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アベノミクスはアホノミクス (1)

2013.03.06 22:57|政策
低迷する日本経済に活を入れようと、アベノミクスが喧伝されて、それに反応して株価があがっています。

具体的に何もしていないのに、誰が株を買っているのか(ヘッジファンドや外国人投資家が多いというはなし)不思議ですが、そもそも4~5年位前は、株も為替も今ぐらいの水準だったわけで、その前から株をもっている人は、まだまだ含み損を抱えているという状態ではないでしょうか。

原発事故も震災被災地の復興もままならぬのに、実質的な景気がよくなると誰が考えているのでしょう。
生活実感と株価が乖離している。
前にも書いたけれど、そもそも脱原発も含めてこの国はどういう国造りをしていけばいいのか?ということが最大の関心事です。
成長戦略が見いだせない現在の日本社会には、根本的な発想転換が必要ではないのか。

昨日のプライムニュースで浜矩子さんがアベノミクスをスパッと斬りました。 非常に示唆にとんでいましたので、浜さんのコメントを中心にまとめました。
(schnauzerは前からこの方のファンであります。最近のプライムニュースは非常に偏った番組構成で余り見ないのですが、昨日は3人3様の意見でおもしろかった。)

3/5 BSフジ プライムニュース 『アベノミクスの懸念は 金融緩和と財政出動でデフレ克服? 徹底検証』
佐藤ゆかり 経済産業大臣政務官 証券会社経済調査部長を経て衆議院議員
榊原英資 青山学院大学教授 国際金融論 1997年財務省財務官”ミスター円”と呼ばれた
浜矩子 同志社大学大学院教授 同志社大学大学院ビジネス研究所 教授

日銀次期総裁・副総裁候補者 所信聴取での発言

黒田:物価安定目標を1日も早く実現することが使命。デフレ脱却に向けて、やれることは何でもやるという姿勢を明確に打ち出していきたい。
岩田:2%の物価安定目標を中期的に達成する責任があり、これは義務である
最高の責任の取り方は辞職することだ。
中曽: 前例にとらわれうることなく新しい発想で施策を生みだし実行していきたい。

 

金融政策について赤字は浜さん
黒田日銀総裁候補の発言について、中央銀行総裁がやれることは何でもやるなんてことは言ってはいけない、あるまじき発言だ。

榊原:デフレからはそう簡単に脱却できない。2年で2%のインフレ率は達成できない。
岩田さん辞職する可能性は5割以上ある。 景気回復はあるかもしれないが、物価は連動しない。
2002年から2007年に景気回復して、実質GDPで2%成長した。これは日本の実力からしたら高い数字。しかし物価は下がった。

そもそもインフレ目標を達成することがいいことなのかどうか。
物価上がって何がいいのか。財布の中味がお寒いのに何をそんなに買い急ぐだろうか。
きちんと世の中をみていない政策。

はっきり云うと殺されるかもしれないが、アベノミクスはアホノミクス
公共事業とか物価目標とかは、浦島太郎的な政策
非常に焦点がずれている
デフレの継続により経済が縮小するのはよくないので、それは別の手当て必要。しかし、資産インフレと実物デフレが同時進行するという異様でやっかいな状況に陥る懸念がある。怖い。

金融政策でどんどん緩和すると余り金が増える。その余り金が生産的な投資にいけばいいけれども、こんなゼロ金利状態では、投資しても儲からない。
人々が生活防衛のために投機に走るという異様な状況に陥るかもしれない。
生活防衛型投機もあり得そうだ。


榊原: 言葉の定義をしっかりしないといけない。デフレと景気後退とが同義語になっているが、日本のデフレは20年間続いている構造的な物価下落

デフレと景気後退は必ずしも一致していない。公共投資とインフレも一致していない。
デフレ脱却と言われるが、デフレはそんなに悪かったのか。
物価は安定していた。物価を上げるということを一義的に云うのは間違い。

僕はアホノミクスとまではいわないが、そのへんの感覚がズレている。


この株高、円安というのは、アベノミクスすなわちアホノミクスの市場とのいき過ぎた会話だと思う。

市場を自分が思っている方向に誘導したいという、それが出来ると言う市場との対話力を見てちょうだいと、非常に得々とされているが、こういう方向に足を踏み込むと、結局のところ自分の政策が市場に振り回されるということに転化していく。

