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3/13 そもそも総研「そもそも原発再稼動といっても、事故が起きたら即避難出来るのだろうか」(1)

2014.03.14 00:00|そもそも総研たまぺディア

原子力規制委員会は13日午前の定例会合で、九州電力の川内原発1、2号機について、今後、優先的に審査を進めることを決定した。

規制委の田中俊一委員長は、対象となった原子炉は審査合格の見通しが立ったものとの認識を示している。同1、2号が新規制基準への適合性を認められて再稼動する初の原発となる可能性が高まった。(中略)

鹿児島県の伊藤祐一郎知事も、「再稼働した上で、今後のエネルギー政策を考えるのがベスト」(1月末の記者会見)などと発言、再稼働を容認する姿勢を示している。川内原発が再稼働一番乗りとなる上で、大きな障害は見当たらないのが現状だ。 (3/13 ロイター



3/13 そもそも総研たまぺディア「そもそも原発再稼動といっても、事故が起きたら即避難出来るのだろうか」(1)

玉川: 実は今日にも規制委員会が、規制適合第一号が決まるかもしれないという状況になっている。 安倍総理は、11日の一日前、10日の会見で、「原子力規制委員会の審査で適合と認められた原発は、再稼動を進める方針」と改めて仰った。

結局、規制委員会が適合だと言ったら動かしますよ、ということだが、さてこれで本当に大丈夫なのかという話。

今回のテーマは、事故が起きたとする。 事故が起きないということは言えないわけだ。 安全神話がなくなったので、事故が起きるという前提に立たなければいけないと思う。

では事故が起きたとして、被爆しないで逃げることが出来るのかどうか、が今回のテーマ

避難計画は、そもそも誰がどういうふうに作るのかというところから入りたい。

国は指針を策定している。 2段階になっていて、原発から半径5キロ、半径30キロと2つに分けている。 まず、5キロ以内の人が避難しなさいと。 それが終わったら、30キロまでの人も避難しましょうと。 つまり、5キロ圏内の人の避難が終わるまで、ここからここまでの人は待っていて下さいということ、家の中で。


そもそもこれが可能なのかという気がする。
(スタジオの全員で、現実的でないと。)

この計画はどこが作るのか。 国が作るのかというと、国ではない。
30キロ圏内に入っている市町村が作る
ここまでまずおさえた上で、今回話しを聞いたのが、環境経済研究所 上岡直見代表。 全国にある原発に事故が起きて放射能が漏れ出した場合、30キロ圏内の人が避難するのにどれくらい時間がかかるかを試算してみたら、はいVTR.

30キロ圏内の人全員が避難するのにどれくらいかかるかの試算―浜岡で60時間

玉川: 今規制委員会が、原子炉に関しては世界最高水準の規制基準だということで、再稼動に向かっているが、本当に再稼動しても、被爆しないで大丈夫なのかということだが、いかがか?

上村: 福島であれだけの事態が起きたわけだから、これからは最悪事態が起こりうるという前提で考えなければいけないということだ。 
結論から言うと、全国どこの原発であっても、30キロ圏内の人は、被爆をしないで避難することは不可能であるという結論が出た。

玉川: 仮に全電源喪失からメルトダウンで、30キロ圏内に(放射性物質が)到達するのにどれくらい時間をみればいいのか。

上村: これは想定によって違うが、最もシビアな場合、全電源喪失から2時間ないし3時間くらいのところで放射性物質の放出が始まると。 それから気象条件によっても違うが、それが住民に到達するのには1~2時間後ということになる。 だから、全電源喪失から少なくとも数時間位のところで、放射能が来てしまうということだと思う。

