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福島原発関係者の告訴・告発人になれます

2012.09.17 20:42|福島原発告訴団
昨日9/16、「原発を考える品川の女たち」が主催した「福島原発告訴団団長、武藤類子さんのお話を聴会く」に参加してきました。

6/12東京新聞 こちら特報部 「東電幹部らの告訴状提出 責任うやむや許さん」を引用して、福島原発告訴団について説明します。

福島原発事故の責任者が誰も処罰されない中、武藤類子さんらは、6/11に1324人分の告訴状、告発状を福島地方検察庁に提出した。
原発当時福島県内に住んでいた人々が告訴人、告発人になり、容疑は業務上過失致死傷と公害犯罪処罰法違反。
対象者は、勝俣恒久会長や清水正孝前社長ら当時の東電役員15人のほか、原子力安全・保安院の寺坂前院長ら33名
告訴団長の武藤さん「一人一人が困難な生活を送り、日常生活を奪われた。人権を踏みにじられて、つらく悲しい思いをしている人のためにも成功させなければ」

告訴団の代理人弁護士は「住民に被害を与えた責任者の処罰を求める。事故の真の原因である原子力ムラの構造的癒着と責任の所在を明確にすることで、被害者の救済と真の福島の復興を実現する」のが目的。

河合弘之弁護士は、業務上過失致死傷容疑の立証について「低線量の被ばくを障害とみなすことができるかどうかは論点になるだろう。しかし、避難中の病院患者など、原発事故と相当な因果関係にあって死亡した被害者もいる。罪を問うことはできる」

公害犯罪処罰法違反容疑については「被ばくの傷害が当面は立証不可能となったときを考えて、告訴内容に入れた。これは事業活動に伴って人の健康を害する物質を排出し、生命や身体の危険を及ぼすだけで罪に問われる」と二段構え。

保田行雄弁護士は「今の政府や国会の事故調査委員会に刑事上の責任を求める動きはない。もう一度、事故の原因は何か、与えた最大の被害は何かを考える機会にしたい

福島地検は、告訴・告発状を受理せず、判断を保留した。関東学院大の足立昌勝教授(刑法)は「原爆の被害でも内部被ばくは長い間、認められてこなかった。具体的な被害がない以上、立証は簡単ではない。・・・」としながらも「1300人の告訴・告発状は社会への大きなアピール、検察へのプレッシャーになる。責任追及のために前進したことは間違いない」

=====
結局8月1日に、告訴・告発状は福島地検に受理され、それと共に広瀬隆、明石正二郎氏が昨年から東京地検に提出していた告発状などが一斉に受理されたそうです。

昨日は、武藤さんより、福島原発の4号機の写真や除染しても下がらない郡山駅前のモニタリングポスト、除染した家の様子と、敷地内に置いてある剥いだ土等を入れてズラ~ッと30個位並んでいる大きいブルーケースの写真を見ながら、現在の福島の話しを伺いました。途中で、郡山の森園さんも加わりました。

3.11直後、
*政府、県、東電が情報を隠したために、線量の低いところから高い所へ逃げたり、給水車やスーパーに長時間並んで子どもにも無用な被ばくをさせた。また、県が決めなかったので、学校単位で卒業式をした学校の生徒は、避難先から戻ってきて被ばくした。
*安定ヨウ素剤は、町単位で持っていたが、指示がなかったので住民に配布されなかった。三春町など数少ない町などが、町の役人で協議して配布したところもあったが。

現在
*福島では、本当に安全、安心だと信じている人がいる。
*国も県も動かないので何とかしなくては。
*学校の外での時間制限がなくなり、昨年は閉鎖されていたプールが、周りに鉄板や人工芝を敷いて始まっている。
*小さい子どもも参加するマラソン、多くの祭りが開催されて、元の福島に戻ったということを強調している。
*政府は1mSvを目指すと方針を出したが、20mSvが生き続けている。
*最近甲状腺がんの子どもが一人出たという報道があったが、詳しいことは個人情報ということで教えてもらえない。年齢だけでも大きい情報なのだが。

