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脱原発にめざめました。
再生可能エネルギーにも大いに興味あり。
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原発を見る旅 番外編

2011.10.23 19:57|原発を見る旅
さて、連日原発関連のニュースが天こ盛りで、多くを積み残していますので、旅の記録を早めに終えないとなりません。

敦賀半島の原発を見るだけならば、充分に日帰りが出来たと思いますが、折角若狭湾まで行ったのですから、少し足を延ばしてみました。

敦賀で一泊して、朝早くに小浜線に乗りました。小浜線は敦賀駅と京都府の東舞鶴駅を結んでいます。
敦賀から30分で美浜駅へ。 平日の朝なので誰も乗っていないと高をくくっていたら、一両編成の車両には結構サラリーマン風のおじさんが沢山。沿線に何か大きい会社でもあるのかなと思っていたら、ほとんど美浜駅で降ります。
そうです。関西電力があったのです。

美浜原発は、半島の先に位置しているので、関係者は原発で働いているのかと思っていましたが、辺りには原発が沢山ある訳ですし、保安院関係者もおそらくここに出勤しているのでしょうね。

ここから近い「三方五湖」を眺められる展望台があるということで、そこに行くことにしましたが、ここも近いようで、車がないと行くのが難しいところ。
それで、一時間の観光タクシー「ハートフルタクシー」というのを見つけ、それを頼んでおきました。
まず、タクシーは、久々子湖(くぐしこ)の湖岸の漁師の家々と、積み重なった漁具と船が連なっている間の道を通ってくれました。これが雑然としているのですがなかなかの風情。原日本的風景。

山頂公演から眺めた湖岸の漁師の家並。
家並み


車はレインボーラインという有料道路に入り、山を上ります。タクシーに待っていてもらい、ロープウェイで山頂公園に。
下調べで写真を見ると素晴らしそうでしたが、実はあまり期待していなかったのです。ところが朝一番乗りで独占した風景はなかなかの絶景でした。
若狭町方面の湖を望む。
三方五湖-2


湖岸の家並みと美浜町の海から敦賀湾を望む。
ぼんやりとした写真の左方面に美浜原発があります。
三方五湖-3


若狭湾方面を望む。
三方五湖-1

美浜は歌手の五木ひろしの故郷だそうで、山頂公園には、五木ひろしの碑があり、前に立つと演歌が流れます。「ふるさと」だったでしょうか。他にはばら園、茶室、恋人の聖地の碑、誓の碑(中国太古の鐘の音が聴ける)、めだかの池等々何の脈絡のない施設がありました。
調べると美浜町が受け取った電源三法交付金は、2009年までの12年間で国庫から86億円、都道府県から53億円、計約140億円。帰りがけに通った高校には、りっぱな漕艇部があり、りっぱな船がいくつも置いてありました。前日、町のレガッタ大会があったとのことで、電力会社のテコ入れがあるようでした。

美浜駅から敦賀に戻り、米原の一駅前の長浜駅で途中下車。
琵琶湖に面した町で、秀吉の築城したと云われる長浜城があります。これは昭和58年に造られた歴史博物館で、実際の城の詳細は分かっていないようでした。しかし、展望台から眺める琵琶湖は大きくおだやかで、これこそ日本の原風景といったところですね。
駅の反対側には、黒い壁の古い家並みが続いている通りが沢山あり、みやげもの店、飲食店、ちょっとしたミュージアムなど洒落た店が沢山。そして驚いたことに観光客がいっぱいです。おそらく観光バスで来ている人が多いのでしょう。
写真をあまり撮りませんでした。はずれのあまり人気のないところですが、感じは分かって頂けるでしょう。
また、NHK日曜ドラマ「江」の、浅井三姉妹の育った城が近いというのも人気の理由かもしれません。
長浜

敦賀市や美浜町と違い、原発がなくても活気のある町を見ていろいろ考えてしまいましたが、帰って調べてみると、長浜は寂れた町を上手く興したということで非常に有名で、視察が相次ぐという町でした。成功例だったのです。

