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Author:schnauzer
脱原発にめざめました。
再生可能エネルギーにも大いに興味あり。
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都知事選 候補者「一本化」問題 (4)

2014.02.19 22:17|都知事選
選挙から随分時間が経ってしまいましたが、これまで見て来たように、二人の脱原発候補者は組織票以上の票を多くは集められていないと分析しました。

それでは、一本化要請組の文化人と呼ばれる人々の言うように、舛添氏に負けてしまったことで都民は脱原発の意思表示が出来なかったのでしょうか。

週末のデモクラTV本会議の中で、ジャーナリストの鈴木哲夫氏が、興味深いコメントをしていました。

曰く、舛添氏は選挙戦期間中に原発を推進するとか再稼働するとは言っていない。 脱・原発依存ということだ。 従って、原発はやめようという都民が舛添210万+宇都宮98万+細川96万≒400万強 いた。 そして原発推進は田母神氏の61万票だけであったということ。

もう一つschnauzerが欠いていた視点として、東京都民は4年間で4割の人が入れ替わっている。 流動人口というそうですが、東京に定住している人々と東京を通り過ぎる人々が半分ずついるということ。 東京人は都知事に対して都の政策を要求するが、通り過ぎる人は、都政よりむしろ安倍政権に反対するとか、原発など国政に近い選択をする。ということ。

通り過ぎる人が投票をしないと投票率は低くなるが、長い都知事選の経験からすると50%は確保できる選挙だそうです。

これらの意見を総合すると、これからの選挙は投票率を上げるということは余り期待できないということになります。 積極的脱原発派はほとんど投票行動を起こしているのではないでしょうか。

一本化要請組が、左翼でなく、保守中道が脱原発を叫んだのは歴史的なことなので、それに繋がる票を獲得せよと扇動したけれど、小泉・細川陣営の中にはそういう左翼系の人々が応援しにきてくれたこと自体が却って傍迷惑だったのでは。 

****************

今回の都知事選は、家庭の事情であまり参加できませんでした。
しかし、現場主義のschnauzerは、宇都宮事務所の様子を見がてら電話掛けに2回行き、街宣を2回見に行ってちらチラシ配りのお手伝いをし、最終日は雪のため自宅から電話掛けを少しだけしたり、後はツイキャスにコメントをしたりして応援しました。

そして、見えてきた宇都宮けんじ氏の選挙は、なかなか楽しかったのです。
前回の都知事選は衆議院選挙と重なっていて投票はしたのですが、選挙戦の内容はよく知りません。 ちょっと調べると、政党の関係者が選対内部に多くいて硬直していたようで、それが原因で今回の一本化要請に拍車が掛ったように思えます。

今回の選挙戦は、当初は動きが全く見えず、山本太郎氏の時のようにボランティアでポスターを貼るなんて作業をしたのかどうか。 しかし、少し経つと、スマホから簡単に配信できるツイキャスによる宇都宮氏の可視化が始まり、正に山本氏の選挙のようになってきていました。

すなわち、若い人々がどんどん集まり、いろいろアイデアを持ち寄り、それがネットを通じて広がり、実際に選挙のボランティアが出来ない人も、ネットを通じていろいろな形で参加、応援ができるというように日々進化していったのです。 もう左翼も党派も関係なく、それを凌駕していたように見えました
山本氏の選挙から始まった新しい流れです。

schnauzerは、数回電話掛けをしましたが、電話帳からの投票依頼は若者には結構辛いものだそうです。 拒否や無反応が多いからね。 年の功かこれらは結構平気になっています。 しかし、従来から選挙戦に欠かせないといわれる名簿(組織の名簿)からの電話掛けってどのくらい得票に有効なのかは疑問です。

今回も組織がないので、普通の電話帳から約350人に掛けましたが、半分が留守か留守番電話で、はじめから宇都宮氏に投票するという人は数人でした。 説得できた人は残念ながらいません。 

実は、事務所以外から勝手連が既に電話をしていて、少し前に電話もらいましたという人に出会ったことも数回。 事務局では、どこにどれだけ勝手連がいるのか把握できていないので、電話がかち合うことはありますということでした。 あちこちで、年配の勝手連が活動をしていたみたいですね。

宇都宮氏の回りには、無名の若者が政策に共感して集まり始め、無名のアーティストが支援の声を上げました。
宇都宮けんじへ応援の声
それで音楽と融合したイベントを行ったり、最終日には雪の中の街宣を午後8時に終え、12時までの時間渋谷のdommuneという音楽イベント会場から配信で、政策を語る集会が行われました。 この配信は全国での視聴者が12万人になりました。

宇都宮氏の政策は、例えば福祉政策を立て直しますなどという抽象的な表現でなく、具体的な数字を上げています。 従って、これまで声ばかりで実現してこなかった都政の問題点が浮き彫りになりました。
これを元に舛添都政を注視していきたいと思います。

最後に、2/2渋谷
在日朝鮮人3世で選挙権がない辛淑玉さんの感動的な応援演説
この演説の録画を、街宣の間に喫茶店で見た宇都宮氏が涙ぐんでしまうという後日談もありました。

沢山の動画があります。 杉田かおるさんとの対談 7.本当の豊かさとは

最終日(2/8)の雪の新宿駅での街宣の様子
アジテーターの素質があるようです。
これからの市民運動についての鋭い言及があります。

vote-s.jpg
洒落たバナーが沢山出来て、自由にそれをツィッターの載せて広めました。 schnauzerも期日前投票をした日にこの「I VOTE UK」バナーをツィートしました。

若者たちは、「東京デモクラシー」の始動だと。そして宇都宮氏は、UK うつけん けんじ、けんじと愛されました。

新宿での街宣から 

 ・・・・・今回の選挙は、新しい政治を始める歴史的な第一歩となる選挙です。市民の力で、そして市民と労働組合と政党が連帯した力で、新しい政治を始められるかどうか──それが問われています。
 このような取り組みは、過去の歴史を振り返ってみても、はじめてのことではないでしょうか。

 都知事選の候補者には、著名人や知名度がある人がなるのではありません。そういう候補に頼っていては、本当の民主主義は育ちません。運動の中でこそ、スターをつくり出さなくてはだめなのです。日本の市民運動は、市民運動の中から候補者を出し、候補者を当選させる力を蓄積していかなくてはだめなのです。そうでなければ、社会は根本的に変わりません。

 民主主義を取り戻すとは、市民運動の中から本当のリーダーを押し出し、都知事にしていく、あるいは国会議員にしていくということです。そうした政治をつくりあげないと、根本的な社会の転換はあり得ません。その最初の選挙が、今回の都知事選挙です。

