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3/27そもそも総研「そもそも沖縄の普天間基地を『国外へ』というのはありえない話なんだろうか?」(2)

2014.03.28 12:36|沖縄選挙
3/27 そもそも総研たまぺディア「そもそも沖縄の普天間基地を『国外へ』というのはありえない話なんだろうか?」(2)

(スタジオ)
玉川: という話で、実はプランBの必要性を、相当多くのアメリカ議員や有力なシンクタンクの人が言い始めているという状況があり、結局動かないのは、日本側それも外務省や防衛省だと。 これどうか。

松尾: 何故辺野古でなくてはいけないと固執しているのか。

玉川: そう思いますよね。 防衛省の官僚だった元内閣官房副長官補 柳澤協二さんと猿田さんに、何故辺野古移設にこだわっているのか聞いた。

(VTR)
玉川: (沖縄の)米軍(海兵隊)と米軍基地を、例えば国外・アメリカに持っていくということに関しては、アメリカ側は柔軟に考えられる素養があるという話を聞くが、逆に日本側、防衛省それから外務省は、辺野古でなくてはダメだと主張しているという話を聞く。 実際防衛省にいて、ここのところはどうなのかということを聞きたい。

柳澤: 官僚組織というのは、なかなか一度決めて何度もアメリカに約束をしている。 それを自ら進んで変えるためには、よほどの外的な要因がなければ、自分たちの政策の失敗を認めることになるので、つまりメンツにこだわっていると言えば、そういう側面がある。
P1040465-s.jpg


(説明)
一方、アメリカ議会を長く見てきた猿田さんは、外務省や防衛省が、辺野古移設に固執するもう一つの理由をこう見ています。

猿田: 外務省や防衛省にとって、日米同盟というのは要(かなめ)中の要で、今まで日米間で合意して約束をしてきたものについて、日本の側から変えてくださいと言うと、いうようなことが自体が、日米安全保障体制というものに何か物申すということを、ある意味示すことになってしまうので、それでかなり躊躇というか、触れないというか、触りたくない、このままやるべきだという確信を持っているのではないかなと思う。
P1040466-s.jpg


(スタジオ)
玉川: これお二人、メンツの問題がひとつと、日本側からはどうも言えないというふうな今までの流れというか・・・
羽鳥: 気持ちの問題というか・・・
松尾: そうなりますよね。 だって辺野古にあったら、どれだけ得なことがあるかということは、何も見えない。
羽鳥: 具体的な数字が出てきて、比較したりしているかと思ったら、今更言えませんよという・・
高木: 普通の私達の言葉で言うと、「ビビッている」っていうことですかね。
玉川: (大うけして)それと前例踏襲主義という、官僚の世界に一般に広くあることがベースにあるのではないかと。 それでもうこれしかない、ないというふうになって・・・
羽鳥: 辺野古イコール自分たちの失敗ということになる・・・
玉川: 先輩のやったことを否定するのは、先輩を否定することになる・・・
赤江: でも、自民党の人に以前話を聞いたら、あそこに置くのは抑止力だと言っていたが。
玉川: その話、やはりくるでしょう。
本当に海兵隊というものが、アメリカ軍は、陸軍、海軍、空軍、海兵隊とある。 海兵隊というのは、着上陸作戦をするための部隊。 それの基地が今普天間にあり、それを辺野古に移そう。 海軍でも空軍でもない。 いわゆる地上部隊だ。 

その海兵隊が沖縄にいることが、本当に抑止力になるのかをプロである柳澤さんに聞いている。

(VTR)
玉川: 沖縄に米軍基地があるから、対中国ということでもいいが、抑止力になっている、日本のためになっている。 だから海兵隊が日本からいなくなって、アメリカ本土とかハワイに行ってしまうと、日本のためにならないということを言うが。

柳澤: アメリカの抑止力というのは一般的には当然あるし、日本に基地があるということも特に空軍とか海軍とかのプレゼンスという意味では重要な面があるが、海兵隊を今、日本周辺の争いの中で、いきなり使うというオプションはアメリカにはないだろうと。

そういう意味で、米軍のプレゼンスが抑止力になっていることを、一般論として私は認めるにしても、海兵隊が沖縄にいないと抑止力にならないということは、必ずしも正しくないだろうと。

