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脱原発にめざめました。
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コスト等検証委員会 つづき

2011.12.15 23:49|会議、委員会
経産省総合資源エネルギー調査会基本問題委員会と国家戦略室コスト等検証委員会の両方の委員である、立命館大学大島堅一教授が、フリージャーナリストの神保哲生氏のインタビューに答えています。 コスト検証等委員会のサイト

原発のコストの問題と、政府や役所の委員会なるものの在り方は知っておかなくてはならないと思いますので、要約してみました。

*コスト等検証委員会の考え方、ようするに環境費用、事故費用、国が支払った財政費用をコストに入れるという考え方は評価する。 第1回の委員会では、原発のコストに事故のコストを入れると云うのは感情的だという意見もあったが、次第に事故費用を入れることに抵抗はなくなった。

*原子力は、社会的費用が高い。 天然ガス(LNG)はCO2コストを入れても、ベース電源としての競争力を持ち得る

8.5円~9.5円/kwは、事故以前の設備利用率7割を基にしている。事故以降はちょっとしたトラブルでも、丁寧な対応が必要になることがあるのでは。もし設備利用率が6割になると10.1円~11.1円になり、他の火力に比べてもパフォーマンスが悪くなる。数字の見方に注意が必要。

*これまでは、原子力のコストは5.3円/kw。これには、燃料費、建設費等、運転維持費しか入っていなかった。
これに、それで本当にその額で良いのか?甘いのではということはあるにせよ、廃炉費用、放射性廃棄物処理費用、立地交付金や研究開発などの公的資金、事故リスク、損害賠償、環境費用、核燃料サイクルにかかった費用などをコストに入れることが出来たのは画期的。(損害額が1兆円増すごとにコストも0.1円増える)

*事務局を持ちあげるわけではないが、こういうコスト計算は世界的にもないものだと思う。 事務局が頑張った。

*不幸にして原発事故が起こり社会的関心が高まったことが、委員会を動かしてきた。

*原子力発電が安全、クリーン、安価という神話は、このコスト計算によりすべて崩れた。原発が核のオプションという意見があるが、原子力基本法に違反する。改正するならともかく。原発推進の理屈づけは難しくなった。

*経産省総合資源エネルギー調査会基本問題委員会については、委員会の進め方に問題がある。
各委員がプレゼンテーションをするだけで、議論を行っていない。 従って大島氏はプレゼンテーションを行っていない。
前々回の委員会で、各人の意見をつまみ食いした「論点整理」が出てきた。意見が様々あるが論点を最大公約数的にまとめて、概ね意見が一致した~という整理は意味がない。ずっと、事務局に意見してきたが、無視されている。

*争点を明らかにしてそれを議論するのが大切。原発事故を契機に出来た委員会なので、原子力の在り方やいかにして減らしていくのかを丁寧に論議する委員会のはず。

*初めから議論させないようにしている。 両論併記するなら初めからそういってほしい。
これまで7回委員会があり、残りは6回。 25人の委員が5分ずつ計30分プレゼンをして終わってしまう。

*日本のエネルギーの基本を議論する場を、日本中で行い、まず福島から始めるようにずっと言っているが無視されている。

*福島事故以前のものと全く変わらない原発推進の理由しか見当たらないことに、却って驚いている。




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