 東京が変わっていけるかどうか、東京都政で本当に民主主義が確立できるかどうか──。これがいま、問われています。都民の手に都政を取り返せるかどうか──これが問われています。・・・・・



すでに、東京デモクラシーは始動しています。 この動きを見守りたいと思っています。








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都知事選 候補者「一本化」問題 (3)

2014.02.13 22:04|都知事選
「一本化」問題により、より誠実に脱原発の行動を起こしたり、シンパを感じていた人々が分断されてしまいました。 若者たちの言葉でリスペクトされていたとされる長年脱原発運動を牽引してきたという人々が、「これが脱原発を示す最後の機会だ」「宇都宮では勝てない、大同小異で細川に賭けよう」と叫び、schnauzerの心も一瞬千々に乱れ考え込んでしまいました。

しかし、この小泉・細川コンビは何だか胡散臭い。
細川氏はまあ本当に原発はいらないと思っていそうですが、しかし、気持ちはあれど政策に結び付けるほどの知識はなさそう。 脱原発をシングルイシューにするには全く頼りないし、この人をリーダーにすることが出来るのか。 人はよさそう。 そして、長年湯河原で陶芸をしていたのだから、原発に依存しない社会は望むところでしょう。 

宇都宮氏は15回以上討論の機会があったのに、実現しなかったと語っています。
公示日以降のTV討論会は、日本テレビ、フジテレビ、テレビ朝日の3回で、この3回目の宇都宮氏が際立っていたので(この理由は推測)、その後のTBSの討論会は細川氏のキャンセルで流れたそうです。 この収録予定の日、宇都宮氏は空いた時間を事務所からネット生中継に切り替えて発信を続けました。

このテレビ朝日での討論会を観て、細川氏の余りの不甲斐なさに、一本化要請組は頭を抱えたに違いありません。

要するに、すでに政治の世界から足を洗ったお人よしの細川氏を小泉氏が担ぎあげたのでしょう。
では、何故そんなことをしたのか。


これからはschnauzerの独断と偏見に満ち満ちた推論です。

小泉氏と言えば、「聖域なき構造改革」「改革なくして経済成長はない」と叫び、「自民党をぶっ壊す」と郵政民営化などの規制緩和を行いました。 

この人は、3.11以降原発についてよく学べば学ぶほどこのおかしさについて知ることになった。 オンカロに行けば使用済み核燃料を10万年保管する方法について学び、一層原発はなくなる方向にあると考えるに至った。 この政官財の癒着した「原発体制をぶっ壊したい」「脱原発して再生エネルギーで経済成長を」と思ったのは事実でしょう。 本人は全く考え方を変えたわけではありません。、

原子力ムラと反対勢力は、今は綱引き状態だが、近い将来は脱原発の方向に動かざるを得ない。 その時に「日本は脱原発します」と内外に声を上げる脱原発のリーダーとなる者は、ノーベル平和賞に値することになる。 そのリーダーは、今声を上げている市民ではなく、安倍なき後の自民党党首・小泉進二郎でなくてはならない。

そういう時に喝采しない脱原発派を極少数派にしておき、拍手喝采する市民を味方につけておきたいと。 こうなれば、新自民党は、従来の支持者に加えてリベラル層を取り込んで、長期に安定するだろう。 その布石だったのではないでしょうか。 

小泉氏は、対米従属でありアメリカの年次報告書のとおりに改革などを行ったとも言われていて、もしこんな風に選挙に出ることがアメリカの反発を招くなら、命がいくつあっても足りないということは、本人が一番分かっているはず。 従って、この脱原発表明はアメリカのオバマに近いところからの後押しがあるに違いない。

実際、安倍氏は国際社会からはその言動から要注意人物と見られているし、アメリカからもかなり疎まれている。 日本は核兵器を持たない国の中で唯一核燃サイクルを認められている国です。 しかし、ここにきて安倍により日本の核武装の懸念が深まり、余分なプルトニウムを持っていることにも海外から疑惑を持たれている。(アメリカの貸しているPtの返還が協議されている) また、2018年に日米原子力協定の改定があり、協議が始まりそうである。
原子力政策の根幹である核燃サイクルのひとつ、もんじゅの実用化も見直されるかもしれない。(2/7 47news)

こういう状況を考えると、アメリカも日本の脱原発を望み始めていて、小泉氏はこれに呼応している。
脱原発体制をぶっ壊し、再生可能エネルギーにシフトすれば日本は新たに成長できる。 
これは小泉氏の思想に特に反していないと思いますね。

この手に乗ってしまった脱原発のリーダーは、いとも簡単に宇都宮と細川を天秤に掛けて細川を選びました。 それにより市民は分断したかのように見えます。 小泉氏は、内心高らかに笑っていることでしょう。 左翼運動というのは簡単に分断できるのだなと。 脱原発を願う良心的市民の半分は自分の掌の中にあるぞ。と。

これからこのリーダーたちは細川氏を盛りたてて運動を続けていくのでしょうか?
それとも、得票が伸ばせなかったので、反省して元の鞘にもどるのでしょうか? 
いすれにしても何らかの発信が今必要です。 これに対して、「ノーサイド」にして再度一緒に脱原発運動をやっていこうという声も上がっています。 
そう簡単にいくのでしょうか。
若い人々の反発が止みません。

さて、次は、分断した脱原発市民運動をどうやって続け行くかを、宇都宮氏の選挙戦から考えてみます。




都知事選 候補者「一本化」問題 (2)

2014.02.12 21:22|都知事選
都知事選の結果を身勝手に分析してみると・・・

宇都宮氏は98万票で、前回の96万票を考えると微増にすぎませんが、主要な脱原発派票の一部が細川氏に流れたことを考えると、前回より細川氏に流れた分+1.5万票だけ新規開拓できたことになります。 この分は共産党、社民党の基礎票が60万と票と考えて、浮動票38万票の内どれだけなのでしょう。

参院選での山本太郎氏、丸子安子氏の得票合計の73万票無党派脱原発票の内、細川氏にどのくらい流れたのでしょうか。

細川氏は95万票の内、民主、生活ネット、生活の党、結い、惟新の票の80万票得票(参院選の結果151万票から低めに推測)したと考えると15万票が浮動票。 この15万票の中に宇都宮氏から流れた分が入っているわけで、新規開拓した保守票はどのくらいだったのでしょうか。 多くの脱原発運動リーダーや文化人、著名人と言われる人が細川氏支持を表明したけれど、意外にそれに反応して転向した脱原発派は少なかったのかもしれません。

