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脱原発にめざめました。
再生可能エネルギーにも大いに興味あり。
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宇都宮健児氏 BS日テレで政策を語る(2)

2014.01.30 23:38|都知事選
宇都宮健児氏 BS日テレで政策を語る(2)

1/28 22:00~ BS日テレ 深層NEWS 注目の東京都知事選②
日弁連前会長 宇都宮健児 候補(67)


原発について

司会: 次は原発について伺いたいのですが、主張としては、大株主として再稼動反対、廃炉提案を主張されていますが、廃炉というのは、柏崎刈羽を廃炉にするということでしょうか。

宇都宮: そうです。 これは柏崎刈羽原発の再稼動にも反対しますし、これは新潟の泉田知事も基本的に反対だと思いますけれど、連携をして反対すると同時に、東京電力の株主総会において、福島第一、第二原発はもちろん、柏崎刈羽原発の廃炉も提案します。

司会: なるほど。 東京電力の株主でいうと、1.2%。 まあ大株主ですけれど、第4位の立場ですよね。それだけの意見を通すということについては、そうは簡単ではないという・・・。

宇都宮: 株主総会の議決権は、過半数は国の方が持っていますよね。 だから、それは出来ないんですが、実は、東京都で提案して働きかけるというのは、かなり影響力があると思いますね。 

例えば猪瀬さんの時も、東電病院の売却を提案して、最終的には株主総会で決定する数はなかったんですけれど、売却しましたよね。 だから、都がどういう態度をとるとかいうことは、東電にも国にもかなり大きな影響を与えると考えています。

司会: 東京電力は、柏崎刈羽については、正に経営を立て直すための切り札というか、あそこで、年1000臆円の火力発電の燃料費が節約できるのだと、だから何とか安全なものにして再稼させていきたいというのが、東京電力の考え方。 だから、都の要求に応えるというのは凄く差がありますよね。

宇都宮: ただ東京電力もそういうことを今の段階で言うのは安易なんではないかと思います。 何故かというと、福島の原発事故の原因がまだ十分に解明されていないんですね。更に事故の収束だって、汚染水問題ひとつ解決出来ていない。

最も重要なのは、原発事故の被害者の救済がまだ終わっていないわけですよね。 まだ多くの人たちが、東京にも避難されていますけれど、生活再建の目途が立っていない。そういう段階で再稼動を申請するのは問題。 
それから化石の燃料が高額化するということは、実は日本の場合は原発に頼り過ぎて、天然ガスの問題とか、シェールガス輸入の交渉を十分にやってこなかった。 だから、他の諸国よりかなり高額で輸入せざるを得なくなっている、更に最近の円安も影響していますが、これは交渉によって安価な輸入が確保できれば、そんなに電気代も上がらなくて済むんです。

司会: 確かに交渉力を持つためにも多様なエネルギーが必要で、原子力発電があるからこそ、交渉力がうまれるという理論もありますよね。

宇都宮: それは、今これだけの被害が出てですね、維持は出来ないと私は思います。
それから、新しいエネルギーを生み出していくこと、これにもっと力をいれるべきだと思いますね。

私は、東京電力そのものが、税金は入って電力料金は値上げして、やっと維持できる。 ある意味ではゾンビのような会社になっていると思います。 私は、東京電力は解体すべきだと思っています。 そして発送電を分離して、送電線は国有化、公有化して、自然再生エネルギーを発展させる枠組みを作るべきだと思っています。

司会: 都政の課題としては、なかなかハードルが高いですね。

宇都宮: ハードルは高いですけれど、少なくともそういう提案はして、世論の方に○○○。
脱原発の関係では、同時に福島の被害者の救済と向き合って脱原発を進めていかなくてはいけないということと、脱被曝も重要だと思っているんですね。 

東京都内でもかなり放射線量が高い所が沢山ありますので、やはり子どもの命と健康を守るために都が積極的に食の安全、給食の安全などをキチンと検査して、安全規制を厳しくし、子どもの安全を守ることは重要だと思っております。


東京オリンピック、パラリンピック

司会: 2020年、東京オリンピック、パラリンピックについて伺って参りますが、コンパクトなオリンピックをという風に訴えていらっしゃいますが・・・

宇都宮: コンパクト且つシンプルで、環境に配慮したオリンピックだと。 まあ基本的にはお金をかけないということなんですが、コンパクトというのは、猪瀬さんもコンパクトと、これは8キロ圏内に競技場があるという。

この前、新国立競技場を視察に行ったんですが、あれを改修して、今30メートルの建物を70メートルに上げて、8万席の観衆が入れるような大規模な計画を立てているんですね。そのために千数百億、一説によれば数千億のお金をかけると。こういうようなものを作る必要があるかどうかは、私自身は疑問です。

何故かというと、終わったあとどうするんだと、16日間のオリンピックのためにだいたい今8万人の観衆を集められるイベントが出来るのは、まあ聞くところによると、嵐とAKBだけらしいですね。 そうすると1年中嵐とAKBをやらないと回転していかない。 物凄い赤字がね。 ロンドンオリンピックもそうですが、現状を改修して、ロンドンオリンピックは椅子なんかも仮設の椅子にしたようですね。 そういうことを、終わった後のことも考えるべきだと。

