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元東電社員の木村さん元同僚への叫び

2013.08.12 23:19|福島原発
ほとんど話題にもなっていないけれど、気になっていました。
こういうまともな主張が闇に葬られていくのは許せません。

土佐清水移住の元社員木村さん東電調査に疑義 〈7/11 高知新聞

土佐清水市在住で、東京電力福島第1原発の元炉心設計技術者、木村俊雄さん(49)が10日、都内で会見し、2011年3月に事故を起こした同原発の事故直後のデータについて、東電は一部しか公開していないとし、地震の揺れによる原子炉プラントの破壊はなかったとする同社の調査結果に疑義を呈した。木村さんは同日付で同社に質問状も送った


会見にはメディアも多く集まっているようでしたが、結局記事になったのは、高知新聞(現在高知県在住)のたったこれだけの扱い。もっとも内容が専門的で難しく、記者には理解できないし、記事にしにくいのは事実。

これについては、木野龍逸氏のブログ キノリュウイチのblogに詳しい。

後藤政志氏のGTSTREAM

記者会見のyoutube

木村俊雄氏は、元東電社員で福島原発での炉心燃料の配置計画の専門家。昨年6月の東京電力事故調査報告書にプラントにとって重要なデータが欠落していると記者会見を開催しました。

木村氏の主張の要約
報告書は、津波来襲さえなければ、メルトダウン、そしてメルトスルーには至らず、津波想定そのものものに不備があったという内容。
従って、津波に対する防御さえすれば、既存原子力発電所が再稼働できるというストーリーで新安全基準なるものが動き始めている。
 当該発電設備そのものの検証が全く行われていないところでのフライングスタートだ。

元同僚のみなさん、皆さんは東大、東工大を出て、アメリカにまで留学して何をやっているのか。 放射能がばらまかれ、後悔しないのでしょうか、エンジニアとしての良心はないのでしょうか。 これが記者会見に臨んだ私の叫び。

東京電力は、国民に向って、今回の事故責任として、何があったのかを包み隠さず正確にのべるべきだ。それが彼らの責任。

技術者としての良心がまだ存在するんであれば、それに従って、福島県民、そして日本国民、そして世界に向って、福島第一で起きたことすべてを、今わかっていることすべてを、きちんとデータをもって、緻密な評価を元に把握して、そこからシナリオができる。

報告書はそのようになっていない。シナリオが先にあって、地震による影響はなかったという前提で書いているようにしか見えない。

具体的には、
開示されているデータが余りに少なくて説得力がない
航空機のボイスレコーダーにあたる『過渡現象記録装置』というものがあり、これは建設当時はついていなかったが、後から設置したもの。 

プラントの主要データには、①原子炉出力、②炉心流量および再循環系データ(流量、温度、圧力、ポンプ速度、ポンプ振動)、③原子炉圧力、④原子炉水位、⑤原子炉温度、⑥給水系データ(流量、温度、圧力)、⑦主蒸気系データ(流量、温度、圧力)、⑧格納容器圧力の8項目が重要だが、これらが時間軸でハードディスクに記録されている。地震から津波の間のこれらのデータを時間軸に並べて、プラントで何が起きたかを解析することが重要。

この後、具体的に専門的な例示が沢山ありました。


木村氏は東電にも公開質問状を出しています。

これについての後藤政志氏の説明:

木村氏の公開質問状の主旨⇒⇒公開されたデータの他にもデータは存在するのかどうか。それはどんなデータか。公開しなった理由と、誰の判断で公開しなかったのか。それらはこれから公開するのか。

東電の回答⇒⇒プラントのデータは、磁気媒体、紙媒体等で膨大に存在しておりますが、原子力安全・保安院から報告徴収の指示があったデータを含め、事故調査に係るデータについては基本的に既に公開していると考えております。東京電力広報部原子力センター

これに対して木村氏⇒⇒再循環系配管に接続されている小口径の計装配管を例に、再循環ポンプの流量など関連する基本的なデータを時系列で並べて示し、事故原因について説明すべきだ。 (後藤氏解釈)

後藤氏の見解⇒⇒東電はすべてのデータを第三者機関にあずけ、誰もがみれるようにすべきだ。
福島事故のデータ・教訓は公のもので、事故後は東電の私物としてはいけない。
少なくとも1号機~4号機の内部は、第3者機関の管轄に置き、保存されるべきである。

==========
考えてみれば、東電の内部には、木村氏の同僚が沢山いるはずで、都合のよいデータを抽出している人張本人がもいるのでしょう。
もしかすると、木村氏はかなり特定の元同僚に向って叫んでいるようにも聞こえます。
あまり望めないけれど、良心をもった内部告発者が出て来てほしいところです。




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