原発を見る旅の同行者に感謝します。
行かれなかった友には、またどこかへ行きましょう。

終わり




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原発を見る旅 2

2011.10.21 22:20|原発を見る旅
福井県嶺南地方は、若狭湾に面して東から敦賀市、美浜町、若狭町、小浜市、おおい町、高浜町と続き、このうち原発のないのは、若狭町と小浜市のみ。いくら過疎でお金が欲しかったとは云え、造り過ぎです。

昨日20日に原子力安全委員会が示した防災指針案では、避難や屋内退避措置がとられる範囲を、現行の「原発から8~10キロ圏(EPZ)」から「30キロ圏(UPZ)」に拡大すると報じています。
UPZ対象の市区町村の表を見ると、敦賀、美浜、大飯、高浜の各原発すべてから30キロ圏にあるのは、皮肉なことに原発のない若狭町と小浜市になります。

さて、旅に戻ります。
美浜原発は敦賀半島の西側にあり、1号機34万kw(定期検査中)、2号機50万kw(そろそろ定期検査)、3号機82.6万kw(定期検査中)。1号機は41年、2号機は39年経過。3号機では過去に死亡事故あり。

こちらも美しい砂浜が続きます。遠く中央左に見えるのが美浜原発、中央に橋が見えます。
車は海に黒い点々が沢山見えるサーファーの車でしょうか。
Mihama-1

近づいたところ。
Mihama-2

バス通り沿いにあるPRセンター
PR館

PRセンターにあった夏の海水浴の写真。毎年こうなのでしょうか。
いつのものでしょうか?
砂浜には水晶浜、ダイヤモンドビーチなどステキな名前がつけられていますが、本当に美しく綺麗な砂浜。
道沿いに家がありましたが、民宿だそうです。今は車で来る日帰りの人が多いので民宿は流行らないとのこと。
原発を眺めながら海水浴もないと思いますが、原発は日常の光景なのでしょう。

原発は常に上から下から低濃度の放射能を出しているし、排熱の為に海水の温度も高くなるため、海の生態系はかなり変っていて、近くの海にもぐった人があまりに生物がおかしいので反原発になったというブログを読んだことがあります。やはり危険はあるのかないのか情報を公開してこられなかったこの電気製造機は、やはり胡散臭いとしか云いようのない存在です。

夏の海

PRセンターの横に丹生大橋があり、そのたもとに警備所があります。橋を渡ることは出来ません。
左側に見える1、2号機。3号機に比べると小さい。福島や浜岡は沸騰水型で、こちらは加圧水型なので格納容器の形が違います。
Mihama-4

右側の3号機。
Mihama-3

PRセンターには喫茶店がありました。外のテラスでお茶をすると、生垣の先、海を越えて原発が見えます。のんびりとした秋の日差しの下、崖の下からザブ~ンザブ~ンと海の音がして、すっかり穏やかな気分になってしまいました。
大きなカマキリ。あまり好きでないのですが、きれいな色。
カマキリ

浜岡原発を見に行ったときにも思ったけれど、現場は至って平静で拍子抜けします。
しかし、やはり実際に行ってみると、その地方の様子を肌で感じる事が出来るし、これからの学びの糧にはなります。

原発交付金などの恩恵にあずかって来た敦賀市と美浜町。本当に美しい海と砂浜があったのに、数人の政治家と電力会社による罠にひっかかって、この先何万年も負の遺産を背負うことになってしまいました。取り返しがつきません。が、やはり今止める決断をする時です。と云っても誰が責任者か全くわからない。
少なくとも、周辺の市町村の首長は頑張ってください。

番外編つづく

原発を見る旅 1

2011.10.20 23:31|原発を見る旅
「上高地に紅葉を見に行きませんか?」というお誘いがきたので、「上高地は次回にして、原発を見に行きましょう」と強引に目的地を変え、友人一人を誘って三人で敦賀へ行くことになりました。結局前日に一人が体調が悪くなったので、旅は延期かと迷ったのですが、思い切って二人で16日に原発を見てきました。

