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3/25 ニッポン・ダンディで岩上氏が台湾立法院の学生占拠の本質について語る

2014.03.26 14:32|海外の動き
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台湾の立法府を占拠している学生が、ustream ニコニコ生配信でもう7日間、中の様子の配信を続けています。 

この可視化により、権力の暴走を防ぐことは出来ると思われます。
中では、時々チェロの生演奏があったり、秩序だって占拠している様子が伺えます。 日本語での解説が時々あったり、なかなか知性が優れているなと感じ、比べて日本人はどうなっているんだ~と落胆することしきり。

今日はこの問題について。


3/25 TOKYOMX ニッポン・ダンディへのIWJ岩上安身氏の出演は、この日が最後だそうです。
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日本のメディアが伝えないのでよくわからない、台湾の立法院を学生が占拠している問題の実態や本質を簡潔に語ってくれましたので、ご紹介しておきます。(一字一句まで起こしていません)


: 中国と台湾の間で去年締結された、サービス貿易協定の撤廃を要求する台湾の学生らが、国会に相当する立法院を占拠している問題を、読売新聞が伝えています。

23日夜には、学生らが行政院にも突入。 警察に強制排除される事態にまで発展しています。 学生らが、法を犯して実力行使に訴える背景には、GDPの7割を占める台湾のサービス産業が規制緩和されることで、台湾が経済的に中国に飲み込まれるとの不安が高まったことにあると、記事は伝えています。

ちなみに台湾の学生らが、日本で国会にあたる立法院を占拠して、内閣にあたる行政院に突入したというニュースなんですね。 これは岩上さんのピックアップなんですけれども、岩上さん、これ詳細はなかなか日本では報じられていないですね。
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岩上: そうなんです。 突入とか、占拠とか、放水車で排除とか、その場面場面はセンセーショナルに報じられているが、何がどう問題なのか、彼らが何を主張しているのか肝心な内容が全然報じられていない。 IWJはこの事件が起こった直後から、台湾の協力者たちと連絡をとりながら、SNS で情報を集めて、ほとんど24時間ノンストッで記事を出している。 今記者も派遣し現地中継もしているが、説明していきたいと思います。

まず、台湾の学生らが何に反対しているのか、そもそもということだが、サービス貿易協定といいます。 

サービスというのは、金融、保険、広告、宅配、汚水処理、ホテル、レストラン・・・・とあります。 サービスといっても、例えば、クリーニングとか美容とか、イメージできるようなサービスもあるだけじゃなくて、金融や保険から入るということになると、非常に幅が広いということがよく判ると思う。 これお互い中国と台湾の間で市場を開放するというが、実際には中国側の開放は限定的なんです。 地域が限定されていたりする。 それに対して台湾側は、フルオープンしなくてはいけない。 非常に不公平、不平等だったりする。
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台湾企業の中国への事業参入が自由になるのかというと、実はいろいろな規制がかかっている。 しかし、台湾側は様々な規制を取っ払うという、これじゃ植民地じゃないかという声があるわけです。 どう考えても市場の大きさが違う。 それから資本の大きさが違う。 (何も得しないですね)いいことはないだろうということなんです。

大事なのは、学生達の主張に耳を傾けてもらいたいと。

実は日本の一部では、中国に対してあまりいい感情を持たない人達も日本には沢山いますから、台湾の人達が反中であると。 それは大変いいぞ、いいぞという風に思う人もいる。 ところが、学生たちははっきりと言っているんです。 

本当に言っている演説を我々も翻訳して出したりしているんですが、本質的には、これは反中かどうかの問題ではないと。

「協定は、中国と台湾が統一するか、独立するかという問題ではない。 そうではなくて、少数の大資本家が富を飲み込んでしまうという階級・生存問題。」 
この生存問題という言葉をただの学生が言っている。 自由化が大資本にだけ利益をもたらすことが問題だと。

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(学生だけが反対しているのか)
ちがう。 一部の学生が先鋭化しただけでなく、まず占拠した。 その後全国から無料バスで駆け付けていっている。 学生や民衆が、まわり中で大集会が開かれ続けている。(社会が支持していことですね) 
テントも出来ているし、屋台も出来ている。 (そうなんだ。 日本では学生だけが・・・みたいな)(学生の暴動みたいに書かれている)

違うんです。 例えば、台中という都市の知人に連絡したら、今からグループで行くんだと。無料バスが出ると。 ずっと追っている間中連絡をいただいて。 学生だから、休むと単位がとれなくなっちゃうんじゃないの言ったら、もし行くならば授業は出席扱いにすると。 その先生だけ物分りがいいんだねと思っていたら、なんと全国の大学の先生方、大学の教授会がバックアップすると(知識層も危機感を共有しているということなんですね)   
そうです。 それも、国がなくなってしまう。 経済植民地になってしまうということ。

それからさっきのフリップ。 大事なフリップ。 ここ
協定の本質は、WTO、FTA、TPP と同じ」と。 ここ凄く重要です。

日本では、中国に台湾が飲み込まれると。 これは非常にTPPに似ていると思うところまでは分かっている人もいるが、米国に飲み込まれる日本と、中国に飲み込まれる台湾という経済のブロック化かなのかと思ったら、そうじゃないんですね。 そうじゃなくて、これは実は将来的に同じ問題になる。 

何故か。 馬英九総統が、占拠5日目にして初めて記者会見したが、「協定の撤回はない。台湾の貿易自由化の遅れは、最も主要な競争相手である韓国を利することになる。」 韓国に負けていられない。 バスに乗り遅れるな論。 これは日本でTPPに乗り遅れるな論と同じ台詞なんです。(聞いたことあるな)

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台湾のTPPやRSEP(アールセップ)参加にも影響を及ぼす。 実は、台湾はなんとTPPに入ろうとしているんです。 つまり、中国ブロックに入って行くだけでなく、アメリカブロックであるTPPにも入り最終的には、RCEP、だいたいの方は耳慣れない言葉だと思うが、最終的にはTPPから東アジアまで包括する、東アジア地域包括経済連携という、凄く大きな、巨大な経済ブロックを作って、そこに編入してしまえということなんですね。

(それはEUみたいなものですか?)
EUよりもっとでかいし、その中において、問題は大資本だけが優遇されてしまうということなんです。
 
これを昨年6月、議会の審議を経ずに調印してしまったんです。 TPPと同じところは、内容や交渉も過程もブラックボックス。 中国語で「黒い箱」と言うんですね。 時間切れを理由に強引に打ち切って、学生達の議会乱入のきっかけになった。 (本当に似てますね、TPPに)
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TPPのことは、日本では非常に危機感が足りないんですね。 台湾の学生達はさっき見ていただいたのでわかると思うが、学生達自身がこれを発言し、我々がインタビューしても皆答えられる。 大変勉強している。 大変政治に対して理解が深い。 そして非常に危機感を持っている。

これ日本の皆さんも見習ってほしいと思います。

以上


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