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脱原発にめざめました。
再生可能エネルギーにも大いに興味あり。
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9/19 そもそも総研「そもそも日本経済の大黒柱 自動車産業の未来を握る カギ は何なんだ?」(その2)

2013.09.20 22:02|そもそも総研たまぺディア
9/19 テレビ朝日 モーニングバードそもそも総研たまぺディア
「そもそも日本経済の大黒柱 自動車産業の未来を握る カギ は何なんだ?(その2)
到着したのは、エネオスDr.Drive 神の倉店(名古屋市内)

JX日鉱日石エネルギー 研究開発本部 水素事業化グループ マネージャー 前田征児氏
玉川: これから充填をするわけだが、もっとデッカイものだと思っていたが、そんなに大きくない感じを受けたが、これは何か?
前田: これが、自動車に水素を充填するための充填機。
P1030891-s.jpg

(説明)ガソリンスタンドの一角にある、水素ステーション。敷地内に水素製造装置・貯蔵タンクがあり、配管を通して車に充填することが出来る仕組み。
先が細くなった専用のノズルを車の充填口に差込み、充填を行う。カセットコンロとボンベのようなイメージ。
ちなみに現行の法律では、高圧ガスの免許を持つ係員が水素の充填を行わなければいけないので、当面セルフ充填は出来ない。

充填にかかる時間だが?
玉川: 満タンに充填するのに何分くらいかかる?
前田: 市販の車は3分で充填できるように・・
玉川: 3分? ガソリンだと満タンにするのにどれくらいかかる?
前田: だいたい3分くらいで、同じくらいの時間。
玉川: そういう意味でも従来の車と変わらないということ?
前田: 燃料の充填については、ほとんど変わらない。お客様にとっては、使い勝手は変わらない。

(説明)国は、2015年までに民間企業と協力して、水素ステーションを100ヵ所程度整備していく目標を掲げている。JXはそのうちの40ヵ所程度の整備を目指して検討中。

玉川: 率直言って、引火という意味では、ガソリンと水素の危険性は水素の方が危険なのか?
前田: 可燃性という意味では、どちらが危険ということでなく、どちらも危険は危険だ。正しく取り扱わないと危ないという点では、どちらも同じ。
ただし、水素の方がこれまで街中で扱うようなことがなかったので、安全規制の整備が遅れていたという状況で、海外と比べると厳しめの基準で国内は整備されているという状況。

スタジオ
玉川: 利便性で言うと、今走っているガソリンやジーゼルと変わらない。それで100ヵ所整備するといったが、首都圏に40、関西、名古屋に20ずつ、北部九州に10の感じ。
それで足りるのか? 15分圏内に1ヵ所あれば、それほど不自由しないそうだ。
首都圏に40ヵ所あれば、とりあえず最初不便しないだろうということだ。
松尾: 水素で燃料電池を通して電気が生まれるのなら、家庭用で使う電池も、車を動かすのでなく、水素を買ってきて自宅で発電しながら、ということも可能になるのか?
玉川: 水素が安かったら、十分そういうことも出来るし、トヨタの方に伺うと、将来は太陽光発電など自分の家で発電した電気で水を分解して水素を作り、それをこれに(車の燃料電池)溜めてということまで考えているそうだ。

松尾: 水素を作るためのエネルギーと、ここで使うエネルギーの全体のプラマイは、効率がいいものなのか?
玉川: 産業界の中で、水素というのは余っているそうだ。どちらかというとお荷物扱いされているらしい。 売り物になっていないから、本当に水素を使う業界では高いが、一般的には安くできるのではないか・・・。
松尾: 副産物としての水素があるから、有効利用が出来るということか?
玉川: それにプラスして、例えばガソリン車だったらガソリンがないと走らない。化石燃料がないと走らない。でも石炭や天然ガスからも水素は作れるそう。
中東依存にはならないということもあり、それでいいということだ。

高木: 扱いさえちゃんとしていればガソリンと危険性は変わらないということだが、事故なんかの時は・・
玉川: 水素は溜まらない限り大丈夫。漏れている限りにおいては、外に出て行く限り(危険性は)変わらない。一般的にガソリンで走っているが、タクシーは天然ガスで走っている。あれを考えると変わらない。 

今の話を含めて、既に電気自動車というものが売りに出されている。どちらのほうが良いのかという時に、どうも燃料電池車のほうが日本経済的にはよさそうだが、何故なのか?

