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1972年、相方に、重要な了解と共通認識があった by 王毅外相

2014.03.11 18:59|外交安全保障
InsideOutでの葉千栄さんの発言の書き起こしをしていたら、1972年頃は棚上げという考え方は一般的であったが、現在の中国はこの玉虫色の解決策をとる可能性が遠のいているという見方だっのですが、8日に王毅外相が希望の見える発言をしているのを見つけました。

その前にまず、番組内で言及のあった、昨年9月国連での王毅外相の発言です。

中国外相、領土「対話で解決」 日本名指しせず (2013/9/28 日経)

 【ニューヨーク=杉本貴司】中国の王毅外相は27日、国連総会での一般討論演説で「幾つかの国との間にある領土主権や海洋権益の紛争に関して、当事国との直接の交渉を通じて解決することを望む」と述べた。沖縄県・尖閣諸島や日本は名指しせず、対話による問題解決を強調した。「日本が釣魚島(尖閣諸島の中国語名)を盗んだ」とした昨年の演説と比べトーンを弱めた格好だ。

 昨年(2012)の演説では楊潔(ち)外相(当時)が尖閣諸島について「日本が盗んだ」と主張した。日本は答弁権を行使して反論したが、中国が「マネーロンダリングのようなもの」と再反論する異例の展開となった。

 今回は「いかなる状況でも中国の主権と領土を守る」と付け加えた一方で「現在解決できない紛争は将来の解決のために棚上げすることもできる」と話した。日本の名指しは避け、領土問題に関しては演説の中で一部触れるのみにとどめた。

 一方、演説では国際社会での中国脅威論に配慮する一幕もあった。「中国の急速な成長により、中国が富を欲する傲岸さや覇権を追い求めるのではないかという懸念が出ている」と指摘。その上で「中国人は歴史上、新たな領土をつかもうとする植民地主義ではなく、母国を守ろうという愛国的な解決手段を取ってきた」と主張した。



これに日本は対応しなかったわけですが、これを受けて葉先生は、この王毅外相の意見が現在は通用するかどうか?という疑問を投げかけていたのです。
しかし、8日に王毅外相はこういう発言をしていました。

王毅外交部長:過去を真摯に清算して初めて中日の膠着状態を打開できる (2014/3/9 人民日報) 

 王毅外交部長(外相)は8日、第12期全人代第2回会議の記者会見で、中国の外交政策や対外関係について国内外の記者の質問に答えた。

 朝日新聞記者: 中日関係について質問したい。 李克強総理は今回の政府活動報告でも歴史問題に言及し、第2次大戦の勝利の成果と戦後国際秩序を守る必要があり、歴史の逆行は断じて認めないと表明した。 

現在中日関係は難しい状況にあり、外部からも懸念の声が上がっている。 現在の膠着状態は、どうすれば打開できるか。現在の中日関係を第1次世界大戦前のドイツと英国の関係になぞらえる声があることについては、どう見るか。

 王部長: 李克強総理の談話は中国国民の心の声を代表しており、平和維持という中国の責任を体現するものであり、われわれは完全に支持する。 中日は隣国であり、本来仲よく付き合うべきだ。現在の状況はわれわれにとって望まぬものであるし、中日両国民の利益にもならない。

 1972年に国交正常化を果たした際、双方は歴史、台湾および釣魚島(日本名・尖閣諸島)などの問題の適切な処理について重要な了解と共通認識にいたった。 これは中日国交回復の前提となり、両国の友好回復の基礎ともなった。 だが最近、日本の指導者の一連の言動は中日国交回復の精神に背いており、中日関係の根幹を破壊した。中国国民がこれを承諾することは当然あり得ないし、不可能でもある。

 歴史と領土という2つの原則問題において妥協の余地はない。もし日本の一部が執拗に侵略の歴史の確定評価を覆そうとするのなら、国際社会および世界の全ての平和を愛する人々も断じて容認することはなく、大目に見ることもないと信じる。

 現在の中日関係を第1次大戦前の英独関係と同列に論じる声があることについては、2014年は1914年ではないし、1894年ではなおさらにないということを強調したい。 第1次大戦前のドイツをあげつらうよりも、第2次大戦後のドイツを模範とする方がいい。 過去を真摯に清算し、前言を翻すことを止めて初めて、膠着状態を打開し、未来を切り開くことができる。平和路線を真に堅持し、言動不一致を止めて初めて、隣国と世界の信頼を得ることができる。 日本の指導者がこうした基本的な道理をわきまえて、人類の良識と国際公理の譲れぬ一線を尊重できることを望む。



これは朝日新聞の記者の質問に答えたものですが、これを朝日は好意的に書いていますが、 フジTVは、中国・王毅外相、靖国参拝などで一切譲歩しない姿勢強調 と伝えています。 
これだけ情報が異なっているので、schnauzerは元の発言として、人民日報の日本語版まで記事を辿る必要がありました。
それだけ、メディアの情報は、一部を取り上げて伝えているということです。

この王毅外相は、北京大学で日本語を学び、日本語も堪能な日本通で在日日本本大使も歴任しています。 その後ワシントンのジョージタウン大学に留学し、アメリカとの関係も築いているようです。

日本には、王毅さんと関係のある要人はいないのでしょうか。
こんなに譲歩した発言をしているのに、反応した形跡がないのですが・・・。
王毅さんの言うところの"日本の一部"が、これまでの歴史を学ばず、外交の知恵を認めず、強硬路線に走ると、それは日本側の誰を利するというのでしょうか。

INsideOUT中、一国の中には強硬派と穏健派が必ずいるという話がありました。 
日本が常にアメリカに強く影響されてしまう理由として、現在の日本は、ヘリテージ財団など共和党寄りの強硬派の繋がりしかなくなってしまっていることを上げる意見があります。
しかし、アメリカは今は民主党政権であるし、様々に意見があるはずです。

日本国民のための外交交渉というのは一体どこにいってしまったのでしょう。  

それを反省して、新外交イニシアティヴというシンクタンクが出来てはいますが・・・。

3.11以降、日本の権威というものが総崩れしつつあります。 それを立て直す必要があるのですが、その間に戦争が起こってしまったら元も子もなくなっちゃうよ~、全く!!



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