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脱原発にめざめました。
再生可能エネルギーにも大いに興味あり。
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3/13 そもそも総研「そもそも原発再稼動といっても、事故が起きたら即避難出来るのだろうか」(2)

2014.03.14 10:59|そもそも総研たまぺディア
伊方原発のお膝元で大きな地震がありました。
伊方だけでなく、上関、島根原発、玄海原発、川内原発でも揺れがありました。
これで再稼働をするって・・・・・?




3/13 そもそも総研たまぺディア「そもそも原発再稼動といっても、事故が起きたら即避難出来るのだろうか」(2)


柏崎刈羽を抱える泉田知事の重要な指摘

玉川: 環境経済研究所が、30キロ圏のすべての人が避難するのに、どれくらい時間がかかるか試算をした。 柏崎刈羽の場合29.5時間かかると。 メルトダウンが始まってから約30時間かからないと、30キロ圏内の避難が終わらないということだが、この結果をどう受け止めるか。

泉田: いろいろな事態があるので、ひとつの試算というふうに受け止めている。
2007年の中越沖地震とか、2004年の中越の地震を経験した感覚から、そんなに早く避難出来ないだろうと。 この試算は、道路が使える前提だが道路が使えなくなる。 段差ができたり、実際に東日本大震災のときも渋滞して動かなかった。 あれと同じ。 そもそも緊急自動車が3時間経っても、辿りつかないというように動かなくなってしまうことがある。
動く前提で立てても、なかなか難しい。 そもそも高速道路も復旧するのに時間がかかるので、緊急自動車も含めてすぐ通るというほど甘くないだろうと思っている。 加えてここで雪が降っていたりしたら、もっと時間がかかるということになる。
P1040406-s.jpg


(スタジオ)
(皆で、確かに・・・)
玉川: そんなものでは済みませんと。 さっきの試算でも、柏崎刈羽では29.5時間だったが、知事がこんなに早く終わるわけないと言っている。

羽鳥: 凄く小さく書いてあるけれど、括弧の中が大事だ。 すべての道路が使える場合として・・・。 それ凄く大事だ。
(皆で、本当だ・・・)

松尾: 原発がぶっ壊れるほどの大きな災害が起きている時に、道路が健全な状態で使えるなんてことは逆に想像しにくい。

玉川: どれぐらいの道路が使えなくなるかというところまで要素として入れたら、非現実的になってしまう。 既に非現実的だと思うけれど。
ただ、最初に言ったように、政府は規制委員会が適合と言ったら動かすと言っている。
新潟の柏崎刈羽原発も動かすと言ってきたらどうしますか?と知事に聞いている。

玉川: 仮に規制委員会が、審査に適合しましたよと、新潟の原発は規制をクリアしたので、政府が動かしましょうとなった時にどうするんだと。


規制基準が世界最高でない理由

泉田: 意味がないのだ。 そもそもこの規制基準というのが、世界最高基準になっていない。 世界最新の原発は、メルトダウンするという前提で、メルトダウンした後、放射性物質を出さないようにコアキャッチャーが付いている。 日本はそれが付いていない。
P1040409-s.jpg


(説明)
コアキャッチャーとは、原発がメルトダウンした場合に備え、炉心燃料を閉じ込めて冷却し、放射性物質の拡散を抑える装置のこと。 フランスなど海外で建設中の原発には、コアキャッチャーが付いているが、日本では導入されていない。

泉田: よく私、線香花火に例えるが、線香花火で火事を起こさないためには、バケツを下に置いて、花火をする。 そうすると万が一落ちても、ジューっていって止まるじゃないか。 日本は足の上で線香花火をやっているようなもの
P1040410-s.jpg


規制委員会が法律上の責務を果たしていない

(説明)
原発の規制基準そのものが不十分だという泉田知事。
更には、規制委員会の姿勢に問題があると指摘する。

泉田: 規制委員会は、安全基準は作るが、再稼動するかどうかの判断には関与しないと言っている。 だから無責任体制になっている。 規制委員会は法律上・設計上は、各役所に勧告権を持っている。 安全を確保するためにというミッションを背負っている。 それをやっていない。
やらないで、機器の性能と断層だけ見て、適合しているかどうかを判断したいということをやるから、話がおかしくなる。