そうなると、宇都宮氏も新規開拓が出来ていなかったということになるし・・・・。 分析が大きく違っているのかな。 ううん~どちらにしても悩まし。

一方、舛添氏の得票は211票で、自民党と公明党の基礎票は230万票といわれているので、今回は連合票も入っていることを考えると、基礎票も得票できていないことになります。

残り田母神氏の61万票は自民と惟新から多く流れていると考えられます。 ネットでは支持者の声が大きいし元知事が応援をしたものだから、主要4候補扱いでTV出演など出来たので得票に影響があったと思います。 メディアへの登場はどなたの差し金でしょうかね。 しかし、61万票すべてではないにしろ、新たな浮動票を一番集めたのは確かで怖ろしいです。
(主要4候補とのメディアでの取り上げ方は疑問です。候補者は16人いたのですから。 実際ネットでは16人平等に一言アピールする番組がありました。)


大騒ぎしたけれど、結局どの陣営も基礎票以上の浮動票は集められていないというのが現実です。
これだけ原発の危機があり、私は信じていませんが中国からの脅威があると一触即発のように叫ばれているのに、選挙行動を起こさない人が600万人弱(1068-493)いるということは、一本化要請組が票をもらいたかったリベラルな中間層が存在するというのが幻想に過ぎないとさえ思えますね。

逆に言うと、浮動票の600万人は、生活に困らないので政治はどうでもよい、どうせ舛添でしょ派と、生活が苦しいか忙し過ぎて政治どころではない派に分かれてしまっているのかも。

今回宇都宮氏を応援できない理由の中には、共産党の推薦を受けているというものが多かったようです。
共産党の推薦というだけで、投票行動にブレーキがかかり、大きな得票は得られないという理由です。
実はそれは私にもあります。 思い込みなのかもしれませんが、全くないわけではありません。

一本化要請組の中にも、口汚く共産党を批判した人が何人かいましたし、自分の立ち位置から共産党には投票できないが、舛添にも入れられないという人がいたのは否定できません。従って自分たちの投票行動自体が細川氏を必要としていたということもあったのでしょう。

宇都宮氏が完全無所属で選挙戦を始めていたらどうなっていたでしょう。それでも「あなたは地味だから下りて、細川氏に一本化せよ」と言ったのでしょうか。

山本太郎氏は無所属とはいっても、社民、未来の党(生活の党)の支援を受けていたので基礎票が30万票ほどはあったとされています。従って浮動票は36万票

やはり組織票以外の浮動票の獲得は、35万票~40万票が限界なのでしょうか。

ネット選挙解禁といっても、日本の選挙はポスター貼り、証紙貼り、ポスティング、名簿による電話掛けなど手間のかかる準備を必要とします。
候補者は日頃から地元へのサービスを怠ることが出来ません。
しかし、都会の選挙では半分の人が選挙行動を起こさないのですから、どうしたものでしょう。

いろいろ考えさせられました。




都知事選 候補者「一本化」問題 (1)

2014.02.11 18:53|都知事選
お久し振りです。

お察しのとおり都知事選に時間をとってしまっていました。

都知事選の結果  
舛添   2,112,979 
宇都宮   982,594
細川    956,063
田母神   610,063
家入     88,936
中松     64,774


この都知事選は脱原発派schnauzerにとって、マスメディアに載らない「一本化」問題が後味の悪いものになっています。
その経緯を後々のために記録しておきます。


宇都宮氏は年末12/28日に市民グループの集まりで立候補を表明しています。
推したのは、昨年の都知事選で宇都宮氏を支援した市民有志。

ちょうど宇都宮氏は4年後の都知事選にむけて、幾つかの市民グループと対話集会を開いて活動を開始していたところに、猪瀬氏の急な辞任があったということのようです。

年が明けて、1/14に細川氏が立候補の意思を表明。
1/20に脱原発運動を長く牽引してきた著名人が、宇都宮陣営と細川陣営を一本化するべく東奔西走したが功を素さず、その人たちが細川陣営を応援することを表明。

それに呼応するように、例えば山本太郎の選挙のボランティアなども宇都宮派と細川派に二分してしまい選挙戦に突入したということです。

都知事選 脱原発・鎌田氏ら、細川氏を支援 (1/21 東京)

ルポライターの鎌田慧(さとし)さんら都内で脱原発運動を展開するグループが設立した「脱原発都知事を実現する会」は二十日、国会内で記者会見し、東京都知事選に無所属で立候補する元首相の細川護熙氏を支援することを決めた。

 同会は十五日、脱原発を掲げる細川氏と前日弁連会長の宇都宮健児氏に、候補を一本化するよう申し入れたが、両氏は応じなかった。

 このため同会は、首相経験者で知名度があり、さらに小泉純一郎元首相の支援があることなどから、細川氏が宇都宮氏よりも選挙戦に有利と判断。一本化を断念し、今後は会のメンバーが細川氏を個別に支援していくことにした。

 同会代表世話人の河合弘之弁護士は、「苦渋の選択ではあるが、脱原発候補を当選させるにはこれしかない」と語った。

 細川氏の陣営幹部は「原発を再稼働しない一点で支持してもらった。うれしく心強い」と語った。

 宇都宮氏は「彼らの考え方だからやむを得ない。公開討論会もしない現状では一本化はない」と話した。




鎌田、河合氏らは、脱原発に向けて降って湧いたようなこの都知事選を、国を脱原発の方向に向ける最後のチャンスと位置付け、勝つためは、これまでの左よりであった運動を広く保守層に広げて行かなくては票が取れないと考えたようです。大同小異でと。

一本化要請組は、宇都宮氏の政策は認めつつも、共産党の推薦ということでは、前回の(96.8万)票以上の広がりは期待できず、保守層で脱原発を望むサイレントマジョリティーの票を集めたい。 従って宇都宮氏に下りて細川氏と一本化して、この選挙を勝ち取ろうと。あなたでは勝てないので下りるようにと。

この時点で、細川氏は立候補の表明はしていましたが、その政策などは脱原発を訴えるらしいということしかわかっていません。何度か討論会のチャンスはあったのですが、細川氏が出席しないため実現しませんでした。

宇都宮氏は、選挙戦の最中に何回も語っていますが、前回の選挙の反省から、脱原発だけでは無党派層は動かない。 社会保障、福祉、若者の雇用、貧困など自分の身近な問題を争点にしなければ投票行動には結びつかないと実感していて、今回は細かく具体的な政策を打ち出しています。 

この一本化に対して、宇都宮氏側は公開の場での話合いを提案しましたが、この一本化要請著名人らは、細川氏に直接会うことは出来ず、取り巻きの人を介していたようで、どの程度熱意が通じたか疑問ですが、この提案は実現しませんでした。

