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9/4 そもそも総研「そもそも異常気象って”異常“なのか?」  前半

2014.09.04 18:55|そもそも総研たまぺディア
本日の「そもそも総研」は気象現象を扱って、大変に好企画でした。

最近の気象現象に伴う災害が、いかにも地球規模の気象変化が起こっているとして、不安を煽るような論調があります。(爆弾台風とかゲリラ豪雨という呼び名もありました)

それでは、例えば広島の土砂災害については、戦後の植林政策とその後の無策により、山国日本の森林が荒れ放題になっている。そんな山裾に、都市計画もなく宅地造成が行われ人が住むようになれば、雨を貯められない山は崩壊するのではないでしょうか。

現実的な原因の追及をしないで、災害を単に雨が異常に降ったせいにしておいては、いつまでもこういう災害は続くのではないのかと危惧しています。毎年こういう災害はありますし、昨年も和歌山県で土砂ダムというのがあり、驚かされたことを思い出して下さい。

また、台風については、戦後直後S20.9/17に襲った非常に強い枕崎台風により、長崎、広島の放射性物質が流されたため、その後人が住めるようになったともいわれていますが、情報が大変に少ないそう。
他にも占領時における情報も台風の公式統計に入っておらず、台風の統計はせいぜい53年間の歴史しかないのです。

このように、気象観測を始めてからの歴史は浅く、昔の情報は精度が低く(温度、湿度を計る百葉箱も昔は一定でなかった)、かなり正確とは言えない気象情報に一喜一憂しないで、自分の住んでいる場所の情報を把握したり、避難場所を確認したり、防災用具を整えたりして対処しないとなりませんね。

また、浅い温暖化論争にも組みしないので、本日は勉強になりました。

今日は、とても長いので、2つに分けました。
前半は、異常気象多発というが、台風、竜巻、大雨、気温は増えているのかを具体的に説明しています。

後半では、異常気象の異常の意味は私達が考えているものとは違う。そして、温暖化については玉川さんが目を剥く事実が・・・。

9/4 そもそも総研たまペディア「そもそも異常気象って”異常“なのか?」  前半

<異常気象多発というが・・・観測140年間を見ると>

玉川: 今年もいろいろな異常気象があったがあったんですけど、

P1050117-s.jpg

何となく私が思っている異常とは、正常・異常の異常なんです。言葉のイメージもあるんだけども、やはり正常というのはいいこと。異常というのは悪いことみたいなニュアンスが言葉の中にありますよね。

どうも異常気象が続いているとなると、地球にとんでもないことが起きているんじゃないかとか、ああ~どうなっちゃうんだろうとか不安があると思うんですよ。TV見ている方も、私もあったんです。でもそれって本当のところどうなんだろうと調べてみたのが今日。

ということで、140年間のデータを今回調べてみました。
何故140年間というと、日本で気象観測が始まってだいたい140年になるんですね。だからデータがあるのが140年になんです。
そこを調べてみて、どういうふうなことが見えてくるかということなんです。

まず、台風と竜巻なんですが、増えている・減っている・変わらない。どういうイメージですか?

スタジオの面々: 増えたり、減ったりだと思います。特に増えている感じはない。竜巻は最近映像をよく見る。映像が簡単に手軽にとれるようになったから増えているように見えるということもある。

玉川: まあそういう話をされるとちょっと困る部分もあるんですが。VTRいきましょう。

<台風は増えているのか>
(VTR)
(説明)
今年7月(10日鹿児島に上陸・中心気圧930hPaの台風8号)、台風には初となる特別警報が出された台風8号は各地で大きな被害を出しました。

では“強く大きい台風”は増えているの?

異常気象分析検討会委員・気象庁気象研究所環境応用気象研究部 藤部文昭部長:台風についての公式の統計は1951年からなんですけれども、それに関しては今のところ、増えているとも減っているともはっきりした結果は認められないと。

(説明)
1951年以降日本に接近した台風を調べると、年間19本が最多です。1960年代にも同じ数の台風が2回きており、増えているとは言えません。

P1050119-s.jpg

では”強さ“はどうなんでしょう?

藤部: 20世紀の中頃、枕崎台風、それから伊勢湾台風といった非常に強い台風が日本にやって来て大きな被害を出したわけなんですけど、実は最近50年間、それだけの規模の台風は来ていないと。一番その中でも強い(中心気圧が低い)ものが、室戸台風ということになるわけですが・・・
P1050149-s.jpg


(説明)
台風は中心気圧が低いほど強くなる傾向にあります。もっとも中心気圧が低いのが室戸台風です。中心気圧は911.6hPaで、その記録は未だに更新されていません。

更に台風の強さは風速によっても決まります。過去日本に最も強い風をもたらしたのは、1965年の台風23号。最大風速は69.8m/sです。

過去の記録を見ると、上位5個の中に最近の台風は入っていません。

P1050123-s.jpg

最近の風が強かった台風は、2003年の台風10号ですが、最大風速は49.8m/sで50mにも達していないのです。

ちなみに、最も人的被害が大きかったのが、1959年の伊勢湾台風です。死者・行方不明者お
よそ5000人(5098人)。明治以降の自然災害による犠牲者では、東日本大震災や阪神淡路大震災に次ぐ数に上ります。

P1050124-s.jpg


<竜巻は増えているのか>
一方、2012年5月、茨城・栃木両県で2000棟を越える建物が被害を受ける竜巻が発生しました。
今月に入って栃木県で竜巻が発生しています。

最近増えているように感じる竜巻は、実際にはどうなのでしょうか?

