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4/25 そもそも総研たまぺディア「そもそも“主権回復の日”は何だろう?」

2013.04.25 23:56|そもそも総研たまぺディア
4/25 テレビ朝日 モーニングバード 「そもそも総研たまペディア」
‟そもそも今度の日曜日は“主権回復の日” 何だろう?”

知らない人も多いと思う。“主権回復の日”は何だろうというのが本日のテーマ。
先月12日に閣議決定され、今度の日曜日(4/28)に“主権回復・国際社会復帰を記念する式典”を政府が主催して開催する。
4

そもそも4月28日とはどういう日か。
61年前の1952年4月28日に、連合国と戦争をしていた日本が、4.28 サンフランシスコ平和条約を締結して、連合国の占領から独立した。
1


一方同じ日に、沖縄・奄美・小笠原は、日本から切り離されてアメリカの施政権下に置かれた。
若い人は知らないと思うが、この日以降沖縄に行くのにパスポートが必要だった。
切り離されて日本ではなかった。
20年後の1972年5月15日、佐藤栄作総理のときに沖縄は日本に返還された。


沖縄の人たちにとっては“屈辱の日”
そもそも何故61年経ってから始めることになったのか?
それは自民党の選挙公約。
2

“4月28日を「主権回復の日」として祝う式典”というのが選挙公約。

自民党内でも困惑がある。自民党議員はどういう説明を受けているのかを沖縄選出の國場議員に聞いた。

玉川: 何故今年になって‟主権回復の日”をすることになったのかの説明はどうなっているか。
國場: 自民党全議員会議が開催されて、野田毅議員が、今年というわけでなく、かねてからこの日こそ日本が主権を回復し、独立国として西側陣営の一員として歩んできた日だ。 ところがこの日が多くの国民から忘れ去られてきたことに危機感を抱いてきたと。 今に続く様々な戦後の矛盾や問題点や可能性も、この日を契機に始まっている点も多々あるということで、この日を忘れてはいけないという自民党の長年の取り組みがあったと説明があった。

説明: しかし、沖縄・奄美・小笠原にとって4月28日は日本から切り離され、アメリカの施政権下におかれた日でもある。 この日を何故‟主権回復の日”とするのか。

安倍総理: 沖縄・奄美・小笠原は残念ながら一緒に施政権を回復できなかったのでありますが、しかしそれは占領下がこれを認めなかったら、その後ずっと占領下が丸ごと続いていくということになるわけであります。

まずは何とか、我々は占領下から主権を回復して、その後沖縄・奄美・小笠原についても、なんとか日本に還って来れるように交渉力をもって米国と交渉するということでありました。 その4月28日はそうした意味において、沖縄返還、奄美・小笠原に向けてのまずは第一歩を記したことではないかとこのように思うわけであります。

説明: 4.28は返還への第一歩にもなったと述べた安倍総理。しかし、沖縄選出の國場議員は、全議員に配られた式典の案内状を見て、困惑しているという。
5

國場: 案内状には、わが国の完全な主権回復及び国際社会への復帰という表現があるが、そうであれば、すべての日本国民が喜んでもらえる日を真の“主権回復の日”にすべきと思う。
1972年の5月15日こそ日本の真の“主権回復の日”であるべきと考える。
サンフランシスコ講和条約が発効された日という、歴史の節目としては構わないが、
いかにも国民全体のお祝いの日であるというニュアンスで使うのは適切ではないと思う。

玉川: 國場さんは式典に出席されますか。
國場: 正直言って悩んでいる。 事務局に問い合わせたところ、祝辞があいさつに変わり、万歳三唱はしないということだが・・・。 しかし、残念ながら完全なる主権回復という表現が使われているので、どうしたらいいのかと悩んでいる。
 
玉川: 國場さんは、昨日の時点でもまだ悩んでいます。 沖縄国際大学の前泊教授にも聞いています。

玉川: 沖縄の人は何故“主権回復の日”をすることを怒っているのか。
前泊: つまりこれは4.28ですから。沖縄が切り捨てられた日、沖縄の主権が剥奪された日。 その日に“主権回復の日”とはどういうことか。 沖縄や小笠原を切り離して発効した講和条約が主権回復というのであれば、沖縄と小笠原が日本ではないということを宣言されることになる。 これは沖縄にとっては複雑。

沖縄は独立しろと言っているのか或いは日本ではないと今の政権が明確に主張するのか。 これは大変なことになる。 
この先、“主権回復の日”とされて式典を行うということは、国際社会に対して主張されるから、沖縄や小笠原は日本ではないということを、国際社会に打ち出すことになるのではないのかという議論も沖縄の中で起こっている。
日本人ではないですと言われる側はどういう思いをするか。 こういうことに思いを馳せていないという政治家が増えてしまったということ。