玉川: 要するに、勧告権があるのだから、法改正だってちゃんとやらなければいけないと本当は言えるんですね。

泉田: 勧告すればいいのだ。

玉川: シミュレーションだって、国でちゃんとやりなさいともしかしたら出来るかもしれない。

泉田: そういうこと。 結局、田中委員長が会ってくれない最大の原因は、答えられないからということしかないと思う。 そうでないと会わない理由がない。

玉川: 会えないんですね。

泉田: 会ったら説明出来ないからでしょう。


(説明)
規制委員会は、法律上の責務を果たしていないと主張する泉田知事。 その中には救助する側の命と安全にかかわる問題もあると言う。 一体それは・・・


原発事故中に、誰が人々を救助に行くのか、それを命令するのは誰なのかが決まっていない

泉田: 放射性物質が放出されている時に、誰が行ってくれるのか。 消防でチーム作って行くということになると、その消防で行く人はかなりヘビーな被爆をする可能性があるので、そういう調整をしなくてはいけない。 ここのところが法令は手付かずだ。

民間が行くのか、自治体の職員が行くのか、それとも国の組織にそういうレスキュー隊を作って行くのかというところを、2年以上前から議論してくれと言っているが、答えがないまま進んでいるので、これはきっちりやってほしいと思っている。

(スタジオ)
玉川: これどうですか、泉田知事の話。

松尾: 田中委員長が会ってくれないというのが、意味がわからない。

玉川: つまり、泉田知事が再三面会を求めているが、ところが会ってもらえないそうだ。

赤江: ただでさえ地震国なのに、何故コアキャッチャーを付けないのか?

玉川: コアキャッチャーを付けるためには、作り直さなければならない。 炉の下に入れるわけだから、可能かもしれないが莫大なお金がかかる。 たぶん新しく作ったほうが安いだろう。 だけど、世界はそういうふうに使うということなら、そっちの方向に動いている。

松尾: 新しく作るとなると、反対されて身動き出来とれなくなるから、あるものを動かしてしまえということなわけか。

玉川: 逆に言えば、これぐらい時間がかかると。 今日もしかすると、実質的な基準適合第一号となるかと思われている川内原発でも、30キロ圏内の人が避難するのに丸一日くらいかかるという試算が出ている。 どうするのか? 逃げられる人はいいが、病院にいる人、介護受けている人、家で一人暮らししているお年寄り。 こういう人たちは、歩いて避難は出来ないわけだから、バスなりで迎えに行かなくてはいけない。 その時に、中心部に向かって、誰が行けって、誰が命令出来るのか。 そういう法律になっていない。
誰が行くんだと。 そういうことが解決していないという状況だということ。
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高木: もし今度事故があるとすると、2回目になる。 1回目の時に、事故調査委員会が発表した時に初めて、実は全電源喪失から4時間以内にメルトスルーが起きていて、放射能が漏れていたということを聞かされたわけだ。 その記憶が残っている。 今度原発事故が起きたら、たぶん人はまた漏れているはずだという判断すると思う。 政府が漏れているとか漏れていないとか発表があろうがなかろうが、一斉に自主的にワァーと行動する心情が働くのではないかと思う。 

玉川: 当然の心理でしょう。

高木: そうすると、今の計画が、ただの計画倒れで、絵に描いた餅で、とてもコントロール出来なくなる可能性のほうが大きい気がする。

玉川: 実は、経産省に、再稼動することになるとするとここが所管になるわけだ。 それから規制委員会と、両方にどう考えているのかを聞いている。

P1040415-s.jpg


「過酷事故が起きた場合、被爆せずに避難することは出来ないというと考えられるが、それでも原発が再稼動させて問題ないと考えますか?」

経産省: 原子力規制委員会に聞いてください。
原子力規制委員会: 回答する時間が足りずお答えできません



本来は、所管する経産省が答えなければいけないところ、原子力規制委員会に丸投げしている。

今回取材して思ったが、もし事故が起こったら、誰一人として被爆をしないで逃げられる体制が絶対に必要だと思う。 ところが、被爆しないで逃げられるのかとやってみると、非常に難しい。 道路事情を考えても。 そうすると、避難出来るということを再稼動の前提に入れてしまうと、たぶん動かせる原発なくなってしまうのではないかと。

こういうことがあって、規制委員会は基準だけやっているので再稼動に関しては関係ないと、政府は再稼動するかは規制委員会の判断で決めるからと、お互いにこういうことやっている。のではないか。

本日のむすび: 十分な避難計画なしに、政府は本当に再稼動を認めるのだろうか

私は非常に疑問だ。 本当に動かすのですか?という今日のそもそも総研でした。

(以上)



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