告示前に、何回か候補者の討論会の機会はあったようです。 宇都宮氏はすべて出席するつもりでしたが、他の候補特に細川氏が出席しないので、結局流れてしまいました。

細川氏は告示日前日の夕方記者会見をして少し話題になりましたが、それ以降はマスメディアで都知事選が大きく扱われませんでした。

選挙戦に突入し、2/3 鎌田慧氏らが「脱原発都知事選候補者に統一をよびかける会」(前と重複している人もいる)を作り、両者に候補を一本化するよう文書で要請し、6日までに回答を求めていくという記者会見が行われました。 会は「両候補の合計票が勝利した候補よりも多ければ歴史の悲劇」と。

そして2/6、会は再び記者会見して、両陣営から候補者の一本化は困難との回答があり一本化を断念すると表明しました。 宇都宮陣営はオープンな場で話し合いが実現しなかったことや、期日前投票を済ませた方やボランティアの支援者を裏切ることになるなどの理由から、立候補を辞退する考えはないとの回答があったそうです。

また、細川陣営からは、自分たちが原発を最大の課題と位置づけているのに対し、宇都宮候補は原発以外の政策を並列的に挙げているとして、立候補の取り下げはできなとの回答があったとのことでした。

その後はマスメディアは特定の候補に偏向しないようにという自粛により、選挙自体が大きく扱われずに開票結果の発表になりました。

脱原発を望み積極的に運動したり、シンパを感じていた都民は、これで真二つに分断してしまいました。

ネット上では、かなり影響力のあるブログ運営者が、宇都宮事務所の電話番号を載せてここに電話をして一本化に応じるよう要請せよと煽るように書いたりして、事務所はかなり混乱したということも起りました。

結局脱原発派で新たに細川氏を応援することになった人は、勝手連として活動していました。

さて、蓋を開けてみたら、まさに票が分かれてしまっていて、両者足したら相乗効果で舛添に何とか勝てたかもと思わせる結果でした。

今でもしこりは残っていて、twitter上では両者の支援者の言い争いが続いているので、このリーダーと呼ばれる人々たちは、何か表明する責任があると考えています。

schnauzerは、当初から宇都宮さんを応援しようと決めていましたし、小泉氏の内容のない「脱原発!」一本やりでもし票が集められるならそんな簡単なことはないわけで、この動き何か怪しいなと直感。小泉劇場は、脱原発に集まる老若男女を問わないリベラル層の分断を図る目的なのではと考えました。

選挙結果の勝手な分析は(2)へ
「脱原発都知事を実現する会」メンバーは下記




続きを読む >>

宇都宮健児氏 BS日テレで政策を語る(2)

2014.01.30 23:38|都知事選
宇都宮健児氏 BS日テレで政策を語る(2)

1/28 22:00~ BS日テレ 深層NEWS 注目の東京都知事選②
日弁連前会長 宇都宮健児 候補(67)


原発について

司会: 次は原発について伺いたいのですが、主張としては、大株主として再稼動反対、廃炉提案を主張されていますが、廃炉というのは、柏崎刈羽を廃炉にするということでしょうか。

宇都宮: そうです。 これは柏崎刈羽原発の再稼動にも反対しますし、これは新潟の泉田知事も基本的に反対だと思いますけれど、連携をして反対すると同時に、東京電力の株主総会において、福島第一、第二原発はもちろん、柏崎刈羽原発の廃炉も提案します。

司会: なるほど。 東京電力の株主でいうと、1.2%。 まあ大株主ですけれど、第4位の立場ですよね。それだけの意見を通すということについては、そうは簡単ではないという・・・。

宇都宮: 株主総会の議決権は、過半数は国の方が持っていますよね。 だから、それは出来ないんですが、実は、東京都で提案して働きかけるというのは、かなり影響力があると思いますね。 

例えば猪瀬さんの時も、東電病院の売却を提案して、最終的には株主総会で決定する数はなかったんですけれど、売却しましたよね。 だから、都がどういう態度をとるとかいうことは、東電にも国にもかなり大きな影響を与えると考えています。

司会: 東京電力は、柏崎刈羽については、正に経営を立て直すための切り札というか、あそこで、年1000臆円の火力発電の燃料費が節約できるのだと、だから何とか安全なものにして再稼させていきたいというのが、東京電力の考え方。 だから、都の要求に応えるというのは凄く差がありますよね。

宇都宮: ただ東京電力もそういうことを今の段階で言うのは安易なんではないかと思います。 何故かというと、福島の原発事故の原因がまだ十分に解明されていないんですね。更に事故の収束だって、汚染水問題ひとつ解決出来ていない。

最も重要なのは、原発事故の被害者の救済がまだ終わっていないわけですよね。 まだ多くの人たちが、東京にも避難されていますけれど、生活再建の目途が立っていない。そういう段階で再稼動を申請するのは問題。 
それから化石の燃料が高額化するということは、実は日本の場合は原発に頼り過ぎて、天然ガスの問題とか、シェールガス輸入の交渉を十分にやってこなかった。 だから、他の諸国よりかなり高額で輸入せざるを得なくなっている、更に最近の円安も影響していますが、これは交渉によって安価な輸入が確保できれば、そんなに電気代も上がらなくて済むんです。

司会: 確かに交渉力を持つためにも多様なエネルギーが必要で、原子力発電があるからこそ、交渉力がうまれるという理論もありますよね。

宇都宮: それは、今これだけの被害が出てですね、維持は出来ないと私は思います。
それから、新しいエネルギーを生み出していくこと、これにもっと力をいれるべきだと思いますね。

私は、東京電力そのものが、税金は入って電力料金は値上げして、やっと維持できる。 ある意味ではゾンビのような会社になっていると思います。 私は、東京電力は解体すべきだと思っています。 そして発送電を分離して、送電線は国有化、公有化して、自然再生エネルギーを発展させる枠組みを作るべきだと思っています。

司会: 都政の課題としては、なかなかハードルが高いですね。

宇都宮: ハードルは高いですけれど、少なくともそういう提案はして、世論の方に○○○。
脱原発の関係では、同時に福島の被害者の救済と向き合って脱原発を進めていかなくてはいけないということと、脱被曝も重要だと思っているんですね。 

東京都内でもかなり放射線量が高い所が沢山ありますので、やはり子どもの命と健康を守るために都が積極的に食の安全、給食の安全などをキチンと検査して、安全規制を厳しくし、子どもの安全を守ることは重要だと思っております。


東京オリンピック、パラリンピック

司会: 2020年、東京オリンピック、パラリンピックについて伺って参りますが、コンパクトなオリンピックをという風に訴えていらっしゃいますが・・・

宇都宮: コンパクト且つシンプルで、環境に配慮したオリンピックだと。 まあ基本的にはお金をかけないということなんですが、コンパクトというのは、猪瀬さんもコンパクトと、これは8キロ圏内に競技場があるという。

