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大飯原発の破砕帯調査に関する有識者会合 要点 11/4

2012.11.05 16:02|活断層
昨日11/4、原子力規制委員会の「大飯発電所敷地内破砕帯の調査に関する有識者会合 第2回評価会合」が開催されました。

昨日は、日本熊森協会主催の小出裕章氏の講演会に参加していたので、帰宅してから早速IWJの録画をみてみました。長時間の会議でしたので、特に渡辺満久氏の発言に注目。

既に報道されているのでご存知と思いますが、報道以外にも重要な点があると思いましたので、要点を書きとめておくことに。
IWJの動画では、残念ながらスライドが映っていなかったので、言葉だけでは理解できないところがあったことをご承知ください。

.北側のトレンチに、地層のスベリがあり、それを渡辺満久氏が活断層だと断定した。そのスベリの個所を、島崎委員と廣内氏は気づかず見ていない。(これは???ですよね。何のために行ったのか。10/31に関電は規制委員会に、「活断層ではないという評価を覆すデータはない」という中間報告を出しています。)

2.岡田氏は、これは地滑りが2回起ったものだと思うと強く主張したが、最終的には活断層でないという判断は出来ないので、地滑りの専門家などに調査をしてもらったらどうかと提案。
(岡田氏は、日本活断学会の初代会長ということですが、中央構造線などの大きい断層の専門家。自分の論を通そうと満久氏とマイクを取り合って議論しました。島崎委員がどうどうめぐりと仲裁に入りましたが、実際に議論というのはこういうものなので、なかなかおもしろかったです。審議会とか委員会では出来レースなので、白熱した議論は行われていないのですから。満久氏は科学者として堂々と持論を展開していて素晴らしかったです。これって当然なのですが・・・。)

3.満久氏は2日の調査結果から、これは地滑りでなく12.5万年以降に動いた活断層だと断定し、これまでもこういうように、活断層が認められてこなかったと指摘しました。
これについては、現地で見ていなかった廣内氏も写真からは典型的な活断層だと発言。

4.
もう一カ所、トレンチ内に見つけた破砕帯について、満久氏は「これを見た瞬間に三浦半島で活断層とよんでいるものと同じだと思った。どちらか区別できないくらい。」と発言。

.次に、大飯原発の設置許可前のトレンチ調査でのスケッチを提示して、これだけで断定は出来ないが、活断層の存在を示す構造は出ているので、これは重要な意味をもっていると発言。(このスケッチについては、市民グループと保安院の交渉でも、関電が片方のスケッチしか提示せず、最後にやっと両面出してきた。かなり恣意的に一方を隠してきたと見える。満久氏は、スケッチはかなり有効だ言っている。)

6.前回の事前会合において、このように確認出来ない場合にこういうものをどう扱うかの基準を決めるべきと提案したが、まだ決まっていない。(初めから、このように見解が分かれる可能性を満久氏は感じ、このような提案をしたが、うやむやになったまま調査に突入してしまった。)

南側のトンネル内の土を剥いだところの4カ所を見たが、そこは固結していて活断層だとは思わなかった。しかし、指摘されなかったところに粘土を持つ柔らかい破砕帯を見つけた。「F-6」以外にも活断層があったことは問題。(これは他の人も指摘している。「F-6」断層面と違うところで見つかった)

8. まとめ
渡辺満久氏の資料の引用です。

まとめ
1.大飯原子力発電所の最重要施設の直下に活断層は存在する
2.「F-6」以外にも、活断層が敷地に存在する。
3.現在の応力場で動きうるものである。
4.これらが見落とされ、現在になって問題が顕在化した理由は、事業者の不適切な調査と非科学的解釈に基づく国の杜撰な審査にある。

・活断層の定義について
 これまでは、「確認できない」ことを「活動していない」として誤魔化してきた
 今後の原子力関連施設周辺における活断層評価においては、科学的定義と同等かむしろ厳しく、より安全側に配慮した「活断層の定義」を定めるべきである。

・今後の追加調査について「結論はまだ早い」「慎重に」という意見は不要。
「暢気な」学術調査ではない。「ない」ことを理屈付ける調査は不要である。原子力発電所をすぐに停止し、すべてを調べ直す覚悟で調査すべきである。



島崎委員は、なかなか結論が出ない論議を一旦切って、「こうしましょう。12.5万年以降のスベリがあるのは事実ですね。その動きが活断層なのか地滑りなのか。活断層の可能性があるが、地滑りの可能性も否定されない。」
これに対して、満久氏は、「事前会合では、調査では、滑っているところがあるということを確認するということが共有されていたはず」との意見でした。

=====
スベリが断層なのか地滑りなのかは、原発の安全に必要事項ではありません。
過去に動いたことがあるかないかの確認が必要です。
この会合でそこは合意しているわけですので、直ぐに大飯原発を止めて本格的調査をすべきです。

何か論点がズレてしまっているように見えました。満久氏以外は、スベリの原因が活断層なのか地滑りなのかが論点になってしまっていて、岡田氏に至っては、ここで活断層と認めたらば枯券にかかわる的な迫力がありました。

次は、7日(水)に会合が開かれます。これほど断定している満久氏の意見を覆させることが出来るとは思えませんが、さて原子力ムラはどうするのでしょう~。

渡辺満久氏は、柏崎刈羽原発の近くで育ち、原発に否定的な考えはもってこなかったそうです。しかし、2002年ごろ広島大の中田先生が、島根原発の設置許可審査におかしいところがあると言っているのを知った。そして2006年に一緒に調査をして、杜撰な調査や電力会社にまけてやるような調査があることを知ったとのことで、外部から断層の危険性を提起してきました。

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