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脱原発にめざめました。
再生可能エネルギーにも大いに興味あり。
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TPPは「地域限定排他貿易協定」と言い換えて by 浜矩子

2013.03.10 22:34|政策
昨日3/9には、明治公園で反原発の集会とデモがありました。

schnauzerは、どうも最近エネルギー不足で風邪をひいたりしているのでデモに行きたくない。
ちょうど、浜矩子さんのお話の書き起こしをしたところ、友人から横浜で講演があるという情報をいただいたので、浜さんのお話を伺ってきました。

センセーショナルなタイトルは、浜さんのご著書『超入門・グローバル経済』のTPPの項にこうあったので、早速使わせていただいたというわけ。

本日以降、新聞紙上で「自由貿易協定」という言葉をご覧になったり、ラジオやテレビで「自由貿易協定」という言葉を聞かれた時には、この「自由貿易協定」という言葉を「地域限定排他貿易協定」というふうに言い換えていただきたいのです。 即座に、必ず、自動的に、頭の中でこの変換行動をとっていただければ幸いです。


初生・浜さんです。 初めに、ハイヒールで1時間半強、マイクを持って立ちながら話される浜さんのエネルギーに脱帽。 官僚、政治家、電力会社の話は何を云いたいのかチンプンカンプンなのに比べて、平易な言葉を用い、ユーモア時にはブラックジョークを交えたとても分かりやすい話し方で、ぴったり50分で終了。 後は質疑応答でした。ここでの講演は何回目かになるようで常連さんもいるらしく、嬉しいですねと素直に喜ぶ。TVの印象と少し違いました。 そして、不思議なテイストのおしゃれ。

内容はプライムニュースとほぼ同じでしたが、少し付け加えておきます。
朝日カルチャーセンター横浜 「グローバル経済のゆくえ」  浜 矩子

日本はリッチな債権大国になった。 完成度の高い、グローバル化した大きな経済制度を、史上初めて体験している。
日本の前には誰もいない。 後ろからは、日本を反面教師としてそういう風にはならないということを含めて、多くの国が見守っている。 ここで、名パフォーマンスを演じることができるかどうか。

アベノミクスという言葉は気にくわないので、極力使いたくない。
~ミクスという称号を与えたくないという個人的な想いは別として、~ミクスが一人歩きして、その内容を考えることをせず思考停止してしまうから。
何か名前をつけるとしたら、アホノミクス。

アホノミクスの5つの大罪
1.浦島太郎型公共事業の復活
2.円安神風型輸出立国主義への回帰
3.相棒つぶし型金融大緩和
4.いき過ぎた市場との会話
5.懸念されるデフレ下のバブル経済化


1.国土強靭化などの名称は60年前の政策。 やっている限りは土木工事などの効果はあるが、新たな波及効果ない。 公共事業の本来の役割は、民間で出来ないインフラをサービスとして国が行うこと。 景気対策でなくても、しなくてはならない公共事業はある。 
金もないのに浦島太郎型公共事業は罪深い。

2. 浦島太郎さんたちは、日本の輸出大=日本経済が上向くという思考一直線で、グローバル世界にいるという視点が全くない。 輸出企業でも、世界中から資材を輸入しているという側面がある。 日本の中で最初から最後まで完結していない。 グローバルサプライチェーン。

G7 G20の財務相・中央銀行総裁会議で、日本の円安が問題視され、手前勝手な円安政策を名指しされそうになったところを、副総理が丸く収めたようだが、自分だけいいどこ取りをするようなら、世界中が対抗的逆襲をするきっかけ作りになりそうな大罪。

賃金を上げてくれと経営者に頼んでいるようだが、円安を追求すると調達コストが上がるがそれを製品コストに転嫁できず、ほかのコストすなわち企業にとって操作しやすい人件費を削減せざるをえない。
円安にして、賃金を上げるというのは矛盾。
正規雇用のみ上げて、非正規雇用の枠を広げるなどして総人件費は上がらないようにすることになる。

3.政府と日銀は、よくできた刑事ドラマの相棒警官コンビであるべき
違う持ち味がぶつかり合いながら、困難な事件の解決を図っていく。 1プラス1が無限大というような醍醐味があるべき。
片方が目標を持ち、一方的にもう片方に要求していくのは、三流独裁国家のすがた。

黒田氏、岩田氏の国会発言について批判。(前記事を参照)

4.市場コントロールすることに力を入れている。 株が下がるということを既に言えない。 自分の行動を制約してしまっている。 (前記事を参照)

5.公共事業で金をばらまき、余り金は海外に出るか、株を買うか、金(きん)を買うか、投機にまわすか。資産バブルになるかもしれない。
デフレ化のバブル経済化とは、片足を上りエスカレータに、片足を下りエスカレーターに乗せた、股裂き状態。

IMFが「近隣窮乏化政策」をとろうとしていると批判したが、これは1930年代の古い経済用語で、為替の切り下げが大デフレが起こし、それが武力衝突に向かった。 
小国やギリシャが通貨安政策をとるならまだしも、債権大国がこういうことをすると、正当防衛だとして為替戦争に突入する可能性がある。

などでした。

==========
魔法の杖はないということです。 そして、我国の前には何も模範とするものがない、どういう経済を基にしてどのような社会をこれから営んでいくのかを、ゼロから皆で考えないとならないということでしょう。
誰かにお任せではなりません。

この日の受講者は、高齢の男性が多く、常連さん含めて皆うんうんと相槌を打ちながら聞いていました。 
この講義はカルチャーセンターで、ちょっとした講義を聞いてためになったわ~というようなものではないと強く思います。 お~い!! 何とかしなくては・・・。

皆感じることは同じで、帰り際におばさま2人に話しかけられ「本当にどうなちゃうのかしら~」と意見交換をしました。 何か話さないではいられない危機感を感じています。 

浜さんのご著書を購入するとサインをして下さるということで、いつもはそういうことをしないのですが、サインを頂き、エールを送りました。

1
NHK出版新書 超入門・グローバル経済「地球経済」解体新書
文春新書 新・国富論 グローバル経済の教科書

勉強する時間がなかったとは云わせないほど生きてきたのに、知らないことばかり。
本の山が積み上がっています。
すべて脱原発に関連してくる問題ですが、知識乏しく自分の言葉では語れないので、考えが同じであろう有識者の言葉を借りて紹介していきたいと思います。






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