玉川: では竜巻はどうなんですか?
藤部: 竜巻ははっきりしないですね。気象庁が過去50年ほど統計をとっておりますけれども、途中で統計の取り方が変わったということもあって、ちょっと増加しているか減っているか、そこからはわからないといったところですね。

(説明)
1961年からの竜巻発生確認件数のグラフを見てみると、一見増えているように見えるのですが、気象庁では2007年から目撃情報など広く情報収集を開始したため、単純に比較することは出来ないのです。

藤部氏は、竜巻が増えてという印象について、次のように分析します。

藤部: 以前にも竜巻による被害は当然あったわけで、明治時代ですと小学校がそれで倒れてしまうときもあったんですが、被害の実態がメディア・ネットを通して目に触れるようになったということで、注目度が高まったということもあるのかなと。

玉川: 竜巻はかつてもあったし、被害もあったんだけど、特にインターネットメディアが発達してない時なんかは、それほど人の目に留まらないから、少なくとも全国の人の目に留まらないから、イメージとしては最近急にという感じになるということなんですか?

藤部: そうですね。

(スタジオ)
玉川: ということで、台風は数も強さも被害も、昭和の方がずっと大きかった・多かったということになる。台風は増えていないというのが結論。

竜巻は、はっきり言うと、わからないというのが正しいかもしれないですね。
つまり、山の中で起きていても誰も見ていなければわからないわけで、結局私達が確認できるものでしか数は数えきれない。そういう意味でいうと、私達がカメラ一台の時代ですよね。これが増えている印象を与えているのではないか。

台風・竜巻ともに増えているとは言えないというのが、この140年間。

次に、大雨と日本は暑くなっているのではないかというイメージはどうかとうことを聞いています。

<大雨は増えているのか>
(VTR)
玉川: 大雨は実際に増えているんですか?
藤部: そうですね。 上は100mm以上の雨が降った日数。下は一日の降水量の内一番大きかった日降水量の最大値。年によって変動も大きいですが、全体としては右上がりになっていて、増加していると。
(説明)
過去100年間のデータを見てみると、日降水量100mm以上の日数は1年間で、1901年に比べるとおよそ25%増加し、
一日の降水量年最大値はおよそ8%増加
しています。


しかし、大雨や集中豪雨を個別に調べてみると、その傾向は違ってきます。
先月発生した広島県の豪雨は、1時間の降水量が130mmでしたが、過去最大の降水量を記録したのは、1982年の長崎豪雨で、1時間で187mmの降水量を記録しました。
さらに、今から110年前(1896年)滋賀県を中心とした豪雨により琵琶湖の水位がおよそ3.76m上昇し、周囲の村は水没。水が引くまでに8ヶ月近くかかったと言われています。

<では平均気温はどうでしょうか>

玉川: 日本の平均気温が上がっているというグラフですよね。どれぐらい上がっているんですか?

藤部: 1901年以降の変化で、100年で1.14度C(以下度)
玉川: 1.14度というと、感覚としてはそれっぽっちですかという感じがするんですけど。

藤部: 昨日と今日で1度気温が違うというのと、長い期間で平均値が1度違うというのでは、全く意味が違うわけですね。例えば去年の夏非常に暑い夏であったわけですが、平年に比べてプラス1.2度ということで、1.2度の違いであれだけ暑いということがありますので、平均気温としての1度というのは大変大きな意味があるということですね。

(スタジオ)
玉川: ということで、暑くなっているのは確かで、雨も増えていることなんですが、
一方こういうデータもある。
一年間に降った量を比べてみると、実は減ってきている。

P1050134-s.jpg

全体に降った量でみるとあまり変わっていないか、若干減っている。
だけど大雨は増えている。ということは偏りが生まれているということなんですよね。

これをもってすると、どうなのか。やはり異常なのかな?平均気温は上がっているし、豪雨も増えているし、異常なのかなということで。
では異常なのかをストレートに聞きたいと思って、京都大学に行って来ました。

この異常気象分析検討会委員・京都大学防災研究所・向川均先生は、異常気象の検討会というのがあって、そのメンバーに入っているということで、今の異常気象は異常なんですかストレートに聞きに行きました。

(後半に続く)




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