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脱原発にめざめました。
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日印原子力協定について (2)

2013.06.06 13:11|原発輸出
5/27 日印原子力協力協定に向けた交渉停止を求める要望書提出と記者会見 IWJ
主催 ノーニュークス・アジアフォーラム・ジャパン事務局

上智大学 南アジア研究センター 福長正明氏

野田政権から安倍政権
民主党政権ができ、鳩山政権の後、菅政権の時に新しい成長戦略が6月に出来、それと同時に日印原子力協定をやろうということになる。
その前の段階の自民党政権下で、東芝は直接売るのはずっと先になるだろうと、ウエスティングハウスを買い、三菱はアレバと、日立はGEと提携する。 世界のメジャープレイヤーが日本企業と手を組んでいる。
アメリカではスリーマイル事故後、新設がない。一国でこんなに沢山の原子力産業があるのは日本だけ。
2011・3・11まで、こんなに沢山の原発をなんとか動かしてきたのは日本だけ。今では皮肉になるが、インドだけでなく、アメリカ、フランスも日本の耐震技術、制御技術等々、そして、非常に高度な日本の鉄工所が作った格納容器がほしい。

2010・6に日印原子力協定の交渉を始める3日前に発表して、国民的議論は全くなかった。
冒頭に申し上げたが、メディアを中心にかなりの数の反対の声が上がった。
こんな中で、岡田外相が訪印して、「もう一度核実験をやったら協力しませんよ」という条件を示した
インドとしては、外交の根幹部分まで言われたくないと反発し、2010・10以降、交渉はほぼ中断してしまっていた。福島と関係ない。
3.11直後に、サルコジ大統領とアレバの社長が3時間ほど来日したのを覚えているだろうか。あれは原子力をやれよ、うろたえてはいけないと言いに来たもの。

日本国内での原発の新設はほぼ無理になり、原発の輸出が話題になっていくのは、野田政権になってから。2011・9に国連で、より安全な原発を海外に売っていくのは日本の責任だと言っている。今安倍さんが言っているのは、野田さんから始まったフレーズ。

2011・12 野田さんが訪印し交渉再開を約束するが、国内のエネルギー方針が決まっていないので上手くいかない。しかしベトナム、トルコ、ヨルダンと原子力協定は少しずつ動いていた。また水面下で日印の原子力協定に関する話合いはセミナーという形でかなり行われていた。

インドは、この安倍政権のいわゆる中国牽制策に引っ張られてはまずいという姿勢だったが、先週中国の李首相をインドに招き、日本と何をやっても、これは対中政策ではないことを示している。

何が問題なのか
NPTにほころびがあるからもう仕方ないという人には、ほころびを拡大することに日本が手を貸すことはない。

インドが核拡散防止の優等生である(これまで拡散してこなかった)という意見に対しては、インドに売ることが核拡散になる。
何よりも、民生用の施設と軍事用の施設をインドが区分する。軍事用についてはIAEAの査察を受けない。インドと原子力協定を結んでいくこと、原発を輸出することは、インドが核兵器を増することに加担することになる。
 
原発と核兵器の問題を切り離してはいけない。

そしてもう一つは、印パの様なところ。パキスタンには中国が原発を売っている。バングラデシュにはロシアの売り込みが決まっている。スリランカには中国がたぶん売るだろう。

ご承知のように、トルコ、サウジアラビア、UAE、インドネシア、ベトナムといったように世界の様々な国が原発を持っていて、悪い心を持てば核の軍事転用ができる。テロの脅威も拡大してくる。
こういった中で、インドのメディアも今度こそという感じであるが、今回は再開しましょうと、いうところまでだと思う。 何故なら今回のシン首相の来日は、昨年12月の来日がキャンセルになった分。

今年秋に天皇皇后が訪印することになっているが、これは実現できるのかどうか。しかし、安倍首相の訪印は決まっている。 原子力協定の調印は国内より外でやった方が報道の関心も高いので、たぶんそこで。
それから、来年の通常国会でかけるのであろう。

再実験をした時に、協力を停止するという条項が、両国間では問題となる

我々が指摘しているのは、インドを核実験国として、核保有国として認めるということは、NPTに入らなくても、国際ルールなんか関係なくただ技術を持っていれば出来るということを認めること。

バングラ、スリランカなどは査察を受けて協力していく国。インドに協力するということは、今までと質の違う、今までのトルコ、UAE、サウジ、ベトナムに協力するのとは全く質の違うもの。

インドの首相はアメリカで、6番目の核保有国として認められるなら、NPTに入ってもいいと言っている。
まとめ
3.11以降福島の放射能の状況の中で、安全性が確保できないものを、より高い安全性という名前で売っていく責任。
核兵器と原発の問題。
核拡散の問題。つまり、日本がインドに売っていくことで、日本の信用なり築き上げてきたものを失う危険性がある。

==========
この後の記者との質疑応答から分かったことですが、インドでは1984年ボーパールで米国ユニオンカーバイド社の子会社(今はモンサント社になっているという話ですが?)で起きた世界最悪の化学工場事故で15000人以上が亡くなり、現在も環境汚染が続いているとのこと。事故は未だに未解決で賠償も限定的であることを教訓に、原発事故の際、外国企業にも責任を問える法律があるそうです。 安倍さん、日本の原発に随分自信がおありなのですね。これでも日本は突き進むのでしょうか?

3.11以後、南端の津波の被害が起きたことのあるクダンクラム原発周辺の住民が、非暴力の反対運動を繰り広げているし、facebookでこの日印原子力協定反対署名を集めていたり頑張っているが、政府による激しい弾圧もある。
言葉の問題もあり(この地方はタミル語)国全体での市民運動にはなっていないそうです。

最近考えるのですが、経済中心の新自由主義に対抗するには、今や国を超えてまさにグローバルに市民同士が連携するべき時ですね。
twitterやfacebookなどいくらでも簡単に繋がれる時代です。 問題は言葉ですね。

原発輸出に関しては、日本が売らなくても中国やロシアが売るだろうから、それなら技術のしっかりした日本の原発の方が安心だという意見があります。つい最近もTVで片山さつき氏が堂々と述べていました。

これもウソでしょう。そもそも日本の技術が低いことは3・11以降も証拠が沢山あるではありませんか。原発ムラで切磋琢磨することが全くなかったため、技術力も伸びなかったし、安全基準に至っては全く精査されてこなかったではないですか。
日本の技術が高いというのは神話です。
福島では制御棒が上手く機能したとか言っていますが、制御棒が入らない原発があるのでしょうかね?
発電所で停電したため冷却不能になってメルトダウンとか、技術以前の問題ですよ。

他国と比べて相対的に技術力がある程度で、しっかりした日本の原発を~とよく言えますね。

日本が今、原発政策から手を引くと宣言したら、世界の情勢に多大な威力を発揮するのではないでしょうか。
そして、平和憲法を維持すると宣言したら、これも大きな安全保障になると思います。

平和憲法持ち、原発政策から手を引いた国に、誰がミサイルを撃ち込むのでしょうかね。
あれ、忘れていた。 アメリカ??
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