*教育現場では何も教えない。線量の高い木のベンチ(木は特に吸収)に座っている女子高生に、資料を渡して注意すると「ありがとうございます。初めて聞きました」と云われた。
*中には、退職金を前借りして30数名を北海道で保養させた先生もいた。
*除染ビジネスは、故郷を元に戻したいという気持ちにつけこんでいる。大手ゼネコンが利権をとり、作物を作れない地元農民が実際に除染をしているが、効果が見えない。10軒やると、1軒目が下に戻る状態。
*帰村宣言をした川内村は50億、飯伊達村は4000億。
*お腹の中では、皆分かっているが、声に出している人は1割もいない。現実は厳しい。
*昨年、広瀬氏と明石氏が東電等を告発したこと知って、二人から話を聞いて、刑事告訴・告発を知って、やってみようと思った。
*まず、福島の人で、告訴団を作り告訴・告発した。広瀬氏らが、1年待たされたことを考えると、早くに受理され、他の関連した告発等も一緒に受理されたので、検察も一応取組もうという意志は感じた。
ドイツのFoEの人に、2000以上の告訴を提出して、現在があると云われ、この国民の権利を使わない手はないと思う。
*第二次告訴として、1万人を目指して告訴をしようとしているので、是非参加してほしい。
現在日本全国に事務局が立ちあがっているので、必要書類はダウンロード出来る。10月15日までと時間がないが、是非。

次に福島原発告訴団・関東の方から、具体的に、告訴団に加わるにはという話。

*そもそも、告訴と告発はどう違うのか。告訴は、被害者が犯人を捜査して処罰してほしいという意志表示をするもの。告発は、被害者でも犯人でもない第三者が、捜査機関に犯罪を申告して犯人の処罰を求める意思表示のこと。
*福島原発については、例えば東京でも放射能が降り、水が汚れ、食品を選んだり等の具体的な被害と共に、美しい大地が汚れて精神的被害を被ったなどでも告訴人になれる。もし、特定の被害を感じていないが、東電等々をゆるせないという人は告発ということになるそうです。なるべくなら告訴人になってほしいということでした。

*書類は3枚あり、
1. 弁護士への委任状 住所氏名などを記入し、2ヶ所に印。河合弘之、保田行雄(薬害エイズ)海渡雄一弁護士が代理人になっています。原発訴訟の最強の布陣。
2.陳述書 これは具体的にどういう被害があったのかを記入します。例があります。
3.福島原発告訴団・関東への入会申し込み書を記入し、1000円以上を振り込む。

*これは裁判ではない。検察に捜査をさせること。個人名が出ることはない。(検察に書類はいくが、行動することはない、すべて3人の弁護士が代理してする)どんなことでも原発事故によって被害を被ったことを陳述書に書くことが、検察を動かすそう。

告訴・告発は一人でもできるそうで、広瀬氏がよく言っていたのですが、schnauzerも自分には関係ないことだと聞く耳を持ちませんでした。固定観念がいかに情報をシャットダウンするかを身をもって体験。

告訴団としては、まず1万人。次々に増やしていきたいと思っているそうで、原発の政策的なことは追っているのですが、やはり福島に目がいっていなかったと反省。
あまり知られていないこの告訴ですが、周知が徹底すれば、多くの人の共感をよぶはず。

こんな大きい事故が起きて、処理も出来ず日本の将来が危ぶまれるというのに、大きい告訴がないというのもおかしな話。立件は難しいという声は多々あるのですが、福島事故を糾弾する、非常に論理的かつ有効な方法だと思って、告訴団に入ろうと考え中です。

まず、サイトを見て下さい。

そして、こういう方法があることを、周りの方に是非知らせて下さい。

広瀬隆氏と明石昇二郎氏は、田中俊一氏も告発したようですよ。こちら



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