環境というのは、葛西臨海公園に行きまして、日本野鳥の会の方に案内してもらったんですが、あそこにカヌー競技場を作るために掘り返して人口の川を作るらしいですね。 3分の1ぐらい掘り返すらしい。 あそこは自然の生態系が豊かな所で、沢山の鳥が集まってきている。 また沼地もあっていろんな生物がいる。それが完全に破壊される。だから、それはやめるべきだと。

実は、その隣に東京都が火力発電所を作ろうとしていて断念した土地があるんです。 十分カヌー競技ができますので、そこを変えると。 こういう見直しをやる必要があると。

それからオリンピックは、全国民が歓迎できるオリンピックにしないといけないと思います。 東日本大震災とか原発事故の被災者が、置き去りにされたり忘れ去られるようなオリンピックではダメだと思うので、そういう人たちが歓迎できるオリンピックにするためには、被災者支援や被害者支援を積極的に進める必要があります。

司会: まあ施設整備計画を見直すとなると、IOCとの折衝とか、国との折衝とか、実現可能なのかという問題がありますよね。

宇都宮: その辺のところが、新国立競技場などが拘束されるのかというところは、これから交渉してみないといけないのですが、私としては、今の状況は変えなくてはいけない、それから葛西臨海公園等もですね。

司会: はい。 続いてですね、交通政策についても、生活者の視点から伺いたいのですが、猪瀬前知事の元では、東京都では、地下鉄の一元化、バスの24時間運行という路線だったのですけれども、宇都宮さんはこれを見直すと訴えていらっしゃる。 

宇都宮: 交通政策は、オリンピックだけが関心が持たれていますが、パラリンピックも行われるんですね。 パラリンピックを成功させるために、東京がバリアフリーの町づくりをすることが重要だと思っています。 都営交通に街頭宣伝でいろいろ乗っていますが、とても障害者が利用できないような、エスカレーターもないエレベーターもないところが多い。 一元化というより、障害者やお年寄りがちゃんと利用しやすくするということが重要でないかと。

司会: そちらに予算を割いた方がいいということなんですか。

宇都宮: お年寄りの問題も、美濃部さんの時はシルバーパスというのがあって無料だった。 ところが、今有料化しています。その結果お年寄りが外に出なくなっている。 お年寄りがどんどん外に出て交通機関を利用して、買物をしたりすると、健康にもなる。そうすると医療費が安くて済む。 長生きも出来ると。 これを復活するということを考えています。

司会: 高齢者へのお金の支出という意味では、75歳以上の高齢者医療費の無料化も訴えられていますよね。これは、高額資産を持っていたり、収入のある高齢者もすべて満遍なく、いわゆるバラ撒きということなんですか。

宇都宮: 基本的には、差をつけるべきでないと考えている。 何故かというと、生活保護の問題もそうだが、特別な人だけ恩恵を受けるというと、その人とそうでない人との間に 壁が出来て、その人たちに対する偏見が生まれています。 生活保護バッシングが一時起きたのと同じ。

スウェーデンなんかは所得格差を作っていない。保育園に皆預けられる。 老人ホームも皆利用できる。 だから税金を皆払っている。

司会: こういうバラまき的な一律支給になると財政的な裏付けとなる財源はどうなるんだという話は必ずでてきますよね。

宇都宮: このところ東京都は財政的に一般予算と特別会計が12兆、今年は13兆円、スウェーデンの国家予算ぐらいなんですね。 東京都はこの間ずっと黒字なんです。税収も上がっているんですね。来年も3,900億円ほど増えるんですね。国はいっぱい借金を抱えているが、東京都は借金抱えていないんです。 

問題は、財源をどうするかで、猪瀬さんの2013年アクションプログラムでは、8380億円が大型開発費なんです。高齢者対策費が800億円で1割以下。この組み換えをすれば十分捻出できると思います。

先ほど言いましたが、福祉というのは、バラ撒きととらえますが、そこで雇用が生まれ、それからお金をつぎ込むということは、内需を拡大することです。 今のアベノミクスの問題は、労働者の賃金が上がるか、社会保障を増やして国民の能力をつけるかしないと成功しないと思う。

司会: 大規模開発の具体的にはどこを削るのか。

宇都宮: 具体的には、外環道の建設は見直します。 あの道路を1m作るのに、1億円かかっている。人口減社会になってきて車が激増するとは考えられない。そういう大規模な道路作りはですね、再検討がひつようだと思っています。

司会: あと残り15秒なんですが、カジノ構想については。

宇都宮: 断固反対します

司会: ということですね。

(以上)

短い時間の中で、沢山の政策をよく語りきりました。
ちょっと総花的な感じですが、この間、福祉政策と言いながら、抜本的な対策がなされてこなかったということなのでしょう。やるべきことは山積みですが、都の財政は黒字だそうですので、東京都から国を変えてほしいです。

ちょっとお疲れのようでした。

 

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