玉川: 何故、海兵隊は抑止力にならなくて、空軍・海軍は抑止力になるのか。

柳澤: つまり空軍・海軍というのは、いつでも出てきて、いつでも引ける速さを持っていて、遠いところから攻撃する能力を持っている。 そういう意味では、空軍・海軍のプレゼンスというのは、無言の圧力になっている。 アメリカも今、中国との戦争は考えていないにしても、中国に対する抑止として考えているのは、エアシーバトルコンセプトと言われるような、遠距離からの海軍力・空軍力による攻撃能力を重視して、そこに基本的には地上戦力(海兵隊)が出てくる余地がない

P1040469-s.jpg


(説明)
エアーシーバトル構想とは、中国・北朝鮮などの弾道ミサイルの脅威に対抗するため、アメリカが検討中の軍事的戦略。
遠く離れた場所から攻撃可能な空軍と海軍が、一体となって作戦を行うことで、大きな抑止力が発揮できると言う。
この構想に、着上陸作戦を行う地上部隊の海兵隊は入っていない。

P1040472-s.jpg


玉川: 海兵隊というある種地上部隊を投入するということは、全面戦争になるということか。

柳澤: そうだ。 もう引けなくなる。

玉川: 地上部隊投入すると・・・

柳澤: そんなに簡単に出したり入れたり引いたり出来る部隊ではないから、相当な準備をして、相当な兵力を入れていく。 そうすると相手もそれに応じて相当な兵力を投入してくる。 その後、どうなるのかと。 まさか核の撃ち合いまでしないだろうと思うが、そういうことに発展する可能性があるわけだ。 

それをアメリカは本当に望んでいるのかというと、それはもう米・中お互いに望んでいないということだと思う。

(スタジオ)
玉川: つまり地上部隊の投入は、一番最後だ。 湾岸戦争でも、イラク戦争でも、最初はイージス艦とかからミサイルを撃って、相当地上部隊を叩いた後で、それから船で上陸していくというのが、今の一般的な戦い方だ。 

だから、抑止力という意味でも、地上部隊である海兵隊を投入することは、後の後になるわけだ。 そうすると近くにいる必要はないじゃないかという話になってくる。 まずは空軍力、海軍力が抑止力という意味では、沖縄にも嘉手納という空軍基地はあるが、そういうのは抑止力として効いているとはしても、海兵隊は疑問だというのが柳澤さんの考え。

高木: 沖縄でヘリが墜落して市民に被害者が出たり、米兵の犯罪を起こしている人が属しているのは海兵隊ですか。

玉川: 海兵隊が多い。 問題の普天間基地も海兵隊の基地。 辺野古に移そうとしているのも海兵隊の基地を辺野古に移そうという話。 海兵隊自体が抑止力としてあまり意味がないのなら、別に沖縄の中で移す意味がないわけだ。 グアムまで引いてもいいのではないかという話がアメリカから出てくるのもこれは自然なことだ。

今日のむすび: 激変する世界と変わらない日本 旧来の基地政策が本当にベストなのか考える時では 

辺野古の移設も、もう10年単位で前から続いている話で、それを今でも頑なに守っているという状況だが、それって今でもベストな案なのかな? もちろん日本だけでなく、アメリカにとっても。 アメリカだけでなく、日本にとっても。 そう私は思う。

羽鳥: 今日聞いてくると、「国外へ」という話はあり得るということ。

松尾
: 逆に「県外」の方が難しくて、「国外」の方のハードルが低いんじゃないかという気すらしてくる。

玉川: 沖縄の今の状況を見ると、私もそういう気がする。 アメリカ軍も、地元がそんなに反対していることを無理やりやりたいと思っていない。 それは日本に受け入れてもらって初めて在日米軍だから、受け入れられないことを無理にやるようなことを、アメリカも出来ないわけだ。

羽鳥: しかも、「国外」へというのもアメリカを説得するのでなくて、日本の考え次第だという感じだ、今日の話では。

玉川: そういう部分が非常に強そうだ。

松尾: 日本の考えは、名護市の市長は反対と唱えていて、この後、沖縄の人達がどういうふうにするか分からないけれど、県知事選がどうなるかということで、情勢はまだ流動化することはありうるのか。

玉川: そうだ。 沖縄県知事選の行方によっては、沖縄の総意として辺野古移設反対になることはあり得るので、その時にそれでも日本政府は辺野古だと言い続けるかどうかを、是非私は見ていきたいと思っている今日のそもそも総研でした。

(以上)



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