この前、新国立競技場を視察に行ったんですが、あれを改修して、今30メートルの建物を70メートルに上げて、8万席の観衆が入れるような大規模な計画を立てているんですね。そのために千数百億、一説によれば数千億のお金をかけると。こういうようなものを作る必要があるかどうかは、私自身は疑問です。

何故かというと、終わったあとどうするんだと、16日間のオリンピックのためにだいたい今8万人の観衆を集められるイベントが出来るのは、まあ聞くところによると、嵐とAKBだけらしいですね。 そうすると1年中嵐とAKBをやらないと回転していかない。 物凄い赤字がね。 ロンドンオリンピックもそうですが、現状を改修して、ロンドンオリンピックは椅子なんかも仮設の椅子にしたようですね。 そういうことを、終わった後のことも考えるべきだと。

環境というのは、葛西臨海公園に行きまして、日本野鳥の会の方に案内してもらったんですが、あそこにカヌー競技場を作るために掘り返して人口の川を作るらしいですね。 3分の1ぐらい掘り返すらしい。 あそこは自然の生態系が豊かな所で、沢山の鳥が集まってきている。 また沼地もあっていろんな生物がいる。それが完全に破壊される。だから、それはやめるべきだと。

実は、その隣に東京都が火力発電所を作ろうとしていて断念した土地があるんです。 十分カヌー競技ができますので、そこを変えると。 こういう見直しをやる必要があると。

それからオリンピックは、全国民が歓迎できるオリンピックにしないといけないと思います。 東日本大震災とか原発事故の被災者が、置き去りにされたり忘れ去られるようなオリンピックではダメだと思うので、そういう人たちが歓迎できるオリンピックにするためには、被災者支援や被害者支援を積極的に進める必要があります。

司会: まあ施設整備計画を見直すとなると、IOCとの折衝とか、国との折衝とか、実現可能なのかという問題がありますよね。

宇都宮: その辺のところが、新国立競技場などが拘束されるのかというところは、これから交渉してみないといけないのですが、私としては、今の状況は変えなくてはいけない、それから葛西臨海公園等もですね。

司会: はい。 続いてですね、交通政策についても、生活者の視点から伺いたいのですが、猪瀬前知事の元では、東京都では、地下鉄の一元化、バスの24時間運行という路線だったのですけれども、宇都宮さんはこれを見直すと訴えていらっしゃる。 

宇都宮: 交通政策は、オリンピックだけが関心が持たれていますが、パラリンピックも行われるんですね。 パラリンピックを成功させるために、東京がバリアフリーの町づくりをすることが重要だと思っています。 都営交通に街頭宣伝でいろいろ乗っていますが、とても障害者が利用できないような、エスカレーターもないエレベーターもないところが多い。 一元化というより、障害者やお年寄りがちゃんと利用しやすくするということが重要でないかと。

司会: そちらに予算を割いた方がいいということなんですか。

宇都宮: お年寄りの問題も、美濃部さんの時はシルバーパスというのがあって無料だった。 ところが、今有料化しています。その結果お年寄りが外に出なくなっている。 お年寄りがどんどん外に出て交通機関を利用して、買物をしたりすると、健康にもなる。そうすると医療費が安くて済む。 長生きも出来ると。 これを復活するということを考えています。

司会: 高齢者へのお金の支出という意味では、75歳以上の高齢者医療費の無料化も訴えられていますよね。これは、高額資産を持っていたり、収入のある高齢者もすべて満遍なく、いわゆるバラ撒きということなんですか。

宇都宮: 基本的には、差をつけるべきでないと考えている。 何故かというと、生活保護の問題もそうだが、特別な人だけ恩恵を受けるというと、その人とそうでない人との間に 壁が出来て、その人たちに対する偏見が生まれています。 生活保護バッシングが一時起きたのと同じ。

スウェーデンなんかは所得格差を作っていない。保育園に皆預けられる。 老人ホームも皆利用できる。 だから税金を皆払っている。

司会: こういうバラまき的な一律支給になると財政的な裏付けとなる財源はどうなるんだという話は必ずでてきますよね。

宇都宮: このところ東京都は財政的に一般予算と特別会計が12兆、今年は13兆円、スウェーデンの国家予算ぐらいなんですね。 東京都はこの間ずっと黒字なんです。税収も上がっているんですね。来年も3,900億円ほど増えるんですね。国はいっぱい借金を抱えているが、東京都は借金抱えていないんです。 

問題は、財源をどうするかで、猪瀬さんの2013年アクションプログラムでは、8380億円が大型開発費なんです。高齢者対策費が800億円で1割以下。この組み換えをすれば十分捻出できると思います。

先ほど言いましたが、福祉というのは、バラ撒きととらえますが、そこで雇用が生まれ、それからお金をつぎ込むということは、内需を拡大することです。 今のアベノミクスの問題は、労働者の賃金が上がるか、社会保障を増やして国民の能力をつけるかしないと成功しないと思う。

司会: 大規模開発の具体的にはどこを削るのか。

宇都宮: 具体的には、外環道の建設は見直します。 あの道路を1m作るのに、1億円かかっている。人口減社会になってきて車が激増するとは考えられない。そういう大規模な道路作りはですね、再検討がひつようだと思っています。

司会: あと残り15秒なんですが、カジノ構想については。

宇都宮: 断固反対します

司会: ということですね。

(以上)

短い時間の中で、沢山の政策をよく語りきりました。
ちょっと総花的な感じですが、この間、福祉政策と言いながら、抜本的な対策がなされてこなかったということなのでしょう。やるべきことは山積みですが、都の財政は黒字だそうですので、東京都から国を変えてほしいです。

ちょっとお疲れのようでした。

 

宇都宮健児氏 BS日テレで政策を語る(1)

2014.01.29 21:43|都知事選
1/28 22:00~ BS日テレ 深層NEWS 注目の東京都知事選②
日弁連前会長 宇都宮健児 候補(67)

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福祉問題について
司会: 宇都宮さんは会見で、14年間にわたる石原、猪瀬都政で切り捨てられた福祉を充実させると訴えていらっしゃいますが、福祉の切捨てだと、明確に対立する立場にあると訴えていらっしゃいますが、一体何が切り捨てられたのかご指摘いただけますか。

宇都宮: あの、特に老人福祉予算が大幅に切り捨てられているんですね。高齢者一人あたりの老人福祉予算は、石原都政で23%下がってきている。他の46道府県ではみな増額しているんです。 

