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脱原発にめざめました。
再生可能エネルギーにも大いに興味あり。
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「風レンズ風車」のその後どうなったのでしょう

2013.03.17 22:54|洋上風力発電
週末忙しくて、落ち着いて記事を書くことが出来ませんでした。

そこで、少し明るいお話をご紹介します。

愛知・三重県沖で海底のメタンハイドレートを、メタンガスに分解して採取ことに成功したとのニュースが、これに熱い期待をしている人々を喜ばせました。 しかし、まだ技術的にも、コストの面でも課題が多く、経産省は日本周辺での埋蔵量を確認するための調査費を計上して、開発推進するそうです。

これが、本当に次世代のエネルギー源となるのかどうかは未知数のようです。 意外に早く調査まで漕ぎつけました。 まあやらない手はないけれど、原発に継ぐ利権となって、結局何もならなかったということになりませんように。

どうせ予算を投じるのなら、現実的に稼働しているものに補助金をつけてほしいですね。
前に当ブログでご紹介した「風レンズ風車」が実用化しているようです。

宣伝になってしまいますが、販売している会社

これは小型なので、恐らく発電量の割に設備が高価になってしまうのだと思います。
そして、洋上のハニカム型の実現がどうなっているのかというニュースは見つけられません。
電力会社が送電線を引いてくれなくてはどうにもなりませんし・・・。
しかし、メタンハイドレードに経産省が予算をつけるのなら、こちらもどうにかしてほしいですね。

原発がなくても、高効率のガスコンバインドサイクル火力発電と自家発電で、日本の電力は大丈夫が持論の広瀬隆さんがお気に入りですが、その広瀬さんと山本太郎さんが、ドイツの廃炉原発取材に行っているらしい。
日々雑感さんも一緒に取材に行っているらしですね。

これは帰国後の報告がとても楽しみ。
廃炉では、廃炉を決めてもその道は険しい で紹介したグライフスヴァルト原発の取材をしたらしいです。 そしてドイツの電力状況も報告してくれるでしょう。
広瀬さんは風力発電がとてもお嫌いですが、どのような感想でしょうか是非伺いたい。


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洋上風力発電 -2

2013.01.18 13:47|洋上風力発電
 続いて1月17日(木)TV朝日 そもそも総研たまペディア 
「そもそも風まかせの風力発電は 原発の代替エネルギーにはとてもとてもなれるものではないの?」

1.風力発電のデメリットとして言われているのは①設置場所が少ない②コストが高い③風が吹かないと発電しない・・不安定。
現実では風力は0.5%でとても原発の代替エネルギーとして当てにならないというイメージがある。

2.これを克服する洋上風力発電を玉川氏が見てきました。
長崎県五島列島 椛島沖合いに昨年8月から環境省のプロジェクトとして、洋上浮体式風力発電 1基が試運転している。
全体の高さ60mのうち洋上は23m、海中に37m沈んでいる。そして3本のチェーンで海底に繋ぎとめられている。昨年の大型台風にも被害を受けなかった。この小規模試験機で100kw x 30世帯分 を賄うことができる。
    01        02

実用化時には→→5000kW x 風車100基=50万kw(原発の半分)
環境省の試算によると、全国で6億kW分の洋上風力の資源量があるという。平均的利用率でいくと原発240基分のエネルギーがあることになる。
コストは2020年には買取価格が20円/kWhも可能。

3.博多湾の九州大学の浮体式洋上発電を玉川氏が見に行ってみる。
風リング風車について、漁業との共存などについて。(INsideOUTを参考)
コスト面では、陸上風力よりは海面下分高くなるが、洋上に持ってくるとトータルの発電量2~3倍と多くなるので、売電できれば元をとる期間はほぼ同じくらいになる。


4.日本の海上はどこかで風は吹いている。更に、楊水発電所(原発2基しか動いていないので、揚水発電所は余っている)に畜電しておける。
03


5.洋上風力発電は漁業との共存が可能。

6.経済波及効果もある→→風車は約1~2万点の部品による組み立て産業(参考:ガソリン車は3万点、電気自動車は1万点)
現在は全世界の3%だが、輸出すれば、日本の産業にとってプラスになる。

7.雇用の促進になる。前政権の掲げた「2030年に風力発電を7%」として目指した雇用は50万人であった。
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8.じゃあ、やりゃあいいじゃないか!! 何が阻んでいるのか。
風車の問題ではなく、再生可能エネルギーに送電網が繋がっていないのが問題。
送電網を持っている電力会社が原発を持っているので、再生可能エネルギーをつくる他社の電力のために送電線をひかないだろう。

9.富士通総研 高橋洋氏 「実際ドイツでもヨーロッパでも発送電分離は当たり前で、送電だけを専門にやっている会社が、積極的に再生可能エネルギーにも接続するし、(送電網)足りない場合には建設もするということをやっている。
なので日本発送電分離をして、送電のみを考える会社を作らなければなかなか再生可能エネルギーのための送電網への投資は進まないだろうというふうに考えられる。
06