敦賀はとても近い。新幹線の米原で乗換えて、北陸線特急で1駅。お昼前に到着出来ます。

これは以前にダウンロードしておいた周辺の活断層の図で、行政区分はないですが、原発の位置は分かると思います。
Wakasa-map


福井県の若狭湾周辺は原発銀座と呼ばれていることは知っていても、具体的にどこにあるのかを知っている人は少ないと思います。
敦賀の北にある敦賀半島の、東側に敦賀原発(敦賀市)と廃炉中の「ふげん」、西側に美浜原発(美浜町)その先の半島の突端に「もんじゅ」があります。交通手段があれば、これら3か所を見るのは簡単なのですが、さすがに過疎地に造られる原発故、バス便はそれぞれ一日3本。道は周遊していないため、タクシーかレンタカーを利用するしかない。
それで残念ながら敦賀原発(ふげんも)は諦めて、タクシーで「もんじゅ」のある半島の突端へ行き、少しもどって美浜原発で下してもらい、PR館を見て原発を眺め、帰りはバスで敦賀に戻ることにしました。

駅前にはバス停が3つくらいしかないのに、敦賀原発関係者向けの大型バスが停っていました。

タクシーに長時間乗るのは、運転手が原発容認派だったらちょっとシンドイのでは?という意見が旅の前にあったので、心配しましたが、今時タクシーで原発を見に行く客も珍しかったせいか、はたまた長距離の客に喜んだのか、道中いろいろ話をしてくれたので勉強になりました。
まず、半島の東海岸沿いに北に向かうのですが、対岸に大きい火力発電所がありました。
調べると北陸電力敦賀発電所1号機50万kw(石炭)2号機70万kw(石炭、木質バイオマス)のようです。

ちなみに敦賀原発は日本原子力発電で、北陸電力、関西電力、中部電力に電気を送っており、1号機は41年経っています。
タクシーの中で福島の話が出て、電力会社が一年に一回、全戸に放射能についての詳しいちらしを配るので、知識があるから怖くないと言っていました。福島関連では必要以上に怖がっているという意見。「ふんふん、電力会社は少々正確でない情報(100mSvまでは影響ないなど)を流しているのかもね~」と心の中で反応。
しかし、敦賀原発はもう古いのでこれを動かすことには賛成していないようでした。
敦賀では3、4号機の建設計画があります。今の原発では交付金はほとんどないのではないでしょうか。


「もんじゅ」の入口です。機動隊の青くて小さい装甲車?が巡回していました。
敦賀以外の人々のデモがあるとのこと。当然ここからは見えません。隣にPR館がありましたがパス。

もんじゅ入口

美しい砂浜のある小さい入り江の端にある「もんじゅ」。
1994年から17年間事故続きで役に立たず、しかも稼働していないのに冷却材のナトリウムを冷やさないために温め続けているという金食い、電力食いのプルトニウム増殖機。その維持費一日5500万円。
高速増殖炉は他の国は撤退して日本のみ頑張っている。これは原型炉で、この先実験炉を造りそれから商用炉となるらしい。管轄は文部科学省。
これの替りに居心地のよいホテルか旅館があったら、素晴らしい観光地になっていたと思われます。

もんじゅ

本日敦賀原発でこんなことがあったようです。
普通の工場だったらよくあることだと思いますが、こと原発ではことによったら命に関わることになります。
だから、原発労働者という人々が働くことになる世界。今回も一般人としては一年分を超えていますよね。

敦賀原発2号で作業員内部被ばく 廃棄物入りごみ袋触る (10/20 福井新聞

 日本原電は20日、定期検査中の敦賀原発2号機(福井県、加圧水型軽水炉、出力116万キロワット)で19日、協力会社の男性作業員(21)が放射性廃棄物が入ったごみ袋に触れて内部被ばくしたと発表した。今後50年間の被ばく線量は20日午前の暫定評価で1・7ミリシーベルト。国際放射線防護委員会(ICRP)の考え方に沿った基準値2ミリシーベルトを下回っている。医師の診断で健康被害はないと確認したという。

 原電によると、19日午前、原子炉建屋の地下2階で1次系配管の弁の点検をしていた作業員が、放射性廃棄物が入ったごみ袋に、使ったぼろぎれを押し込んだ。その際に袋の内側に触れたゴム手袋に放射性物質が付着。さらに顔をぬぐったときに付いた物質を、体内に取り込んだとみられる。
 再発防止対策として、ごみ袋を運ぶ際は必ず封をし、汚染拡大を防ぐよう社内規定に反映するとしている。

つづく







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