この結果どういう問題が起きているかというと、特別養護老人ホームに入りたくても入れない人が、4万3千人を超えているとかですね。 或いは、2009年3月に群馬県の渋川市でたまゆら荘事件がありましたけれど、民間の高齢施設が(火災ですねby 司会)10人の方が亡くなって、その内9人が東京都の高齢者、内6人が墨田区で生活保護を利用していたのに、住まいは群馬県でお世話になっていた。 それ以降、東京都外で暮らさざるを得ない生活保護利用者の高齢者が2.6倍に増えている。

それからもうひとつは、やはり子どもの子育ての問題ですがけれど、若いお父さん、お母さん方が、保育園に子どもを預けたくても預けられない。まあ東京都の発表では8千人と言っていますが、一説には2万人近く待機児童がいるのではないかと思っている。

実は私は若い時共稼ぎで、子どもを保育園に預けて、預けにいくのは私の役割で、帰りに引き取るのはかみさんの役割だったんですけれど、そういう経験がありますから、やはり保育所というのは、非常に重要な子ども子育て、働くことを支援する上で重要な施設だと思いますけど、それが大変不足している。その原因は、やはり石原都政のせいで福祉予算が大幅に削り捨てられてきたことにあると思います。

司会: 人口構成から言って、高齢者が増えてくる、特に東京の高齢化率は非常に高い。そういうことがありますよね。
で、今、高齢者の話と子育て世代の話を両方されましたけれども、日本の社会保障制度というのは、高齢者に手厚くて現役世代に薄いと、このバランスを財政的にも変えていくと、限られた予算の中でバランスをとっていくのも必要なことだと思いますが、その点はどうお考えになりますか。

宇都宮: そういうことからすればですね、若者もいつかはいずれお年寄りになると。  実は、特養老人ホームを作りますとそこで雇用が生まれます。そこで働く人の雇用が生まれる。実は保育園も、保育園を増やせば保育士さんを増やさなくてはいけない。そういう若い人の雇用を生み出すという側面があるので、私は若い人が犠牲になって老人の福祉をやっているわけではないと。 むしろ経済にもそのことはいい影響を与えるではないかと思っております。

司会: そうすると、今の高齢者をより重視した政策を続けていくと、結果的には若い人に○○○いくから、今の路線を変えるつもりはあまりないということですか。

宇都宮: 実は雇用の問題も私は極めて重要だと思っていまして、基本政策の第一番目は「世界一働きやすくて、暮らしやすい、希望がもてる街をつくる」という政策を挙げているんですが、やはり雇用という面は若い人が深刻なんですね。若い人がなかなか就職できない。 就職出来たとしても非正規である、或いはやっと正社員になったとしても、長時間労働で、過労死や過労自殺が多発する。 昨年は結構有名な企業に就職した若者が、使い捨てにされて、1~2年で解雇されると。 ブラック企業が問題になりましたよね。

私は、この状況を改善するのに、本来は国がやるべきですけれど、都がやれることがある。都は条例を作れるんですね。 だから、ブラック企業規正法や過労死防止条例を作って、長時間労働を止めさせたり、若者を使い捨てにする企業を東京からなくしていく。そして最低賃金を上げて、若い人が普通に働けば人間らしい生活ができて、結婚もできて子育てもできる。そういうような社会を作っていきたいと思っております。

司会: 今その条例、国の方では共産党が同じような法案を出していますけれども、条例となると都議会を通す必要がありますね。 今127議席の内、推薦を受けていらっしゃる共産党と社民党の推薦を受けていらっしゃいますけれども、共産党の17議席で、社民党はゼロと。 両方野党とよばれるのは15%に満たないと。どうやって条例を実現させるのかという大きな問題がありますね。

宇都宮: それはやはり事実と道理に基づいて与党の人、自民党や公明党の議員の皆さんに理解を得るということだと思いますね。

実は私は、弁護士としてずっとやってきているんです。例えば2006年に貸金業法を変えて、グレーゾーン金利を撤廃した。 これは全会一致で通っているんですね。 ということは、野党だけでなく、自民党や公明党の皆さんにも理解してもらって、賛成してもらって、貸し金業の金利を大幅に下げることをやっていますので、全議員に要請して説得をしたわけです。 

被害の実態はこうですよと、多重債務を抱えて自殺とか夜逃げをする人が出ていますよと。 そういうことを、事実に基づいて訴えれば、理解者が増えたんですね。 これは都議会の皆さんはやはり都民の幸せのために頑張っておられるので、例えば特養のとか待機児童の問題、これはどの候補も言われていますよね。

こういうことは皆さん理解してもらえるし、若者は将来を背負っていく、東京都を背負っていくわけですから、そういうことは理解してもらえると思っています。

司会: そうすると、議会運営の上では、知事になった場合、政策を通すために、自民党や公明党、今多数をとっている党とも円満に話し合っていけるという・・・。

宇都宮: 当然理解してもらえると思っていますし、理解をしてもらえないと条例ひとつ作れないですよね。

司会: そうですよね。 なるほど。

*参考までに 都議会会派別議席数 自民 59、公明 23、共産 17、民主 15、みんな 4、都みんな 3、生活ネット 3、 惟新 2、 無所属 1、 合計 127


(続く)

都知事選とか プルトニウム返還要求とか

2014.01.28 22:19|都知事選
都知事選で誰に投票するのか、あれこれ考えてほとんど決めました。 というか、まあ最初から決まっていたということなのですが・・・。
しかし、投票率が低そうで、舛添氏が断然優位になりそうな時は再考する可能性もゼロではありません。
また、目立ちませんが、脱原発も公約に掲げている鈴木達夫氏も、若いママさんたちが推しているようです。

山本太郎議員は、一体どの陣営を推すのかと思っていたら、こういう選択をしました。
本当に賢いですなぁ、この若者!!
しかし、どちらかに1票を投じるのでしょう? それとも?

