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脱原発にめざめました。
再生可能エネルギーにも大いに興味あり。
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デモクラTV 「小出裕章さんに聞く『原発のいま』」(2)

2013.04.07 20:33|小出裕章氏
福島原発で、昨日発表の隣の貯水槽で汚染水の漏洩があったようです。(4/7 NHK)

4/7 デモクラTV 開局記念特別番組「小出裕章さんに聞く『原発のいま』」 続き

横尾: 大飯の3、4号機が再稼働した。 あとの48基が止まっている。
電力が足りないと宣伝していたが、それは明確に国民に分かってしまった。
今度は、原発使わないと、化石燃料が高くて電気料金が高くなるので、原発動かすぞと脅している。

そんな中で、原子力委員会も、活断層問題などでは頑張っているように見える 逆に大飯原発については、新基準でなくそのまま9月まで動かすと言っている。
原発は全部止めても大丈夫だと思うが、政治がはっきりしないせいもあるが、規制委員会は機能しないと思われるか?

小出: 規制委員会は機能しません。(明確に?) ええ。
安全委員会が機能しなかった。 規制委員会になって機能すると皆さんが思うとすれば不思議だ。 安全委員会も規制委員会も同じ原子力ムラの人がやっている。 それを支えている、かつては、原子力安全保安員が支えていたし、今は規制庁事務局だが、同じ人がやっている。 本当なら全員刑務所に入れたいと思うような人が全員やっている。期待をしてはダメです

もし、仮に私が原子力規制委員会の委員になったとしても、実際は何も出来ないのです。
何故かと言えば、日本には原子力基本法と法律があって、平和の目的のためと書いてある(私はそれも嘘だと思っているが)けれども、その元で原子力を進めるという法律になっている。 進めるためにすべての役所も委員会もあるのです。 規制委員会だって、様々な規制を強めることは出来るけれど、基本的には原子力を進めるための規制しか出来ない立場

私が委員になったら、あれも直せこれも直せと山ほど言うとは思うが、それでもそれが次々にクリアされれば、認めざるを得なくなるわけ。 私が頭で描いた規制をしても、原子力発電所が安全になるなんてことは元々あり得ない。 どんな理由でも動かしてはいけないと思っているし、原子力基本法がある限りいかなることをやってもダメだと思っている。
規制委員会の仕事が来ても私は受けないし、現在のような規制委員であれば全然だめと思うしかない。

横尾: ということは、原子力基本法自体を廃案にすることが大きな目標ですね。
それには国民の力が必要だし、それを代弁する政党も必要だし、今井さんのやっている原発国民投票などで国民の意思をはっきりすることにならないと、根本的な解決にはならない。そういう理解でよろしいでしょうか?

小出: おっしゃるとおり。 現在の法律体系がある限り原子力発電を止めることは出来ないので、新たな枠組みを作るしかない。 それは今井さんの言っているように国民投票というやり方もあるし、本来ならば、私は好きではないが、議会制民主主義があるので議会で決めなければいけないのだが、情けないことに自民党が返り咲くようなことになっているので、道は遠いと思う。

横尾: 選挙の結果で皆がっかりしている。政治的にはノンポリで、今回始めてコミットしたお父さんお母さんなど、特にがっかりしている面がある。 どのような反対の運動があるのか皆逡巡している。デモクラTVをご覧の方の中にもそういう人がいると思う。
何か応援のメッセージを。

小出: 私にとって一番答えづらい質問。 長い間原発に反対してきたが、結局何も出来なかった。思いつくことは何でもやったつもりだが、原子力は止められなかったのが事実。
今もどうすれば止められるのかが分からない。 政治状況も厳しい。マスコミは腐りきっていると思うし、国民も自分の生活、身の回りのことばかりに興味を奪われて、かなり長い未来を考える力を奪われているように見える。皆さんこうすればいいとお伝えすることも出来まない。 もし分かっていたら、私がやります。 それが分からなかった。