電気自動車(EV)と燃料電池自動車(FCV)のメリット、デメリット

P1030902-s.jpg

EVのメリット
1.ランニングコストが安い → ガソリンの10分の1位といわれている。
2.自宅でも充電出来る。 → 中山間地域では、今ガソリンスタンドが減っていて、自分の家で充電出来るのは、大きなメリット。
デメリット
1.航続距離が短い。→ 満タン充電で200km。
2.急速充電しても30分かかる。

燃料電池車に関しては、利便性もそのままで、上記デメリットがない。
私たちは、一回手に入れた利便性は手放せない。そういうことでいうと、燃料電池車の方が優位性があるのではないかと、商品としても・・・。

日本の優位性というのは、家庭で使われているエネファームは、他の国でやろうとしているが、市販出来ないそうだ。

技術が先んじているのは、その差を埋められない。日本はこの燃料電池に関しては、世界で最も進んでいる。 世界の他の国が追いついてきた時には、先に行っているわけ。この優位性をずっと保つという意味は大きい。 

また、水素はいろいろなものから作れる。
例えば、大規模な太陽光発電で、水を電気分解すれば水素が作れる。かつて行った屋久島では豊富な水力発電がある。今は水素を作っていないが、そういう所で水素を作り、運ぶことすら出来る。自給の可能性も出て来る。
ということで、こちらが本命でないかと・・・。

それでもやはり値段が気になる。1000万円切るといわれて、仮に数百万円になったとしても、やはり高いでないか。国は何とかするのかを聞いた。

経済産業省 製造産業局自動車課 吉田健一郎氏
P1030895-s.jpg

玉川: 今もエコカー補助金がある。こういう補助金は燃料電池車も電気自動車も両方とも出すという感じになるのか
吉田: 我々も次世代自動車に関しては、初期需要を作るということが大事だと思っていて、最初の需要を作るために購入の補助金を出してもらっている。

燃料電池車はこれからということだが、これも次世代自動車の中から非常に有望な車種だから、これから出てくれば補助の対象にしていくことも当然考えていくことだと思う。

(説明)今年度始まった新しい補助金制度を使えば、ガソリン車と同じ価格で買えるかもしれない。

補助金制度はどうなっているの?

玉川: 去年と今年では違う
去年までは、同格のエコカーとガソリン車の価格の差の半分を補助。だから結局高い。

今年度からは、なるべくメーカーにいずれ値段を下げさせようと、いわゆるインセンティブを与える制度に変えた。

例えば下がっていく過程の線に対して、それより下回った価格でメーカーが売りに出した場合は、差額を国が全部出すと。だから同格の車は同じ価格で買える。もしその線を上回った場合は、上回った部分の3分の2しか補助しないと。既にそうなっているそうだ。これを燃料電池車にも適応しますよと。

買う方からすれば、メーカーが頑張れば、多少高くても同格の車と同じ金額で買える。今のエコカー補助金と同じ仕組み。

エネルギーとして水素を使う社会を何故バックアップしているのか?を聞いた。

経済産業省資源エネルギー庁 燃料電池推進室 戸邉千広氏
玉川: 日本が水素社会になることは国としては進めた部分なのか?
戸邉: まだ具体的に水素社会に対して絵姿を描いて、政府としてこうやっていこうというのは、これからの議論だ。 

一般的な議論では、発電にも水素を使ってみるとかそうすることによって、究極のクリーンエネルギーを、自動車やエネファームだけでなく、いろいろな分野に拡大することによって地球温暖化問題とかエネルギーセキュリティーの解決であるとか、日本の産業競争力という観点で、水素社会・・。 災害・分散型電源という面で水素の供給は有効ではないか。
P1030900-s.jpg

玉川: いろいろなポイントはあるが、石油依存脱却とエネルギーの安全保障だ。日本がすべて中東などに依存している部分を、自給も可能になるということで、私にとっても興味深いポイントになっている。分散型でもあるので、非常にいいでしょうと。

今日のむすび:燃料電池車は水素社会の起爆剤 夢はエネルギー自給と地産地消。
燃料電池車が普及するかどうかで、水素社会がくるかどうかが決まる。

P1030901-s.jpg

スタジオ全員で「いいですね~」
玉川: 水素社会には、いろいろな可能性がある。
日本のお家芸である自動車産業が、経済としてこれからも続いていくためにも必要なだけでなく、いろいろなメリットがあることを感じた、今日のそもそも総研でした。

以上
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