オフィシャルブログより

2014-01-23 18:53:06

山本太郎、都知事選どうすんの?!
山本太郎は、「都知事選 投票率UP! 選挙に行こうキャラバン」を来週から始めます。
誰に投票するかは、当然ながらそれぞれの判断。
「選挙なんか関係ねーよ」「いつあるか知らなーい」
と言う方々にも投票に参加して戴きたいのです。
この国の将来をも左右する、この選挙。
ただ指をくわえて見てられない。
都知事選 史上最大の投票率を目指し、時間の許す限り、東京都内を街宣します。



そうですよね。投票率が低ければ低いほど、組織票のある舛添氏が優位になり、他は分散します。
逆に投票率が高くなるということは、無党派層が投票することを意味するので、脱原発候補の二人が票を伸ばすことになります。 宇都宮氏も細川氏も両者共は票を食い合わないと分析しています。
お互いがそれぞれを食わないで、新しく掘り起こせばいいですね。

それにしても、細川氏、小泉氏の影響力は絶大で、何となく忘れられていた脱原発を表に出し、皆が口に出すことを許しています。 そして、国にも既に影響を与えています。 これには脱帽せざるをえません。 感謝してますよ。

年末に政府は、経産省の素案であるエネルギー基本計画で、原発を「基盤となるベース電源」とする方向でしたが、1/23 茂木経産相は「前後の脈絡の中で、ベース電源が量的に非常に多い電源であるとか、優先順位が高い電源であるとか、とられるようなことがあったら、全体の脈絡そのものは変更することも考えたい」と述べ、原発の位置づけの表現を修正すると発言しました。 (1/24 毎日

それから、こんな時期に下記のような記事が出ました。 米国も少し前から、日本の潜在的核保有を認めないという態度だったのですね。 
核廃絶に向かうにしても、使用済み核燃料は10万年どこに保管していくのか。
人類史上最悪の選択を原発保有国はしなくてはなりませんね。

schnauzerは見つけては時折記事にしますが、日米でモンゴルに処分場というのが、非常に怪しく、そして実現性のある選択のなのではと勝手に思っています。 
これについては、また後日。

研究用プルトニウム300キロ 米、日本に返還要求 (1/27 東京)

 核物質や原子力施設を防護・保全する「核セキュリティー」を重視するオバマ米政権が日本政府に対し、冷戦時代に米国などが研究用として日本に提供した核物質プルトニウムの返還を求めていることが分かった。複数の日米両政府関係者が明らかにした。

 このプルトニウムは茨城県東海村の高速炉臨界実験装置(FCA)で使う核燃料用の約三百キロ。高濃度で軍事利用に適した「兵器級プルトニウム」が大半を占め、単純計算で核兵器四十~五十発分に相当する。

 日本側ではこれまで「高速炉の研究に必要」と返還に反対する声も強かったが、米国の度重なる要求に折れて昨年から日米間で返還の可能性を探る協議が本格化している。米側は三月にオランダで開かれる「第三回核安全保障サミット」を機に返還合意をまとめたい考えだ。

 オバマ政権は核テロ阻止の観点から、兵器転用可能な核物質量の「最少化」を提唱。二〇一〇年に初の核安保サミットを主宰した前後から、東海村にある日本原子力研究開発機構のFCA用のプルトニウム三百三十一キロ(うち核分裂性は二百九十三キロ)を問題視し、日本に返還を求めてきた。

 英国産のプルトニウムも含まれているため、米国は英国の理解を得た上で日本から米国への「第三国移転」を図りたい考え。外交筋によると、日米英三カ国間でも政策調整が進められている。

 文部科学省などはこれまで「研究に必要。他では取れない良いデータが取れる」と主張。日本は原発の使用済み核燃料の再処理によって他にも約四十四トンのプルトニウムを保有するが、「研究用のものと比べ不純物が多く、高速炉研究には使えない」(日本の政府系専門家)という。

 東京電力福島第一原発事故後、日本のプルトニウム消費の見通しが立たず、米政府は日本側に懸念を伝達していた。FCAは高速炉の特性を調べるため造られ一九六七年に初臨界した。








1/21 ニッポン・ダンディ 都知事選について by 岩上

2014.01.21 23:58|都知事選
1/22 TOKYO MX ニッポン・ダンディ

IWJの岩上安見氏が都知事選について語った部分の要約です。

今回の都知事選は、まれに見る非常に興味深い選挙になっている。
まずひとつの争点が脱原発ということ。
ところが、新聞を含めて皆が脱原発が争点だと言っているが、主要4候補の原発政策で脱原発を鮮明に打ち出しているのは宇都宮さんだけ。

宇都宮健児さんだけが、公約を詳細に明らかにしている。 他の人はぼかしている。
本当は脱原発の方に宇都宮さんがいて、細川さんがいて、原発推進の方に田母神さんがいる。
ところが舛添さんが分からない。 舛添さんは、知事候補に決まるまで原発推進を言ってきた。
ところがここへきて、脱原発を言ってみたり、言わなかったり。 まあ偽装脱原発であろうと。
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問題は争点がひとつで、シングルイシューでいいのかどうなのかということ。
マルチイシューではないのか。
都政には様々な問題がある。それを全然論じなくていいのか。

よく見てみると、今回の候補者同士の間でいろんな因縁の対決があって、興味深い。

2009年の年越し派遣村問題
当時厚生労働大臣であった舛添さんは、年越し派遣村に集まった人々を「4000人分の求人票を持って行ったが、1人も手をあげなかった、怠けている連中」と中傷した。
実はこの時に年越し派遣村の名誉村長だったのが宇都宮さん。対決していた関係。

今回舛添さんの出馬会見で、記者が「何十人も(求人票)を書いているのを見た」と指摘した。
そうしたら、「担当の役人がそう答えた。 間違っていたら大変申し訳ないと思う」と何年間も言い張っていたことをあっさりとひっくり返した。
今まで言ってきたことは何だっだのか。

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子宮頚がんワクチン問題
今これが重大な副反応があるということで注目されているが、これを認可し推進した最高責任者が厚生労働大臣であった舛添さん。 
これに対して、今問題であると政策の中にも盛り込んで批判をしているのが、宇都宮さん。

宇都宮さんしか政策をだしていないというのもあるんですが・・・。

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他に都民にとって重要な争点がいろいろある。

築地移転問題
(これ皆さんあまりいわないですよね by 町)
政府もマスコミもそうですが、出来るだけ争点から外そうとしている。
争点にしないでこっちの方向でやってしまおうと。
これも宇都宮さんが反対である。これは大変汚染しているし、地盤がゆれゆれでとても危険だ。問題であると言っている。
田母神さんは賛成。他は不明。

国家戦略特区 
これはTPPと深い関係があるが、TPPを妥決する前に、国内化してしまおうというもの。
要するに、何でも大企業にとって自由に出来る。大自由な解放区みたいなものを作ってしまおうというもの。

これは、舛添さんははっきり賛成と言っている。 これだけは鮮明に言っている。 大企業優先だ。
宇都宮さんは反対。首切り特区とか、医療の自由化、物凄く高騰する。なので反対。他は不明。

雇用問題
宇都宮さんは、非正規雇用の条件改善と正規雇用化を促進。
舛添さんは一応「雇用を守る」と言ってみたりする。実際は、国家戦略特区を認めながら、雇用を守るのは不可能なので、国家戦略特区よりであろうと言えるのではないかと思う。

