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放射性汚染水について

2013.04.14 21:07|福島原発
福島第一原発では、放射性汚染水を貯めている地下貯水池が次々に漏れを起こし、結局この貯水池の使用を断念して、池の汚染水を高台の非常用タンクに移送することになりました。ところが、この非常用タンクは既に7割が満水であるそうです。 (4/14 東京

そもそもこの地下貯水池に貯めてある汚染水は、どのようなものなのか理解出来なくなってきているので、少し調べて見ました。

現在福島第一原発では、3基の原子炉に水を入れて冷却を続けています。 その水は建屋地下やタービン建屋地下にたまってしまうので、それを当初は仏製アレバ(3.11直後アレバの女性社長が来日して高額で売りつけたという装置ですが、直ぐに機能しなくなったことがありましたよね。)、現在はキュリオンとサリーというセシウム除去装置にかけます。

これによりほとんど(すべてではない)のセシウムは除去できますが、ストロンチウムなどの多核種は除去できていません。 
この水は当初海水を使用したため、次に淡水化装置にかけられ、塩分を除去出来た淡水は再び原子炉の冷却に回します。
淡水化できずに濃縮した水は、蒸発濃縮装置で、蒸発濃縮水と濃縮廃液に分けられ、前者はまた原子炉の冷却へ、そして濃縮廃液は貯蔵されます。

今回地下貯水池に貯められていたのは、蒸発濃縮装置にかける前の濃縮塩水のようです。

本来ならば、今試運転中の多核種除去設備(ALPS)でセシウム以外の放射性物質を除去して、(トリチウムは除去出来ない)海へ放出か??というところで、汚染水の処理も机上では上手くいく予定でした(?)

そして、この地下貯水池には、ALPSをとおした後の処理水を貯蔵するつもりだったようですが、この装置の使用許可が原子力規制委員会よりなかなか下りず、建屋に地下水が毎日400トン増えているとのことで、やむなく、ここを使用してきたとのことです。

また、池から池へ水を移送する配管接続部から漏水もあったそうですが、これが、1cm3(1cc)あたり29万ベクレルで22リットルあったことについて小出氏がコメントしていますので、その部分のみ要約しました。

4/12 MBS ラジオ 毎週金曜日 9pm~10pm 報道するラジオ 「小出さんに聞く汚染水漏れ」

小出: その配管部分にはほとんど近づけない。原子炉実験所で放射能廃液の処理を担当しているが、環境への放出は、セシウム137は0・09ベクレル/cc以下、ストロンチウムは0.03ベクレル/cc以下に制限されている。それが29万ベクレルという値になっている。
私でもこの廃液に近づくのをためらう濃度だ。

水野: これまで漏れた汚染水併せて120トンと言われている。仮に1cm3あたり29万ベクレルで120トンと荒っぽく計算すると、35兆ベクレルとなる。 

小出: 広島原爆のセシウム137の量は89兆ベクレルと考えられている。 従って、広島原爆の1/3から半分近い放射性物質を地下に漏らしてしまった。 この29万ベクレルはほとんどがトリチウムだと思っている。 トリチウムはセシウムと比べると生物毒性が低いので単純には比べられないが、本当におそろしい量が既に漏れてしまっている。 
自然界のトリチウムは放射性を帯びていない。 このトリチウムは3重水素と別名がついているように、3倍重い変った水素で、放射線の危険という意味では大きくないが、水になってしまい回収できない。
 
今後ALPSという除去装置を使って様々な放射性物質をつかまえようとしているが、トリチウムは水そのものになってしまっているので絶対に除去できない。

水野: 東電は汚染水は海に流れていないと言っているが?

小出: とぼけた事を言う人たちだなと思う。 地下に漏れてしまえば、海にいっていないといことは実証できないと思う。

水野: リスナーの質問。 今は、地下貯水池の話ばかりだが、原子炉建屋内の汚染水漏れを心配しているが・・。
小出: 私もそう思っている。 今回は新しく作った貯水池の漏れのことだが、その前に汚染水は原子炉建屋、タービン建屋、トレンチとかピットにいっぱい溜まっている。 それらはコンクリート構造物で必ず割れて漏れている。 海に流れていってしまっていると思う。
遮水壁をと言ってきたが、それも採用されなかった。

水野: 2011年3月から、タンカーで汚染水を運ぶ案を出していらっしゃった。今からでも間に合うかという質問が沢山きているが。

小出: 間に合うかということで言えば、この2年分はもう取り返しがつかない。 しかし、東電はこれからも次々にタンクを作ってしのいでいくが、一刻も早くタンカーはやるべきだと思う。

水をかければ溢れてくるわけ。 敷地には限りがあり無限にタンクが増設できるわけでないので、いつか破綻すると思う。 少なくとも40年は汚染水は出続ける。

廃炉まで何年かかるか分からない。 人類が遭遇した初めての経験なわけで、どうやって廃炉するのかよく分からない。 何十年、100年の単位かかるかも。

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