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1/23 そもそも総研たまぺディア「そもそも本土と沖縄との意識の差を沖縄はどう受け止めているのだろうか?」(1)

2014.01.23 23:18|沖縄選挙
都知事選の告示日の「そもそも総研」は、先日の名護市長選に見た沖縄の大きなうねりの理由を多くの人から話を聞き、よくまとめてくれていましたので、スタジオでの会話を一部削除し、会話文は簡潔にして起こしてみました。
この沖縄の一体感が、今回の都知事選には引き継がれず、むしろ断絶してしまっているのが残念です。
まあ、運動の歴史が違うか~。

1/23 そもそも総研たまぺディア「そもそも本土と沖縄との意識の差を沖縄はどう受け止めているのだろうか?」

玉川: 日曜日にあった名護市長選では、辺野古への移設反対の稲嶺進氏が勝利した。
得票数 稲嶺氏 1万9839票  末松氏 1万5684票  4155票差

4155票差だが、これだけを見るとそんなに差がひらいているとは見えないと思う人もいるかもしれないが、沖縄に行っていろいろな人の話を聞いた。

その中で、よく登場してもらう前泊さんに、前琉球新報論説委員長という立場で、沖縄のメディアや沖縄の人たち全体の世論も含めて話を聞いた。 

実はこれ大差なんです!

前琉球新報論説委員長、沖縄国際大学教授 前泊博盛氏

玉川: 名護市長選の結果についてどう思うか?
前泊: 思った以上に大きな差で勝敗が決まったなというのが実感だ。
玉川: 得票率でみるとそんなに大きな差ではないが。全国紙はあまり大差がついたとは書いていないが。
前泊: 名護の過去の市長選挙を見ると、大体16000票前後を保守・革新それぞれ持っている。 あるいは賛成・反対がそれぞれ持っている。

そうすると、投票者の48%ずつがそれぞれ基礎票で持っていて、残り4%の有権者がどう動くかというのが勝敗を決める。1000票前後の差で決まってきたが、今回は4000票だからものすごく大きな差だ。
大差をつけての勝敗がついたということになる

玉川: 基礎票までこっち(反対)へ乗ったということか?
前泊: (基地)移設容認の候補は16000票いっていないから。

(スタジオ)
玉川: つまり同じくらい基礎票があって、残りのほんの少しのところを奪い合うという選挙が今まで続いていたが、今回はそのほんの少し以上の部分がこっちへ乗ってしまった。
だから大差なのだと。
羽鳥: たしかに大差とは伝えられていない。地元の新聞は大勝、大差・・・
P1040220-s.jpg
全然印象が違う。

玉川: 私も金曜日に入った後で、月曜日にもう一度沖縄に入ったが、飛行機の中で東京の新聞全紙を読んで行った。だが、その中に大勝というのは見当たらなかった。
ところが、沖縄に入ったら、大勝(紙上で)だから、前泊さんに話を聞いた。

過去4回の名護市長選の得票率 基地受け入れ 容認vs反対
P1040206-s.jpg

2006年までは移設容認派が勝った。前回、今回は移設反対派が勝った。
反対派が増えている。容認派は減る傾向にある。
(2006と2010)1300票差がついていたが、両方が逆転し、それがまたひらいたという形になっていて、何か変わりつつあるなというのが、このグラフからもわかってもらえると思う。
前泊さんに話を聞いても、どうも沖縄が変わりつつあると。
どういうところが変わるのかと聞いたところ、保守が変わりつつある

沖縄というのは、保守と革新が同じくらいの力を持っていて、移設容認と反対がずっとあった。ある種イデオロギーの対立が今も残っていた。本土から見るとイデオロギーの対立というのはもうなくなった。だが、沖縄には依然としてそれがあるが、その中で基地容認を掲げる保守と言われる人たちがちょっと変わり始めているという話を聞いたので、保守三人に話を聞いてみた。

沖縄の保守も変わってきている

元自民党県連幹事長・那覇市長 翁長雄吉氏

玉川: 名護市長選の結果をどのように受け止めているか?
翁長: 自分自身も小さい時から、親父や兄貴が保守系の政治家だったので、冷戦構造時代には、私たちも心の半分以上は、自由主義社会を守るのだという意味の中で、沖縄の基地を苦渋の中で理解を示してきた。

(説明)沖縄は常に、基地を容認する保守と反対する革新が対立を続けてきた。
しかし、民主党政権の”迷走“が沖縄の保守の中に変化をもたらしたという。

翁長: 私たちは自由民主党以外の本土の人々は、沖縄に理解があると思った。基地問題に関しても。

ところが民主党政権になり、鳩山さんが県外移設になり、そして1年待たずしてやはり沖縄に基地を置いておけということになると、これは自民党とか民主党とかではなく、オールジャパンで沖縄に基地を置いておけという形になったのだと。

ある意味で、イデオロギーとか冷戦構造とかいうものを、基地のある中で背負っていて、何とかそれを踏ん張って保守として頑張ろうと思っていたが、本土の方は、簡単にオールジャパンでやはり沖縄だという話になっちゃったので、これからの沖縄の問題や基地の問題を考えるときには、イデオロギーではないと。