但し、これまでの運動、地域や労働組合の運動とは少し違った運動が起きていると感じられる。 官邸前のデモも誰が旗を振るわけでもない、誰かが動員してお金を出しているわけでもない。皆一人一人の人たちが自分の意思で集まってくる訳で、そういう運動は、日本にはかつてなかったと思う

横尾: 43年、ずっと長い間原発に反対してこられて、原発反対運動を見てこられた。
私も、市民の力、市民運動とこういう古い言葉で定義していいのか分からないが、お父さんたち、お母さんたちが子どもを思うような、この活動は(前と)少し違うように思う。 何とかこの運動の火が消えないように、消さないように、また勇気を持ってもらえるような活動が、このデモクラTVでも出来るように、主義主張をするTVではないが、実態現実を伝えて行きたいと思っている。
NHKでも良い番組があるのかと思えば隔靴掻痒なところがある。メディアに対してどうですか?

小出: 3・11以後、多くの海外メディアが取材にここを訪れた。そして必ず聞くのは、なんで日本のメディアは、政府や東電の発表だけ流すのか
たぶんそう見えるのだろう。 事実はそうですから。
日本のメディアは東電発表、政府発表、あるいは警察発表など上から流れてくる情報を流すのが自分たちの仕事だと思っているようだし、ずっとそうやってきた。

本来のジャーナリズムというのは、そうではないはずだ。 世界の中で多くの事実がある中から、どれが大切であるかを自分の力で集めて来て、それに意味づけを与えてそれを知らせるというのが、ジャーナリズアムの役割だと思ってきたし、そうあってほしいと願っている。 残念ながら日本にはそういうものはなかった。 海外の人があきれるというのもそのとおり。 自分の力で情報を得て、それを報道すると言うメディアが日本でも育ってほしいと思うし、デモクラTVにも頑張ってやってもらいたいと願う

横尾
: 東京にいらした時には、是非デモクラTVにご出演願いたいと思っています。 インタビューを放送することをHPに載せているが、反応がとてもある。 視聴者が小出さんの話を聞きたいと思っている。
京都大学には定年があるのですか? 

小出: 本来なら63歳が定年だが、年金制度の変更で、65歳からになったので、65歳が定年。あと2年ここで働く。

横尾: 何故お聞きしたかというと、定年後フリーになって脱原発のために全国を行脚されるのではないかと思ったのですが、定年後のライフワークなどを考えているか?

小出: 全く考えていない。 福島事故以降、私には戦争だと思っている。圧倒的な敵がいるわけだし、人間社会の敵もいるし、放射能というどうしても勝つことが出来ない敵もいるわけで、それを相手に戦争をしていると思っている。
元気で闘いぬきたいと思っているが、生き物だから分からない。とにかく半年先までは皆さんからの集会などのお約束を入れている。 それ以降は分からない。とにかく今をしっかり闘いたいと思っている

横尾: パックインジャーナル、ニュースではあまり言わなかったけれど、私も脱原発の闘いは内戦だと思っている。敵は圧倒的な原発マフィアで、我々脱原発をやっていこうとするのはレンジャーみたいなもので、だけども世の中の正義はこちらにあると思っている。
私も脱原発で死ぬまで頑張っていきたいと思っている。

そんな中で、小出さんが定年だからそろそろリタイアしようかなと思われると少し寂しいかなと思ったので。 デモクラTVの視聴者の皆さんが、小出さんのことを聞いて、安心するし、力を得るし、ほっとすると思うので
最後に、カメラ向ってデモクラTVに一言いっていただいていいですか。

小出: メディアが腐っていると言ったが、数少ない報道番組が、この事故の後も、国、東電、産業界の情報の偽りというものを暴きながら、ここへ来てくれました。 しかし余りにも力関係が違いすぎて、そのメディアが次々と潰されてきたのを見てきた

それでも、愛川欽也さんが長く頑張ってやって下さった。 愛川さんはお歳ですしよくやって下さった。 手を引かれた後も、新しい人達が支えて下さることを有難いと思うし、こういう火を決して消さないでいきたいと思う。 是非とも皆さんも自分の役割をしっかりと担って一緒に進みたいと思う。よろしくお願いします

横尾: ありがとうございました。

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