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TPPと並行して進む交渉についての指摘

2013.07.29 22:39|TPP
マレーシアのコキタナバルで開催されていたTPP交渉が閉幕した途端に、日本郵政とアメリカン・ファミリー保険がガン保険分野で提携することが発表されました。

日本の主席交渉官の鶴岡公二氏が守秘義務契約書に署名してしまったので、すべてが開示されることはないと思いますが、100名の官僚が一夜漬けで交渉内容を翻訳することに終始しただけで終了したので、アフラックの件は、TPPとは別に交渉が進んでいたと思われます。

本日もこの会合に前回と今回、国際NGO、パブリック・シチズンの一員として会場に入ったPARCの内田聖子さんにIWJの岩上安身氏がインタビューして、TPPと並行して進んでいる交渉についても語っていました。

本日ご紹介するのは、前から取り上げたいと思っていたものですが、アフラックの件の前では実感しにくかったのですが、今となっては非常に頷ける内容。

ジャーナリスト神保哲生氏の主催するビデオニュース・ドットコム 6月放送
TPPをテコに日本に譲歩を迫る米の戦術に気づいて
6月日本で開催されたTPP国際シンポジウム(TPP反対の集会)に参加した
ジェーン・ケルシー教授(NZ・オークランド大学) への神保氏によるインタビュー



6月日本で開催されたTPP国際シンポジウム(TPP反対の集会)に参加した
ニュージーランド オークランド大学ジェーン・ケルシー教授へのインタビュー 3:00~15:00

ケルシー:安部首相は日本がTPP交渉に参加すれば指導的な役割を果たせたと言っています。しかし、私たちの目には日本がアメリカに身をゆだねているようにしか見えません。

アメリカは日本が7月の交渉に参加するまで、これまでの合意文書を見られないばかりか、この、交渉における合意についてはその内容を知らされないまま、それをすべて受け入れ受入れなければならないとされています。こんなめちゃくちゃな話しはありますか。

しかもアメリカは関心のある分野についてはTPPとは別に日本と交渉すると言っています。
自動車や医療保険、日本郵便、食品安全基準、企業の産業障壁など幅広い分野に及んでいます。

アメリカは日本との交渉で満足な結果が得られ、その中身を日本が実行に移すまではTPP交渉を終結させないと言っているのです。
これは世界第三の経済大国の待遇としては、あまりに酷いものだと思います。

神保:それはアメリカが日本のTPP参加を認めることとの引き替えに、日米の二国間交渉で譲歩を迫っているということですか。

ケルシー:TPP交渉の中にもう一つ日米FTAという別の交渉があるのです。安部首相がTPPに参加することに強い意向を示したので、アメリカはそれに便乗して日本を縛ろうとしています。
アメリカの条件を受け入れなければ、日本はTPPには入れませんよとね。
  
神保氏によるまとめ: ケルシーさんの、イデオロギー的な立場を置いておくとしても重要な指摘だ。
日本固有の問題があるのではないかと。NZの立場から見ると、アメリカが、日本がTPPに遅れて入りたいということの足元を見るように、或いは逆手を取るように、TPPとは関係ない妥協をいっぱい引き出そうとしている。
それが、日本ではTPPの一環だと考えられて、仕方ないと思われているのではないかという指摘。

具体的には、自動車は、安全基準や環境基準をアメリカの基準に、日本独自の自動車販売網をアメリカにも開放せよと求めている。
スーパーマーケットは、大店法の改正などをやったがまだアメリカのスーパーが入りにくいので市場開放せよ。
ケルシー教授が指摘する6つの守るべき国益 →自動車、農業、スーパー、公共事業・政府系金融サービス(郵貯、共済など)、食の安全基準、取引・投資 

これがTPPとは別に交渉されていて、アメリカが満足するかたちで効力を発するまでTPP

TPPの内容が公開されていないので、検証はむずかしいが、ケルシーさんによると、
日本にだけ要求されていることがあり、NJから見ると、それがTPPという文脈で理解されているように見えて奇異に見える。
農業でも例外なき関税撤廃はないという項目を日本は勝ちとったように言っているが、アメリカ版の項目にはない。
ガン保険、国民皆保険制度がアメリカの保険会社にとって旨味があると思われている。
例えば、自賠責保険は大変な市場だが、そこに入りたい。
公共的な医薬品、円安誘導に対するの規制を設けるべきだと。金融セクターをオープンに。
TPPというよりは、アメリカの要求を日本は押しつけられている。
狂牛病対策の輸入制限と検査の基準を月齢30か月以下に引き上げたところ。 
遺伝子組替えの表示義務の撤廃。

日米交渉がTPP交渉とは別トラック(並行して)で進められているのではないか。
NZは世界で先駆けてグローバル化をして大いに傷ついた国なので、その経験に基づいたこの指摘には説得力がある。

==========
TPPの本性は結構学んできましたが、まだこれからと思っていたら並行して日本の国益を売るような交渉が行われていることは確かで、これから続々と明らかにされる予感がします。

一体誰がどこでどのように交渉をしているのか情報を出すべきだけれど、誰も責任をとらないこの国では情報が出ることは全く期待できません。

民主的な国とはもう言えないのかも。







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