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コスト等検証委員会の事務局

2012.02.05 23:45|会議、委員会
2/4 「この夏の電力供給量に別の試算があった」2/5「黒子こそが黒幕」に続きます。

原発をめぐる審議会や委員会の多くが、3・11前とほとんど同じ原発推進の経産省の役人を事務局にしたり、委員に御用学者や御用専門家を集めた名ばかりのものであることを見てきました。

ところが、国家戦略室のコスト等検証委員会では、議論の積み重ねを事務局が頑張ってよくまとめ、世界で初めて原発のコストにこれまで入れてこなかった社会的コスト(廃炉費用、放射性廃棄物処理費用、立地交付金や研究開発などの公的資金、事故リスク、損害賠償、環境費用、核燃料サイクルにかかった費用など)を加え、これまで5.3円/kwというものを最低でも8.5円/kw~9.5円/kwとしました。

この委員会の委員の一人、立命館大学の大島氏は、twitterで、

「世界初、原発の見えなかったコストを解明する」の解説。AERAにも書かれているとおり、震災後、リクルートから霞ヶ関に戻った伊原さんが取り組んだ仕事。私のことも引用していただいているとおり、」

「社会的費用を含めて原発のコストを徹底的に解明。方法論は違いますが、私の『再生可能エネルギーの政治経済学』や『原発のコスト』と考え方は基本的に同じです。この報告書作りで、伊原さんをはじめとする事務局の働きぶりはすごかった。極めつけは、0時過ぎに」

「質問をおくると、すぐに反応があったり、会議当日午前2時過ぎにおくると、4時に回答があったりと、いつ寝ているのだろう?と思わせるような出来事があったこと。期間が限られていたなか、精一杯やった結果の報告書です。」

「その後、国民に非常にわかりやすい形で公開され、意見を広く集めていることも画期的なところ。原発のコストを、自分の仮定をいれて再計算することも可能です。もちろん残された課題もありますが、今後の政策形成のお手本になりうるのではないかと思います。」

この事務局ってどういう人員構成になっているのかという疑問が少し解けてきました。
大島氏のtwitterにある井原氏は、内閣官房国家戦略室企画調整官 伊原 智人(いはら・ともひと)氏。

日経ビジネスに「世界初、原発の見えなかったコストを解明する 日本のエネルギー政策、ゼロから出発するための第一歩」を書いています。 日経ビジネスONLINE 2012年2月2日

今回、原発のコストについて、世界的にも前例がない事故リスクのコストや政策経費という社会的コストを加味した形で試算をしてみて、他の電源と比べても、やはりその試算の難しさを認識せざるを得なかった。特に事故リスクのコストは上限が示せなかったように不確定要素が多い。ただし、少なくとも、試算のフレームワークを示せたことは意味があり、今後、さらなる検証を可能にしたことは評価されるべきものと考えている。



このコスト計算については、大島氏も満足しているわけではないと述べていますし、まだ含めるべきコストがあるし、除染コストなど際限なく高くなる可能性があるわけですが、委員の中に原子力村の人がいることを考えると、今の日本では大きな前進と云わなくてはならないでしょう。 
また、これから原発のコスト計算をする時の基準となるし、試算も出来るようになっています。

事務局が違うとこうも変わってくるという見本です。
 
原発の収束について民間の叡知も総動員してとりかかるべき一大事だと思いませんか。


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