この人たちは、いまや株が下がるようなことは一言も云えない。株が下がることに繋がる行動は全く取れないというところに自分たちを追い込んでいる。 

為替だってそうだ。 円安方向に調整がはいりそうになると、慌てていやまだ100円までと云って、相場を必死に維持している。これは明らかに市場に振り回されている

市場を自分が誘導しているのではなく、市場を一定の姿に維持するという命題のために政策が振り回されている。こういうことはやってはいけない。

政策というのは、市場がどのように動こうとやらなくちゃいけないことはやらなくてはならない場面はあるし、やってはいけないことは絶対にやってはいけない場面はあるので、市場に方向性を与えることを政策目標にするのは、政策というものの位置づけがわかっていない人がすることだと思う。危険だと思う。
賞味期限切れを自分で作っているようなものだ。


榊原: やはりミニバブルの傾向がある。(ジョージ・)ソロスが大変な利益を得たと云われているし。 
ヘッジファンドがドル買い円売り,株買いしている。外国人投資家が入っているが、これは必ず売りに転じる。
おそらくこのバブルは崩壊する。アベノミクスの期待を実現するような政策をどんどん打っていかないと、なかなかこの勢いを続けられない。


今の日本の経済構造がどのようになっているのか、どういう体質の経済かところからピントがずれている。だから浦島太郎の経済学だといっている。
株が上がると思っているから上げ潮に乗って買っているだけで、安倍政権の経済運営を評価しているから買っているのではない。仮に評価していなくても今買えば上がると思うから買う。意味のある経済効果をもたらすとは到底思えない


榊原: 今回の円安局面は終わったと思う。半年ほど今のレンジにうろうろする。
市場は日銀がよほどのサプライズを与えないと円安は進まない。

榊原円安 (1995年7月から3年間半で、80円から147円まで円安に進んだ。)と書いてあるから云っておくが、78円から100円まで持っていこうとしたが、130円を超えたときに慌てた。
これでは日本売りだということで、逆介入、ドル売り介入をして、147円で止まったのでよかったが、あれがどんどん円安になっていたら、日本経済極めて危機的だった。円安もある程度まではいいが、更なる円安は危険だ。なかなか止められない。
為替の動き、市場の動きは一度はずみがつくと止められない。 介入は普通は効かない。


榊原さんの介入が効かないと言う話はとても重要。 
介入が効くのは市場の状態が異常で自然の流れに逆らっている時で、それを本来の流れに戻すときは効く。
本来あるべき方向に向かっている相場を違う方向にもっていく介入は絶対に効かない。 
金の無駄使いになる。

この先サプライズがないと円安に進まないと榊原さんがおっしゃったが、相当異様なことをしないとこの勢いを維持することは出来ないだろう。

本来ならば自然な流れで円高で進むべきところを逆転させてしまった。(浜さんは50~60円になるかもしれないが持論)逆らってしまったので、これを持続するのにはエネルギーがいる。

円高、ドル安になるということは、日本経済のドル離れが進んでいたから。
ドルが安くなるということは、誰もドルを使っていないということの表れ。
ドルに振り回されたくないと思えば円高ドル安に進んだほうがいいわけで、序々にドルに振り回されない状況になるように通貨政策に神経を配っていればよかったのに、それを逆転させようとしてしまった。
理解の本末転倒、時代錯誤で、これは後で困ることになる。

日本企業は今一息ついているのは確かだが、つかの間のほっと一息を買うために、将来の苦しみを差し出してしまうのは得策ではない。


榊原: 2%のインフレ率を市場が織り込んでいないとおしゃったが、2%のインフレ率なんて市場は信じていないから。20年間物価は下がってきた。成長率を上げることは出来るがインフレ率をあげるのは難しい。 副総裁は辞任しなくてはならないだろう。

ハイパーインフレにはならないだろう。この構造的はデフレは日本と中国、日本と台湾、香港、インドネシアなどの経済が一体化している。 ゆるやかに中国と日本の物価が収斂してきていることが中長期的に起こっている
2%が実現したら、大学教授辞めてもいいです。


==========
二人とも、デフレで何が悪いのか。 構造的なデフレはアジアでのグローバリゼーションが進んでいく中で、日本の水準にアジア諸国が追いついてきていることに起因している。

その流れに逆行している今のアベノミクス政策に警鐘をならしています。

続きます。





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