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関電の電力需給について考えてみました

2012.04.18 21:40|大飯原発
大飯原発の再稼働の根拠のひとつに、政府は、関西電力のこの夏の電力供給量が不足し、病気の方、高齢者、中小企業など、社会的弱者に大きなしわ寄せを与えるとしています。
電力が不足しても、社会的強者にはしわ寄せがこないということなのでしょうか。
何だか言葉の上の脅しにしか聞こえません。

関西電力の電力需給の見通し(13日政府発表)
    2011年並需要       2010年猛暑並の需要(万kw) 
需要    2784            3095

火力    1923            1923
水力     254             204
揚水     328             222
再エネ      5               5
他社融通   121             121
供給合計  2631            2524
       ▲5.5%          ▲18.4%

しかし、9日公表した資料では、それぞれ7.6%、19.6%の不足としていた。4日で揚水発電分などを上乗せできたことになる。(4/18 東京)
この需給については、飯田哲也氏が所属するISEPも足りているというレポートも出していますし、大阪府市統合本部エネルギー戦略会議も、関電に株主として今月中に再度この需給見通しについて精査して再提出するように求めています。

今夏の電力需給第三者検証 来月上旬取りまとめ (4/17東京

政府は、電力需給に関する検討会合とエネルギー・環境会議の下に、電力各社の今夏の供給力を専門家ら第三者が検証する「電力需給検証委員会」を設けると発表した。これに関連し、古川元久国家戦略担当相は記者会見で、検証委の議論を踏まえ、大型連休明けの五月に夏の電力需給対策をまとめる方針を明らかにした。

検証委は、電気事業法に基づく報告を各社に四月中に提出させた上で内容を分析し、節電目標を設定する。古川氏は来週に初会合を開く考えを示し「電力会社の報告をうのみにするわけではない。だからこそ、第三者の目で検証をお願いする」と強調した。

委員長に石田勝之内閣府副大臣、副委員長に牧野聖修経済産業副大臣がそれぞれ就任。委員はエネルギー・環境会議のコスト等検証委員会のメンバーが中心で藤村氏は「電力需給の研究者からも意見聴取する」と述べた。

=====
強引な再稼働が出来なくなりそうになってから、電力の需給を検証するって順番が間違っているのでは。
どちらにしても、この委員会(また委員会だ!!)の人事、事務局いかんによります。

情報は鵜呑みにしないで一時情報を見てみよう! というわけで、schnauzer.jpgも資源エネルギー庁のサイトに行って、関西電力の電力需給を考えてみました。

小出裕章氏はいつも電力は足りていると言っていることだし、そもそもこの夏再稼働して、直ぐに水漏れとかで止まったらどうしてその原発分を補うというのでしょう。原発はこの一年を振り返っても、よく軽微な事故があり止まってしまうことはよく分かりました。そのために沢山の発電所を止めているのです。これが調べてみようと思った動機です。

まず 電力調査統計>集計結果の1-(1)発電所認可出力表をダウンロードしてみました。

平成24年 認可最大出力 (万kw)
  火力  12カ所  1690.7
  水力  150     819.7
太陽光            
  合計         2511.4 

このように、水力発電所は150カ所 819.7万kwも認可されているということでしょう。
それにしても水力発電はかなり使っていないということですね。

次に、資源エネルギー庁の同じ集計結果の2-(2)月間最大電力(一般電気事業者)をダウンロードして、H24-1の関電の最大電力の他社融通を見ると、677.3万kwとの実績があります。

また、関電サイト上のプレスリリースの、第5回大阪府市エネルギー戦略会議における説明資料の配付についてとして
この夏の電力需給についての中P12以降に揚水発電の説明があり、満水位で発電可能量3500万kwとしています。 説明中の例によって、これを8時間(4時間X2日)使うとすると432万kwになります。(夜間電力で水をくみあげておく発電)

すべて合計すると 2511.4+677.3+432=3620.7
まあ、水力はこんなに使えないとしても、実は2010年8月に3095万kwの需要があった時には、405.8万kwの実績があるので、この数字に置き換えると3206.8万kwとなり、この夏猛暑とされ必要とされる3095万kwに充分余裕があると見ます。

これには、昨年夏に関電管内がおこなった節電や、関電がこの夏を予想してより以上の節電要請や自家発電などの発掘、電気需要を効果的に下げるべく行っていなければならない数字は考慮されていません。

中部電力では上越火力発電所1-1号機(59.5万kw)が8月から稼働します。中部電力はこの発電所の電力がなくても充分やっていけるので、これを融通することは問題ないと考えられます。

弱いものを助けることを錦の御旗にする再稼働は無理です。

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