自民党の過去の政治家について
佐藤元総理: 沖縄の祖国復帰が実現しない限り、わが国にとって戦後は終わっていない。

前泊: 講和条約で切り捨てられた沖縄が、主権を持っている日本に戻ってくることがなければ戦後は終わっていないと。 本来の講和はそこから初めて始まるのではということを佐藤総理は提起している。

説明: その後の自民党政治家たちは沖縄への配慮を発言してきた。

前泊: 橋本龍太郎さん、梶山清六さん、小渕恵三さん、野中広務さん、沖縄とかかわってきた政治家が口をそろえて言っているのは、“沖縄問題をしっかり解決しないと日本の戦後は終わらない”
梶山静六: 沖縄の痛みを残念ながら国民全般の痛みとして受け取れていないという、それをこれからどうクリアしていくか。
橋本龍太郎: 沖縄に対しての配慮がない政策というものはいいのだろうか、今からでも少しでもいい、沖縄に対する配慮というものをにじませてほしい。

前泊: 1952年の4月28日は主権の回復の日ではなく、一部の主権は回復するが完全なものではないと強く認識されていたので、4.28についてはことさらに敢えて取り上げることがなかったと思う。

玉川: 招待状だけでなく、閣議決定の中にも“日本国との平和条約の発効によるわが国の完全な主権回復および国際社会への完全な復帰”と書いてある。
3

赤江: 沖縄が怒るのも当然だ。何故今ここまでして沖縄の怒りを買ってまで・・・。

玉川: 何故今、4.28を国として式典をすることになったのか?
前泊: つまり歴史を自分たちに都合のよいように塗り替えたいと思ったのでは。 対米従属とよくいわれる。 自民党の中で実際に地位協定を改定できない、安保条約についても対米追従のまま。であればどうするかというとそれはとりあえずフタをして、とにかく主権を回復したのだと口先だけ変えてしまおうとチョイスしたのではないのか。 現実はそうでないが、そうだというイメージ戦略を始めようとした感じがする。

玉川: 主権といえば一番敏感だと思われるこの方々。新右翼団体一水会の鈴木邦夫最高顧問に話しを聞いた。

玉川: 政府は“主権回復の日”の式典をすることにしたが、何故今になってやることになったのか。 どういう意図か?
鈴木: そうですね。 僕らも分からないですね。 突然、誰が考えたのか。
憲法改正すると、また国民栄誉賞とか、いろいろな流れの中で、どんどん自分たちの勢いのいいことをやっていこうとそういう感じがします。 結構頭のいい人が考えているのでしょう。
“主権回復の日”でも、俺たちのおかげでお前たちは独立できたのではないみたいな押し付けがましさがあって、今沖縄の人たちが反対しているが、 あっ!しまったと(式典)考えた人が思っているのでは。 沖縄があったと。 それだけ杜撰なんです。 

玉川: 沖縄を忘れていた?
鈴木: 忘れていたと思います。 そうか沖縄を切り捨てした日なんだ。 反発があってしまった!と思ったけれど、決まったからやるしかないと。
ある意味ではまだ主権回復していない。 米軍基地はあるが、きちんとものを言えないし、TPPだってアメリカの言いなりになっているし、これから主権回復じゃないかという気がする。 それなのに“主権回復の日”はおかしい。

松尾: 鈴木さんがおっしゃるのはもっともだ。 式典に両陛下がお出ましになるという。皆が祝うという気持ちでないところにおいで頂くことが、申し訳ないという気持ちがある。

高木: これまで政治家の方が沖縄について語っているが、これ失敗しちゃったけれど、本当に基地を県外に出すと言い張った人は、民主党の人だけだった気がする
自民党は沖縄沖縄というけれど、実はどっか忘れがちできていたのでは。
玉川: ところがもう愚か者扱いになっていて、それもどうなのかと若干する。

玉川: 式典をするなら、沖縄復帰した5月15日にすべきなのでは。
それでも完全でないという人もいるくらいだ。 もし祝うのであれば。

松尾: 鈴木さんのように、あっ、しまったと思う人がいるなら、勢いで進んじゃったのかな
玉川: 公約を守らなかったことで、民主党がダメになったのであれば、公約として掲げたものはちゃんとやるんだということもあるかもしれないが、沖縄、奄美、小笠原に人たちはどうなんだろうと思うそもそも総研でした。

==========
政府、自民党の何とも苦しい“主権回復の日”の正当化ですが、それでも大して反対もなく開催されようとしています。
多くの国民が、反対向きに綱引きをしていると思うのですが、尻もちをついてどんどん引きずられてしまっているようです・・・。

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