玉川: そうすると、数時間で避難しなくてはいけないということか、逆に言えば。
30キロ圏内の人が避難するのに、どれくらいの時間がかかるのかという話だが。

上村: 例えば、一番多いところで言うと、浜岡原発が一番時間がかかる結果になったが、上手くいっても60時間位という結果が出た。

玉川: 30キロ圏内の人がすべて避難するのに60時間かかるのか。

上村
: そういうことだ。

(説明)
また東京電力が、今年夏の再稼動を目指している、新潟県の柏崎刈羽原発では・・・

上村: 約30時間。

玉川: 30時間。 では今、東京電力が柏崎刈羽を再稼動させたいと言っているが、新潟では30キロ圏内の避難に丸一日以上かかってしまうといことになる。

上村: そういうことになると思う。

(スタジオ)
この試算の結果が驚くべきものだった。 被爆しないで、30キロ圏内の人が避難できる原発はない、という試算結果が出たということ。

羽鳥: 人口とか道路状況とか、逃げた時の渋滞とか、いろいろ考えたら、全員避難するのにこの時間かかると。

玉川: まず時間を見てほしいが、(浜岡)63時間というのは、ほぼ3日間ということだ。 人口が多い所は(東海第二で52時間)かかることと、道路事情によっては人口がそれほど多くない所(島根で45.5時間)でも、これくらいかかると。

P1040402-s.jpg 

これが、本当かということだが、実は道や県で独自に試算をしているところがあって、それと比べてみると、条件は多少違うが、一番似た条件に合わせて比較すると、(泊原発)10時間に対して、北海道の試算は12時間45分に、(志賀原発)14時間に対して、石川県が14.5時間。 (伊方原発)9.5時間に対して愛媛県9時間となっていて、数字には違いがないことがわかってもらえると思う。

玉川: 皆さん疑問に思っているのは、何故そんなにかかるのかという話を聞いている。


玉川: どうしてこんなに避難に時間がかかってしまうのか。

上岡: 地域に住んでいる人が一斉に避難することになると、その地域に存在している車が一斉に動き出すことになるわけ。
これは福島の実態でも、福島はいろいろ情報の混乱もあったが、大体体験談を聞くと、普段だったら15~20分で行けるところを5~6時間かかったということだ。

玉川: 何でそんなに時間がかかったのか。

上岡: 道路というのは普段通行する交通量に合わせて作っているわけ。 その地域の車が一斉に動きだすというようなことは元々考えていないわけで、当然道路が足りないということになる。 簡単に言えば渋滞がということになる。

(説明)
上岡氏の算出した避難時間は、各原発から30キロ圏内の道路の本数、地域の人口を元に試算している。

玉川: 今政府は避難出来るという立場だと思うが、何故避難出来るという話になるのか?

上岡: 避難出来るとは言っていない。 計画を立てなさいというところで留まっている

玉川: 実際計算してみたら、とてもじゃないけれど逃げられないことになったとしたら、では逃げられないということ。 これでいいのか?

上岡: 日本の場合、避難計画の実現性が再稼動の条件に法律的になっていない。 避難計画と再稼動は関係ないということになる。
P1040403-s.jpg


(スタジオ)
玉川: 30キロを歩いたって63時間もかからないではないかと思う人もいると思うが、これはあくまですべての人が避難するということ。 歩けない人も車で移動しようとしても、道路が人口の割に少ないということになれば、ずっと渋滞している。 車でしか動けない人は、避難出来ないことになり、全員避難するためにはどうしてもこのくらいの時間がかかる場合があるということ。

高木: 車が渋滞で使えないなら、他にどうやって避難したらいいのか、歩いていくのか、他の方法があるのかという想定があるのか。

玉川: 実は避難計画を立てている自治体もある。 135市町村が関係する自治体で、そのうち策定しているところは43%ある。
P1040404-s.jpg


どういう計画かというと、どうやって病院の人を避難させようかとか、一般の人は避難場所をここにしましょうとか、そういうことは勿論考えているが、それが全部終わるまでどれくらい時間がかかるのかをやっているところはあまりない。 つまりシミュレーションが必要になるので、そこまではいっていない。 本当は、そこにどれくらい時間がかかるのかということが大事なのだが、そこまで行き届いている状況ではない。

不思議なのは、そういう状況で動かしていいかどうかというと、今の法律では、規制委員会はそこまで考えていない。

松尾: 原発の技術とか安全性に関する規制をしているだけで、どういう優れた避難計画が出来ているかなんていうことは全然別の問題だ。

玉川: というか、責任が両方にないみたいな感じだ。 規制委員会としては、原子炉の施設が安全かどうかはやりますよと。 適合しているかだけはやりますと。 動かすか動かさないかは政府がやりますと。 政府は、規制委員会がOKと言ったら動かしますよと、ボールの投げ合いになっている。 こんな状況で本当に大丈夫なのかと、新潟県の泉田知事に、こんな試算が出ているが大丈夫かと話しを聞いてきた。

(2)に続く

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