沖縄の場合にはアイデンティティー、沖縄がまとまってやらなければ突き動かせられないのかなというのが、私はイデオロギーよりもアイデンティティーだと。
P1040222-s.jpg



(説明)
元自民党県議会議員・元沖縄県議会議長 去年11月 自民党を離党した仲里利信氏は、沖縄選出の国会議員や自民党県連が、辺野古移設容認に転じた直後、自民党を離党した。

仲里: 県連まで辺野古容認に変わったものだから、もうこれ以上自民党いるわけにはいかないと。彼らは軸足を本土自民党に置く人たち、僕みたいなのは、あくまで沖縄、地元中心にする自民党。この二通りあるよと言ったわけだ。

玉川: 同じ自民党でも二つあると。一つでない、沖縄の自民党はと。
仲里: 本当の自民党は僕らだと思っている。
P1040223-s.jpg


(説明)
更に、今まで保守を掲げ、基地容認であった経済界でも変化は現れている。
沖縄地方最大のホテルチェーンのひとつ「かりゆしグループ」の最高経営責任者の平良朝敬氏は、基地がない方が沖縄経済のためになるという。

平良: (アメリカ)軍の(いる)状態よりも、今の経済効果は、数百倍の効果が出ている。
玉川: 平良さんは、普天間基地の名護への移設案に関してどう思うか?
平良: 今は絶対ダメですね。 絶対が付きますね、先に。
玉川: 平良さんは容認できないというのは、ずっと最初からそういう考えだったのか、それとも途中で変わったのか。 これはどっちか?

平良: 日米安保というのに対しては、多分47都道府県の中で一番沖縄の人が理解していると思う。 理解した上で、国防の意味において我々も貢献しないといけないという意味の中では、ある程度容認しないといけないという部分は持っていたわけだ。
しかし、今の情勢を見てみると、防衛ラインもかなりセットバックされて変わってきたし、いろいろな要素からすると、沖縄に米軍基地はいらないねということだと思う。

(説明)
平良氏は“軍事技術の発達で、アメリカ軍が沖縄に基地を置く必要性は薄れた”と言う。
更に、沖縄経済発展のためにも米軍基地は必要ないと言う。

玉川: よく本土でいう言い方をすると、とは言え、沖縄は米軍がいることによって経済が成り立っているんでしょと。つまり依存しているのではないですかと。
いろいろ大変な目にあっているといっても、でも経済は米軍なしでは成り立たないでしょと言う人もいるが。

平良: これは以前の話であって、現時点の経済状況ではそれもあまりない。
事例を挙げると、那覇市にある新都心の開発や、或いは北谷町のアメリカンビレッジを含めた町の開発を見ても、軍のいる状態よりも、今の経済効果は数百倍の効果が出ている。雇用も何十万人と出ている。沖縄の中にもそういう事例があるわけだ。

(VTR)
玉川: ここは那覇新都市という場所だが、かつてはアメ区住宅地区という米軍の施設だった。 それが返還されて、今ではご覧のとおり、ショッピングモール、シネマコンプレックス、ホテル、お店それからオフィス。 こちらタワーマンションも建っている。 新都心という名前にふさわしい街に変わったが、実はこちらの経済効果は以前の14倍になったということだ。

(説明)
那覇新都心地区は、1987年にアメリカ軍から全面返還された。アメリカ軍施設があったころの直接経済効果は、軍用地料などおよそ52億円。返還後は施設建設費やサービス業収入など、経済効果は735臆円にものぼり、およそ14倍に膨らんだ。

また北谷町でも、返還後大型ショッピングセンター等が出来、返還前のおよそ174倍の経済効果が出ている。

玉川: 米軍の施設があるよりも、なくなって沖縄でそこを開発したほうが、よほど経済効果がある。

平良: 物流で考えると、北海道とか全国の品物を沖縄に集めて、夜中にアジアに運んでいく。 現状全日空さんとヤマトホールディングスさんがやっているが、こういう可能性がどんどん出てきた。

玉川: 経済界としてはどうか?
平良: 経済界もみんなそういう気持ちになってきている。 ただそれを表立って自民党政権の権力もっている人に立ち向かわない。 心の中でみんなそう思っている。 ただ言うか言わないかの話だ。

玉川: そうすると経済界の中で、基地がなくても、逆に基地がないほうが沖縄経済のためになるという思いを持つ人がかなり増えてきている。
平良: 僕は相当いると思う。

(スタジオ)
玉川: これどうですか? 経済的には、米軍基地があって依存していないと沖縄やっていけないというイメージを持っている人が多いと思う。
羽鳥: 正に本土と沖縄の意識の差ですね。
玉川: 実は今、基地に経済的に依存しているかというのは5%ぐらいだそうだ。かつては10何%あったが、今は5%しかない。
松尾: 少し前にあそこのショッピングモールで遊んだが、物凄く楽しくて、こんなの作る力があるんだと・・。 本気で楽しんだが、こういうこともっと広がっていけばいいのになあと純粋に思った。
玉川: 観光などで、経済的にこういう風にやっていけるという実例が出て、自信が付いてきているところがある。
(略)

(2)に続く


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