が明日行われます。 14:00からIWJのCH3で配信されるようですので、注目したいと思います。

経産省 原子力安全・保安院の審議会の一つである
第18回 地震・津波に関する意見聴取会
平成24年7月3日 14:00~16:30
経済産業省別館1階 101-2共用会議室
議題
1.猪ヶ池における津波堆積物の追加調査計画について
2.発電所敷地内の破砕帯について
3.その他

この破砕帯について調査を求めている渡辺満久氏は委員ではありませんが、杉山雄一氏は委員だということなので期待しつつ、他の委員の言い分をきいてみたいところです。

ちなみに委員は、
阿部 信太郎 独立行政法人産業技術総合研究所活断層・地震研究センター地震災害予測研究チーム研究チーム長
今泉 俊文 国立大学法人東北大学大学院理学研究科教授
岡村 行信 独立行政法人産業技術総合研究所活断層・地震研究センター研究センター長
釜江 克宏 国立大学法人京都大学原子炉実験所附属安全原子システム研究センター教授
杉山 雄一 独立行政法人産業技術総合研究所活断層・地震研究センター主幹研究員
高田 毅士 国立大学法人東京大学大学院工学系研究科建築学専攻教授
遠田 晋次 国立大学法人京都大学防災研究所准教授
藤原 広行 独立行政法人防災科学技術研究所社会防災システム研究領域 領域長
古村 孝志 国立大学法人東京大学大学院情報学環総合防災情報研究センター教授
翠川 三郎 国立大学法人東京工業大学大学院総合理工学研究科教授
山中 浩明 国立大学法人東京工業大学大学院総合理工学研究科教授

なんだか堅苦しい肩書が並んでいますが、発言内容を見たいですねぇ。

参考資料


明日の抗議行動と大飯の破砕帯について

2012.06.28 23:58|活断層
明日も、「大飯原発再稼動決定を撤回せよ!首相官邸前抗議」があるようなので行ってみようと思っています。
先週の様子は、報道ステーションで詳しく紹介されましたが、NHKや原発推進の新聞では報道されなかったようです。

明日は、広瀬隆さんらの発案で、ヘリコプターをチャーターし、ジャーナリストの綿井健陽氏が撮影、山本太郎氏が同乗して官邸の回りの様子を空から伝えてくれるようです。
「広瀬隆さんより「6.29のヘリコプター撮影の件について」 
正しい報道ヘリの会 という名前で寄付を募っていますね。
夜なので、懐中電灯を持っていくといいかもと提案があるので持っていってみよう。

この様子はIWJ(岩上安身氏のIndependent Web journal)で、配信されるようです。

新しい国民の動きです。

大飯原発直下の破砕帯についての続報です。

テレビ朝日「ワイドスクランブル」(6/24)


昨日、渡辺満久教授、福島みずほ氏、橋本勉氏、三宅雪子氏、平山誠氏、服部良一氏と市民の代表が、昨日大飯原発を視察し、その後、大飯町役場と嘉田滋賀県知事に会ったようです。(6/28 産経

こちらに、現地視察:渡辺満久教授レポートがあります。

結論
大飯原子力発電所内を横断するF-6破砕帯(断層)の掘削調査は、不可能ではない。掘削したのち、断層が確認できれば、その観察は1日で終了すると思われる。アスファルトやコンクリートを剥ぎ取る工事を行ったことはないが、1週間程度で掘削・観察・現状復帰は完了すると考えられる。掘削は複数の地点で行うことが望まれるが、掘削地点が増えても、同時進行で進めればよいので、工期はそれほど延長する必要はないであろう。

F-6破砕帯(断層)は、原子炉の直下にはない。しかしながら、Sクラスの重要構造物である非常用取水路はF-6を横切って設置されている。このため、F-6破砕帯(断層)が活断層と認定された場合は、3・4号炉の使用は不可能となる。



時間もかからないようなので、調べたらいいと思いますが、活断層と認められるのがイヤなのでしょうか。
それが本音なら、怖いですね。

大飯原発直下の破砕帯について

2012.06.26 23:58|活断層
大飯原発の直下にある破砕帯についての続報です。 

大飯原発直下の断層図、不備のまま再稼働の議論進む (6/26 オルタナ

原子力安全委員会の斑目春樹委員長も破砕帯については「再評価すべき」との見解を示している

関西電力大飯原発3・4号機(福井県)の敷地内の断層図が不備のまま、原発の安全性評価の議論が進んでいることが明らかになった。

関西電力は大飯原発の再稼働に際し、敷地内に掘ったトレンチ(調査溝)の南側の断層図だけを原子力保安委員会に提出。「F-6断層」と呼ばれる脆弱な破砕帯が見つかっている北側の図については、省略していた。

これに対し、国際環境NGO「FoE Japan」をはじめとする9つの市民団体は26日、大飯原発の敷地内の断層の再調査を求める要望書および署名1万663筆を北神圭朗経済産業大臣政務官に提出した

北神政務官は「懸念は理解した。大飯原発の再稼働は枝野大臣の判断事項であるが、要請の内容、専門家からそういう指摘があったことはしっかりと伝える」と答えるにとどまった

北神政務官と会談した社民党の福島みずほ参議院議員は「再調査は数日で済む作業だと聞いている。それ抜きでの再稼働は許されるべきではない。明日、超党派の国会議員や専門家と一緒に大飯原発の視察に行く。関西電力が拒むなら、国勢調査権を行使する」と語った。

=====
7/1から大飯原発3号機は稼働させるようです。その前に調査してもらわなくてはなりません。

福島みずほ議員は、twitterで、

敦賀なう。国会議員は、橋本勉さん、三宅雪子さん、平山誠さん、服部良一さんも一緒。渡辺満久教授も一緒、NGOの人たちも一緒です。明日はみんなで大飯原発へ。その後、大飯町役場に行き、滋賀県にも行って、知事に会う予定です。



フットワークがいいですね。

しかし、消費税増税より先にすべきことがあるはずなのに、この問題に注目している人が少な過ぎます。
この国、かなりおかしいのでは・・・。大丈夫??




上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。