田母神さんは「雇用確保を実現」
田母神さん自身は、twitterではっきり弱肉強食の世界みたいなこと言っている。
昔、池田総理が「貧乏人は麦を食え」と言ったということを持ちだして、貧しかったら麦を食ってろと書いていた。
いつの時代も世の中は国家とお金持ちが支配してきた。貧乏人はそのおすそ分けに預ってきただけだからとはっきりとtweetしている。
IWJの記者が質問すると「いやいや雇用確保もするし、福祉の切り捨てもしないし・・・。」と言っているが、毎日講演し、本も書いていて、同じことを言っているのだからそれは無理だろう。
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争点がいろいろにあって面白いというか・・・

(東京都って予算も国家ほどあるんですよね。 政策を早くだしてほしい。 皆揃って会見とかしてほしい。 いつもならしているのに。 by 町ほか)

これはイメージ戦略なんですよ。ぎりぎりまで政策を出さない。
公示期間に入ってしまうと、なかなか討論会なんか出来ない。そういうことでギリギリまで引っ張っているというのが各選対の戦略です。

(宇都宮さん以外は有名人だから、下手なことしなくてもそれなりに名前が出ていますよね。by 倉田)

スターを中心にするなら政策をぶつけあわないない方がいいと。

もうひとつ、細川さんの方には、背後に小泉さん、小沢さんがいるという。
この旧敵どうしが手を結んで、細川さんを担いだという。
方や新自由主義者、方や反新自由主義と言ってきた人たちが手を結んだという。
このことが支持者に大混乱をんまき起こしている。
そういう面も注目してほしい。

以上

投票に対しての態度保留

2014.01.20 23:31|都知事選
さて、次は混戦状態の東京都知事選に取り組まなくてはなりません。

順当に考えれば、宇都宮健児氏を選ぶことになります。 H24 の都知事選では宇都宮さんに1票を投じました。
前回どんな結果であったのかおさらいしておきましょう。

2013/12/17  東京都知事選
猪瀬 直樹   4,338,936
宇都宮 けんじ  968,960
松沢 しげふみ  621,278
笹川 たかし  179,180
  ・
  ・
有権者数: 10,619,652
投票者数:  6,647,744
投票率:   62.60 %

今回のこれまでの立候補者は、宇都宮健児、田母神俊雄、ドクター・中松(中松義郎)、舛添要一、 中川智晴、五十嵐政一、細川護煕、鈴木達夫、 根上隆、 平澤求、マック赤坂(戸並誠)、ひめじけんじ、 内藤久遠


ここにきて、脱原発を掲げて闘うとされる細川護煕氏と、宇都宮健児氏の一本化に向けての動きが激しくなってきています。

細川氏、一本化せず 都知事選 脱原発の会に返答 (1/18 東京)

 東京都知事選で、脱原発を目指す二人の予定候補者に一本化の話し合いを申し入れていた「脱原発都知事を実現する会」は十七日、元首相の細川護熙(もりひろ)氏(76)から調整に応じないとの返答があったことを明かした。一本化は失敗に終わり、共同代表の河合弘之弁護士は「残念だ。脱原発候補が当選できるよう、どちらかを応援したい」と話した。

 実現する会は都内の脱原発グループの集まり。河合弁護士によると、細川氏は「いかなる政党、団体とも提携せず、独自の知恵で脱原発を進めたい。立候補の調整は無理」と返答。前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏(67)は「公開の場での討論を通じて有権者に判断してほしい」との考えを伝えていた。



本日1/20 一本化が不調に終わった「脱原発都知事を実現する会」を立ち上げた鎌田慧、広瀬隆、河合弘之、湯川れい子 宮台真司、吉岡達也の各氏が、会の事務所を開設して勝手連的に細川氏を支援し、その輪を広げていくことを表明しました。

これらの人々は、特に小泉氏についての懸念は持ちつつ、この好機を逃さずに脱原発を推し進めるために、脱原発を一本化して票を集め、東京都民として「反原発」「反安倍」を強く打ち出したいということです。

schnauzerは当初、宇都宮氏では人気投票の都知事選には勝てないと考えていました。
ところが、宇都宮氏のこれまでの業績や、人となりを知れば知るほど、地味だけれどこういう人が都知事になれば、希望のまち東京に近づくのではと思い始めています。

しかし、やはり山本太郎氏の時のように、多くの市民、特に若者を夢中にさせるような選挙戦がなければ、票は集めることは出来ないとも考えます。

孫崎享氏は「白猫でも黒猫でもいい。ネズミを捕るのがいい猫だ」と言い、河合弁護士は「脱原発を実現するためには、悪魔とでも手を握る」と言ったそうです。 

また、宇都宮氏を現在のところ、共産党、社民党、緑の党などが推薦しています。

実は本日、共産党のチラシと共に、宇都宮氏の政策ちらしがポストに入っていました。
共産党は地盤とお金があるのですね。
この共産党の推薦を受けているというから距離をおきたいのは宮台氏でした。

共産党推薦はよくなかったのではないでしょうかね。 
宇都宮さんは共産党系だという印象が強くなって、拒否反応がでるのではないでしょうか。(最も若者にはそういうアレルギーはないのかもしれませんが・・・、schnauzerには残念ながらある程度残っています)
無所属でもよかったのでは? 無所属なのかな?

細川陣営の公約発表は22日午後5時とのことで、「脱原発都知事を実現する会」は公約発表を前に見切り発車して(最も、文書にはなっていないが、政策担当者の話では脱原発を公約にするとのこと)これをマスコミに取り上げてもらいたい。

脱原発派としては、なかなか悩ましい選択ですね。

しかし、脱原発は世界の潮流だし(特に先進国)、使用済み核燃料は数年後には、原発サイトも六ヶ所村も一杯になって結局は止めざるを得ないのが実情だし、小泉氏がとりたてて「脱原発」を叫ぶまでもなく「脱原発」せざるを得ない。
となると、お得意のシングルイッシューの「脱原発」で、中道右派から左派まで広く支持をとりつけ、ネオリベラリズム一色の独裁政治を小泉親子は狙っているのではないでしょうか? 構造改革の旗手が希望のまち東京なんて志向するわけないですよ。

橋本徹氏も渡辺喜美氏も脱原発って言っているし・・・。
構造改革派は、原発の構造も解体したいんでしょ。

細川陣営の公約を作りの中心には古賀茂明氏が入っているという話もあり、多くの浪人(元、前政治家)が集まっているようですし・・・、隠遁者は何も分かっていないのだから、船頭ばかり多くてもねぇ。

動きをチェックしながらよく考えるということですね。う~ん、悩まし・・・。







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