10. 高速道路や新幹線はコストと考えたわけでなく、投資として行った。
国土強靭化として公共事業をすると言っているが、発送電分離を公共事業として考えてもいいのではないか。
11. 経産省内部でも原発維持グループと発送電分離グループと両方あるようだ。

今日の結論
追い込まれた末の選択ではなく、自らの意志で新しい経済の形をつくれるかの分かれ道


=====
悪いけれど、環境省の五島列島の大きい風力発電プロジェクトより九州大学チームのハニカム構造の風力発電の方が、風も集められるようだし、小回りがきいてい有望そうですね。応援したいです。

そして、必要なのは発送電分離!!





洋上風力発電 -1

2013.01.18 12:53|洋上風力発電
風力発電についての報道が続いています。
1月10日(木)BS11 INsideOUT 「再生可能エネルギー ここまできている自然との共存」

ジャーナリスト山路徹氏が、九州大学応用力学研究所所長 大屋裕二氏を訪問します。

簡素な研究室で、風レンズ風車(Wind Lense Turbine)と普通の風車との違いの実験を見学します。
普通の風車の回りにレンズ(枠)をはめると、普通の風車の2倍の発電をします。
原理は、リングの風下に渦をつくり、低気圧を発生させ風を引き込むことによって、羽根に強い風をあてることができるというもの。
3


大屋氏は航空工学出身で、渦を作らないよう作らないようにと闘ってきたが、今度は渦を作って逆に風に飛び込んでもらおうと試行錯誤してきた。その結果このような枠をつけることで、風力が2倍になった。

大屋氏「日本の、世界の、画期的な技術が生まれてくると思う。ここでこれが必要だと皆さんの意識がぐっと強くなると、誰かが何かの行動を起こすし、誰かが何かのアイデアを作り出す。だから、そういう芽生えをつぶさないでほしい。出る杭を打たないでほしい。出る異端者を育ててほしい。それを政治家や産業界の方にお願いしたい。」
山路氏「先生はこれまで相当叩かれてきたのだと思いますよ・・」

山路氏が、小さなボートに乗って、博多湾700メートル沖合いの洋上浮体式エネルギーファームに行ってみる。

2011年12月に設置したもので、直径18メートルのハニカム構造(正六角形)一基の上に、3kWの風レンズ風車2基(6kw)、1.5kWのソーラーパネルが搭載されており、全部で7.5kw発電できる。今はバッテリーに逐電していて、潮力計などの計測器に使用しているとのこと。
P1020841-s.jpg


真ん中のハニカム部分には既に海草が付いていて、おそらく魚が集まってきて漁礁になるので、漁業関係者との連携を考えている。
陸上より2倍の風があるが、台風が一番の問題としている。全体はアンカーで止められていて、折りたたむことも出来る。

現地スタッフの人「子どもの世代、次の世代に青い空を残してあげたい。」
大屋氏曰く、日本で再生可能エネルギーの割合を高めるには、海に出るのがいいのではないか。漁業組合の了解を得られるならば、これを各地に浮かべていって、海の沿岸から分散型エネルギーで供給するシステムというもののさきがけとしたい。これからは大型集中エネルギーも残るが、いろんなところに発電所ができるというようになると思うので、その一つとしたい。

スタジオで司会のジャーナリストの二木啓孝氏を加えての話合い。

集中型の風力発電の例として、銚子沖洋上風力発電の設備 柱の高さ80m、羽根の長さ46m、基礎重量5400t、推進12m、出力2400kW、総事業費 35億円
1


これに対して、小さい風力を使った浮体式風力発電であれば、大がかりな基礎工事がいらないのでいつでもどこにでも移動可能だし、ハニカムの所に魚が集まってくるということで漁業権の問題についても理解を得やすいのでは。
レンズ風車は、バードストライクもなく音も軽減されるし、環境にやさしい。
地域とタッグを組んでよい効果を得られるのでは。
大きい羽根に枠をつければ2倍になるのに。
福島の沖で、いろいろな計画があるようだが、これを引っ張っていけばよいのに。

将来図
2


山路氏「大屋先生に言わせると、本当は羽根が1枚というのが効率的。3枚が人の見た目に安心感を与えるからということでした。」

=====
海に浮かんだこの美しいハニカムの図は、3.11後かなり早くに目にしています。
それが、現実になってきているのはとても嬉しいですが、やはりここに予算が流れこんでこないと夢で終わってしまうのでしょうか。
大屋氏はおそらく研究費もたいしてないのに、ずっと前からこの実験をしていたようです。それが実ってきたというところで、こういう出る杭をうつようなことをしてほしくないと訴えていました。





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